Wednesday, August 13, 2014

RD-6870(GS)の取り付けと調整

お初だったのでわりと苦労したRD-6870(GS)調整。なぜならDi2が動作しているところを見たこともなければ、GSみたいなワイドレンジなデバイスの情報もぜんぜん見当たらないから。普通はSSを選ぶらしい。

でもシマノ製品の良いところはディーラーズマニュアルが公開されているところと、サポートセンターがあり普通の人でも質問できるところ。この2つがあれば素人でもお初でもなんとかなる。

使用したマニュアルは主に以下の2つ
- ディーラーズマニュアル基本作業書(DM-GN0001-07-JPN)
- ディーラーズマニュアルULTEGRA 6870シリーズ(DM-UL0001-00-JPN)

GSだからといってSSと特別なにか違いはなかった。もともと105の11-27Tぐらいがついていたリアディレイラーからの交換だが、ディレイラーハンガーもそのままでOK。

苦労したのはチェーンの長さ調整(何コマにすべきか)とBテンション調整ボルト。フロントシングルなんて想定はマニュアルに入ってないから。

チェーンの長さはこの図に従った。最大スプロケットは32Tなのだがフロントシングルなので上の図の方法で調整してみた。パッと見スプロケットの中心とプーリー2つが一直線に並ぶように見えるが、プーリー2つだけが垂直に一直線に並べばいいらしい。


Bテンション調整ボルトはただ回しているだけだと変化がわかりにくいが、クランクを回して確認すると違いがわかる。マニュアルにある通りなのだが、変化がわかりにくかったのでAとBどっちがどっちの方向かよくわからなかった。Aは離れる方向の矢印ではあるが、Aの位置はスプロケット側の線に当ててあるので近づくようにも見える。誤解ないように書くなら時計回りはプーリーが離れる方向、反時計回りがプーリーが近づく方向。


ところで、なぜBテンション調整ボルトだけプラスネジなのかな?すべてヘックスに統一してほしいところだけど。。。


とりあえず現在の調整状態。トップギア。


ローギア。


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