BLACKSCALE BASSHACK 『BSHCー76M/X+』 | 患者deニート

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世間に全く影響の無い孤独なオッサンの独り言&絵日記です・・・( ´•ω•` )

ここ数年はバスフィッシングの釣行記やリアクションバイトして購入してしまった物についての独り言が多いかと・・・( ´•ω•` )

いづれも失敗談満載です
(ノд<。)゜。

大変ご無沙汰しております。

約1年ぶりの更新でございます(笑)



何をしてたってワケでも無いのですが、しいて言うならSNSのお手軽さにどっぷり浸かっておりました。



さて今回は大変ありがたい事に昨年に引き続き

2024年NEWモデルとしてバレーヒルからブラックスケール 『バスハック』 モデルが





追加で2機種発売される事が決定しレビューやインプレと呼ばれるものがフワッと書ける程度には色々試してきましたので使ってみて自分が感じた事を正直に書き殴ってみようと思います。


既出の情報として今回はベイト1機種にスピニング1機種、主なスペックや用途として





こんな感じになっております。


だったらもう書くことなんて無いじゃないか!

って思われそうですが、少し違った視点からのアプローチというかいつも通り求められてもいない余談満載でボクなりの表現で書いてみます。



2機種同時となると読まれる方が病むレベルの長文になる可能性があるで


まずは



ベイトモデル

『BSHCー76M/X+』



最初、軽く振ってみた印象としては思ってたより張りがある。


一瞬、前モデル『73』との差を疑ったが同じ負荷を掛けると73の方が明らかに張りがあり76の方が早い段階で自然なカーブを描き始め1ランク柔らかくなっているのがハッキリと分かる。


テーパーについては前回同様のいわゆるレギュラーファーストだかエッジを使ってみえた世代の方には何となく伝わるであろう負荷に応じて自然に曲がる可変テーパーの感覚に近い。


過去に使ってきたロッドと照らし合わせるとティップ付近はMHくらいかな?

と言うのが素直な印象だ。


説明書きにあるように主に巻き物をフルキャストしましたが確かにコレに関しては73より気持ちよく飛んでいくし何より巻き感度が心地よい。


もちろんフロロ16ポンドライン使用の恩恵もあったかとは思うが


・ヘビーオンスバイブレーション

・スピナーベイト

・チャター

・クランクベイト

・ビッグミノー

・2ozクラスビッグベイト


と何を投げても明確なプルプル感が伝わってくる。


そんな中、特に気持ち良かったのは足場の高い位置からの


『ミディアム~ディープクランク』


分かりやすくいえば




イヴォーク3.0やファットペッパーのクラス。


もちろんこの上のクラスもいけない事は無いがオカッパリともなるといくら足場が高くても気持ちいいのはこのくらいまでと思われる(笑)


この辺のルアーの扱いにはおじさんちょっぴりうるさくてティップ付近の張りが強過ぎると弾くし、かといって柔らかいと引き抵抗に負けるのです。


久々に

『食った、あわせた、寄せた、抜いた』

のイメージが湧くロッドでした。



また、ウェーディングスタイルにおいては



・ヘビーオンススピナーベイト

・ドライブシャッド6inch+ウエイテッドリグ


との相性が大変良かったが、久々に極寒の2月の琵琶湖夜釣りで調子にのると僅か20cm程度の石につまずき



こーいう事になる・・・。




さて個人ブログならではの爆弾を落とすなら


『じゃあ現在使ってるロッドで似てると感じるのは?』


ってとこなんですがズバリ




この時代のモンストロ710をやや短く軽くした感じかなぁ・・・。


初期の710よりパリッとしたブランクスのモデルです。


あくまで個人的主観です(笑)



実は・・・

ボクら当初、ナマズロッドみたいなのが出来てくるような嫌な予感がしてたんです(笑)

おもっくそ胴調子のそれこそ巻きでしか使えないような(笑)



結果として良い意味で期待を裏切られ


『巻き展開を意識した琵琶湖バーサタイルロッド』


が仕上がってきました。



ただ


『百聞は一見にしかず』


という言葉が示すとおり実際に見て、曲げてもらうのが1番だと思いますので


直近では



『キープキャスト』


バレーヒルブースでの展示があります。

是非実際に手に取って曲げていただければと思います。




こっからはいつもの余談なので読まなくて大丈夫です(笑)



『7フィート6インチ』


という長さを耳にしてベテラン勢のお父さんアングラーの方はピンとくるものがあるのではないだろうか?


そう


前バス釣りブームの折、トーナメントを意識したシリーズのロッドの中に一際長いのが1機種。


いわゆる『フリッピングロッド』と称される部類のロッドです。


ボク自身も76は

・ダイワ TD

・ベルズ スペシャリスト

・がまかつ ラグゼ

・パームス エッジ

・ウエダ プロ4    ...etc


とそれはもう様々なメーカーに手を出してきた口です。


フリッピングとはほぼ無縁のオカッパリでこの76というスペックに何を期待していたかといえば琵琶湖ウェーディングスタイルを中心とした


『大遠投』


だったわけですが現在手元に残っているのはある意味記念品?的な




『ラグゼ 578』

のみだったりする。


こうなった要因は様々ありましたが大きなものとして


①バランスの悪さからくる強烈な先重り感

②思ってたほどパワーがなくバーサタイル性が薄い


といったもの。



ではまず①について


当時、あまりカタログにロッド自重を載せる文化がなく『単に重かった』と記憶されてる方も少なくは無いかと思いますが、ロッド単体としての自重は



現行の7フィート6インチのモデルと比べてもむしろ軽い部類なんです。


初期のラグゼ(テレスコ)でこの重さです(笑)



つまり強烈な先重り感がアングラーを

『76は重い』

と錯覚させバランスの悪さから長時間使用を困難にさせていたと思われます。


※ハク男ちゃん(バスハック)がバランス狂であった事で前回の73も今回の76もバランスは基本フラット


たまに

『バランサー入れて全体自重が重くなるなら無しで軽いままの方が良い』

なんて声を聞きますが


例えば



170gの太鼓のバチの黒い端を持つ

200gの太鼓のバチの白い部分を持つ


斜め上方向に持って長時間保持するならどちらが楽かって話です。



過去に某メーカーの7フィート6インチロッドにフジのバランサーを付けて使用したところラインとガイドの角度を保持しやすくなった恩恵もあり感度が上がったかのような好感触。


ところが・・・


ここでようやく理由②


バイブレーションでもスピナーベイトでも、なんだったら中通しオモリのキャロでも釣ってはみたが思ってたほどパワー?が無くまーまーギャンギャンに曲げられる(笑)


それはそれで楽しいのですがイメージしてたものとは随分違うし、とてもじゃ無いがデカいの掛けてボートデッキにポーンと引っこ抜けるような印象では無かった。


これだったら無理に76引っ張りださなくても初期型グリーンブランクスのデストロイヤー F5ー66Xの方がパワーというのかトルクというのかよく分からないが何か頼りになった(笑)


確かにルアー表記MAX1oz程度のフリッピング用だしウエッピングでは無いため、そんなものなのかもしれないが各メーカー硬さ表記はかなり強気な数字が入ってたので結構無理出来るんだと期待しちゃったんですね。


ボクだけでなく意外とこういう経験されてる方みえると思うんです💦



2024年 NEWモデル


『BSHCー76M/X+』


はそんなお父さん方の『76の呪縛』を解いてくれる1本であると強く感じました✨



最後に



今回発売の2機種


『ボクの大耳』

に挟んだ情報によりますと前回の73より生産本数はかなり少ないような噂が・・・

|・ω・`)コッショリ




もうスピニングの方は書かなくてもええんやないやろか

・・・( ´•ω•` )?



おしまい。