晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

三回目のゾラデックスでスタートする8月。

2014-07-29 04:06:52 | 健康
 ゾラデックス、これご存知の方は経験者或は医療関係者しかいないだろう。今増えつつあるという前立腺がんの内分泌療法で使用する注射である。結構高額な治療であるが、切らないで直すならこれしかないようだ。

 月一回の注射だが、これをだいたい一年間続けなければならない。その後放射線による完治的処置がなされる予定である。ばっさり切って短期間の治療を選択するか、悩むところであるが私は手術を避けた。なぜかといえば、麻酔が怖い、手術も怖い、その後の生活品質(QOL)の問題たとえば尿漏れの問題がある。また手術しても再発防止のために内分泌療法が使用されることもあるようだ。ならば最初から内分泌療法を受けたほうがいいと判断した。

 放射線治療にしても日進月歩、今ではMRIで患部を見ながら照射するトモセラピーを設置している病院が増えてきたようだ。それでも全国的にはまだ38病院程度と聞く。

 内分泌療法の先生は、数年は経過観察してくれるという。方や放射線治療の先生は10年くらい追いかけてくれるという。現在76歳プラス10年は結構長く感じられる。これからずっとがんとのお付き合いが続くことになる。

 現在、治療に入って三ヶ月目になるが、生活はまるで従来どおりである。変わったところでは、晩酌を止めていること、朝立ちがなくなったことくらいでやはり男、きれいな女性を見ればきれいだと感じる。生活レベルは快適そのもの、勿論頻尿はあるが、これも前立腺肥大症の治療も継続しているから悪化はしないだろう。

 これまで友人、仲間の中で前立腺がんの手術をしたした人、放射線治療をした人が何人かいるが、誰も本質的なことは言わないようだ。なぜがんが見つかったのか?なぜその治療を選んだのか?その後の生活レベルは?等々あまり語りたがらない。ということは何か不都合が起きているような気がしていた。

 私の場合、十数年前からPSA値が基準値を超えていた。かかっていた某大学病院では生検検査を進められたが、麻酔が怖いという一点で通院を止めてしまった。以後内科医で三ヶ月ごとにPSAを見てもらっていた。これが下がることはなく徐々に上昇12~3までになっていた。

 インターネットはありがたいもの、最悪生検を覚悟して頻尿の治療に入ったのが昨年の11月。この病院ではMRI装置を使った生検で痛み、苦しみは全くなかった。ただし個室入院で二泊三日お金はかかったが、ホテル同様快適だった。従来型の針生検は避けたほうがいい。結果に大差はないのだから。


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