負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

エスケープその2(成功

2024-04-23 07:43:00 | 口唇口蓋裂
エスケープ計画のその後です。

紹介状(あまたの画像は撮ったがCD‐ROMなし。撮ったのは全部矯正だから仕方ない)を持って降臨しました。そのせいでパノラマを撮って来てくれと言われ、人生数えきれないほど目のパノラマを撮影。

そしてここ、初診は最初一括で診てもらえるのですが、併存症の多さにそれまでにこやかだった初診の先生の顔が引き攣りだし、「どこに送ればいいんだ……コイツ」という顔になって来ました。結局、小児歯科は年齢的にアウト、障害者歯科は基本重度の方ということで顎顔面なんとやら(補綴ベースか?)という科に送られました。

そしてそこでまたさらに問診票をたくさん書きます。すでに全体の問診となんやらかんやらでここまでで3枚くらい書いて、そのうち2枚には手術歴もバッチリ書く必要があり、五個の手術歴をもれなく記載しました。充分この歳にしては多いけど、五個でよかったよ(震え声)

さて、ここまでしてやっと歯茎の検査やらさらなる検査を付け加えました。そして、口腔内もよく見てくれます。こんなに見られるのはなかなかないな。なんか瘻孔に差し込まれたりしながらがんばります。口腔写真もバッチリ撮ります。

そして、ここで。

瘻孔が実は2つあったこと!

ないと思っていた上の親知らずがいること!(しかもバッチリ2本)

いちばんの問題は、下にいる親知らずがバキバキに成長して、しかも横向きに生えていて割と早急に抜かないと隣の歯を押していること!

がわかりました。まぁパノラマ撮ったの矯正だし、5年以上前だし。しかし馬鹿でかいな。生えて欲しい歯は生えなかったり抜けたりして、いらん歯はしっかりバキバキにいるってどういうことやねん。しっかりしてくれ。

歯科の先生は「開口障害はシェーグレンをベースにするものもあるかもしれないけど、これだけの親知らずがいるせいかもしれない」と言っていました。とりあえず下はまぁまぁの勢いで切迫してるので、「上はまぁ待てなくもないんですけど、下は膠原病のコントロールがいいうちに抜歯した方がいいです」と言われ、「この合併症で初診でいきなり抜歯依頼は詰んでる」と思いました。そして、

「詳しくは口腔外科の先生からお話ありますが、このサイズだと歯を砕いて骨を削ります。病気のこともあるので入院ですかね。1週間くらい」

と。

「1週間⁈」
「はい。1週間。ちなみに2週間目までは毎日消毒に通うことになります。抗生剤の内服も継続です。病気のある人の親知らずの抜歯はお仕事は2週間くらいおやすみしないといけないので、スケジュールは相談の上……」

細胞どうしよう実験どうしよ細胞どうしよう……(脳内)

10年間入院してこなかったのにいいいいい!しかも両側バキバキやんけ!一気抜きだろ!

まぁいいか、スケジュールはあとで考えよう、とりあえず「抜けるか」どうか。今週の膠原病外来で訊くか……。主治医、歯医者苦手そうでいつも痛そうな処置の話になると、自分が受けるわけでもないのに哀れそうになるから、可哀想だけど。気を取り直して印象を取ります。

するとここで、瘻孔にしっかりわたをつめてくれて、入り込まないようにしてくれるわけです。前歯の修復物にもわたをつけて守ってくれます。移ると文化違うのは研究も医療も同じさな。そして形成にもとりついでくれることとなり、思わず診断書問題が解決しそうです!やーよかった。来年再認定で3年に一回しか行かない形成行くの気が重くてさぁ……。もう今知ってる先生ほとんどいないし。どうせ病気パスなので必要になれば診断書もらいに行けばいいというのもあって、若干そしゃくだけ返還しようかと思ってたまであったから、ほんと助かる!あざした!

最後は口腔外科の予約をとって、おしまいでした。

というわけでエスケープは大成功でした。無事。あとは親知らずだけだ。お前なぁ……。
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