農業って全部一緒じゃないの??


『自然栽培』『自然農法』は

現代の農法とは考え方が異なります。


まずオーガニック、有機栽培とは?

無農薬

無化学肥料

有機肥料

による栽培ですが

JAS有機では認定された農薬は使用可能。


有機肥料は

動物の糞尿

食べ物の残物

植物の枯葉

などを活用した肥料



そしてその動物のエサ、糞が問題視されており


近年では[下水汚泥]を利用した肥料の活用が推進され

実際に使用されています。

下水汚泥を利用した堆肥の危険性は?

[下水汚泥肥料]とは文字通り

下水に溜まったヘドロを乾燥させて作った肥料です

下水汚泥には様々な重金属や薬品などが含まれ

(PFOS/PFOAも含まれます)

海外では下水汚泥肥料による田畑の汚染が起こり使用が禁止されているものなのです。

その下水汚泥が細かな研究もなく特に記載されずに

有機肥料の中に含まれている可能性があるとのこと

最近ではこれ以外にも

有機の規定がどんどん変わっていってる面も懸念されます。


自然農法、自然栽培は

余計なものはいれない農法。

農薬、肥料無し

もしくは植抅性堆肥

(草や糖など)

あるものだけで栽培出来る

持続可能な農法です。


現代の農法は

科学で窒素やリン酸などが植物の栄養になることが解明され、空気中の窒素から化学肥料をつくる方法が発明され、農薬が発明されました

そして、品種改良や合成農薬と

戦後化学的な農法が一気に世界に広がりました。

現在では遺伝子操作の技術が進み、特定の病気や農薬に強い遺伝子組み換え品種が開発され食への安全も脅かされております。


現在有機農家さんの面積割合が0.3%

自然栽培の農家さんは0.01%以下と

非常に少ない数字となっております。


今、日本は輸入なくしては

作物は作れません。


日本の食料自給率は38%?

日本の種の自給率は、10%以下

そして現代の農法である

肥料や農薬は自国にはありません。

全て輸入なので輸入なくしては生きていけません。

種も、肥料も全て輸入です。


どう思いますか?


戦前の日本は自給自足の国でした。


なぜそれができなくなったのでしょう?


農業の劇的変化と豊かな暮らしの反面

失われていくものが多い現状に

多くの方が目を向けれるようになればいいですね。