負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

痛み止めに頼らず10年過ごした結果

2024-05-08 16:16:00 | 病気

GWが明けましたが世の中の皆さんお元気ですか。GWさん、まだやれます!やらしてください!

今日は膠原病患者さんやリウマチ患者さんのペインコントロール(痛みのコントロール)の話です。膠原病になるとまああちこち痛いですわな。痛いというと痛み止めの薬が出ますが、長期で飲むケースも少なくない。なまじロキソニンとかだと、一般的には「一時的な薬」のイメージが強いので、ご家族のほうが先に心配してしまうケースがあります。

ちなみに私が10年のうち痛み止めに頼ったのは

歯痛(2回か4回か)
熱(インフル、アデノ、コロナで3回)
膝の骨壊死の急性期(ロキソニン効かず毎食後飲んでも効かないためなれるほうが先だった)

だけです。リウマチ疑われて痛みが出始めても、継続で飲むのは避けています。(医学的に問題はないんですが、まあその、MCTD、無菌性髄膜炎のリスクがあり、アセトアミノフェンの常用があまり向かないんです)

痛み止めを飲まずに過ごせば、痛みのある生活に「なれる」ことはできます。それなりに生活も可能です。

ただね、一般人は無理なんではないでしょうか。これはあくまで手術をそれなりに繰り返した私だから取れた選択肢であって、一般人は痛みの問題からメンタルの問題に派生しそうです。というのも痛みを伴いながら日常生活を送るのは相当な疲労を伴うからです。実際、メンタルの問題を抱えた関節リウマチの患者さんが、痛みのコントロールがうまくいきだしたら気分がすぐれた、なんて話はたくさんあります。実際私自身も歯痛で飲んだアセトアミノフェンで「完全に痛みのない眠り」を体験した折には、泥のように眠りましたよ。翌朝、8年の睡眠負債を返済した私はバキバキに覚醒してました。それまでも熟睡はしていましたが、本当に「熟睡」でした。あの時は自分でも意識してなかった痛覚が取り去られて、睡眠の質が上がったんだろうと推測しましたね。

ただし、骨壊死の痛みには再三いうがただの痛み止めは効かないので、もしなって動かなきゃいけない場合は、薬のんでもあんまり意味ないぞ!無駄な悪あがきはせずおとなしくしていてくれな!(ブロック注射とかなら効き目あるかも。知らんが)大腿骨壊死を街中で起こした人が救急車で担ぎ込まれてそのまま入院した、とかいう話はネットの世界に転がってるけど、あれは本物で実際大きな関節に起こったらまず間違いなく救急車ものでしょう。嘘だとは思えません。(実際私は痛みに強すぎたためになんとか自力で歩けてしまい、症状が華々しくなかったせいか、はじめ「離断性骨関節炎」なる病名が疑われ、どうにも圧壊が止まらないのでMRIを撮ったところでやっと病名がつきました)ちなみに点滴の痛み止め「アセリオ」様は骨の痛みにも効くらしいです。入院してアセリオ様のお世話になった方がいたらお教え願いたい。

しかしね、関節の痛みといってもリウマチの痛みには痛み止めがかなり効くので、ぜひためらわず飲んで無理せず仕事などに精を出していただければと思います。ただし、あくまでも「無理せず」。痛みが取れたからって無理していると翌朝の手が終わりを迎えます。(私がリウマチ疑いになってもあんまり痛み止めに頼らない理由の一つ)

これから梅雨っぽくなってきて関節がますます怪しくなってきますが頑張って乗り越えましょう!

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