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法曹界に女性、祝賀会のスピーチセリフが聴かせる 「"法服”を彩る三紅点」381102

2024年05月13日 04時04分35秒 | 季節
 法曹界に女性、祝賀会のスピーチセリフが聴かせる  「"法服”を彩る三紅点」381102

 記者から「日本で一番優秀なご婦人方だ」「謙虚でいらっしゃる」と言われ、寅子は本音をぶちまけた。
 →240510「NHK朝のドラマ 『虎に翼―女の一念、、岩をも通す?』」。

 「昔から私は自信過剰、負けず嫌い、一言多いと言われてきましたが…」。
 「この場に私が立っているのは、私が死ぬほど努力を重ねたから。でも、高等試験に合格しただけで、自分が女性の中で一番なんて、口が裂けても言えません」。
 「志半ばで諦めた友、そもそも学ぶことができなかった、その選択肢があることすら知らなかったご婦人方がいることを、私は知っているのですから」。
 「でも今、合格してからずっとモヤモヤとしていたものの答えが分かりました」

 「私たち凄く怒っているんです」。「ですよね」。
 「法改正がなされても、結局、女は不利なまま」。「女は弁護士にはなれても、裁判官や検事にはなれない」。
 「男性と同じ試験を受けているのにですよ」。「女ってだけで、できないことばっかり」。

 「ま、そもそもがおかしいんですよ」。「元々の法律が、私たちを虐げているのですから」。
 「生い立ちや、信念や、格好で切り捨てられたりしない、男か女かでふるいにかけられない社会になることを、私は心から願います」。「いや、みんなでしませんか?」「しましょうよ」。
 「私はそんな社会で、何かの一番になりたい」。「そのために、良き弁護士になるよう、尽力します」。「困っている方を救い続けます」。「男女関係なく!」

 会場はしらける。桂場等一郎(松山ケンイチ)は笑いがこみ上げ「失敬」。穂高重親(小林薫)は「素晴らしい演説だ」と拍手。竹中次郎(高橋努)だけが寅子を記事にした。
(写真は https://president.jp/articles/-/81259?page=2 PRESDENT WOMAN 240513 03:45)
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