上野は美術館から博物館まであって、イベントに尽きない
上野公園と言えば、花見の名所として有名ですが…
その近辺に東京国立博物館、東京都美術館、東京国立博物館東洋館、国立西洋美術館、国立科学博物館と国立系の施設がいっぱいあります。
なかでも国立科学博物館は美術ではなく、サイエンスの展示をしているので好きです。
そんな今は「大哺乳類展3」を2024/3/16~6/16まで開催中です。
家族も面白いと言っていたので行ってきました。
今回のテーマは「分類学」
分類学なんて今まで全く気にしたことがなかったけれど、
「足が2本」、「羽がある」みたいな分類なのだろうと思っていました。
しかし実際にはさらに心臓や骨の形などで分類されています。
私は物理・化学選択で生物は選択しませんでした。
それには理由があって、生物学の分類は化学の分類に比べて切り口が大雑把だなと思ったからです。
化学だと、H2Oという化学式で表せば、日本のH2OもアメリカのH2Oも同じ水なのに…
生物だと、柴犬とダックスフンドみたいに同じ犬なのにいろんな種類が存在してカオスな学問になりそうだと思ったからです。
しかし実際にはかなり理論的に分類学が構築されていて…
進化分類学、分岐分類学、表形分類学、分子分類学とさまざまな分類方法があります。
これってプログラミング言語の分類に似てて、一般人からするとPythonもJavascriptも同じ?
でも実は目的に合わせてどの言語が向いていると判断がつくのと似てて
生物もどのカテゴリに属するか厳密なルールがあります。
プログラミングをしていると「ドメイン」「クラス」などの用語が出てきます
でも実はこれってラテン語の分類学にしたがっているだけで
引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%88%86%E9%A1%9E
実はコンピュータに近いです。
電話で言う、市外局番、市内局番。docomo系列、softbank系列、au系列みたいにわけてるのと同じです。
一人で勝手に生物の分類は家電量販店の売場に近いだろうと思っていました。
「sony門」「ノートパソコン綱」「windowsパソコン目」「Windows11科」「ホームエディション属」みたいなやつです。
で、人はここの分類を見て、「性能がいい」だのを話しているんだろうと。
ただ工学と生物学の分類の違いはスピードなんだろうと
コンピュータやスマホってどんどん新しい機種が出たり、新しいシリーズが出てその分類がすぐに崩壊すると思います。
例えば、昔は家電で携帯電話でN505みたいな機種があったと思いますが、今は時代遅れでその当時の携帯電話の分類なんてほぼ無意味です。
車も同じく毎年どんどんモデルチェンジして、車のエディション構成が変わってしまうことなんてよくあります。
でも生物の進化は何百年、何千年をかけて行われるので分類学が成立しています。
「哺乳類」という分類が来年なくなることはないですね。
つまりは生物学の分類が何百年、何千年かけて変化しないので学問として成立しているのだと思いました。