O村ライターのたわごと

マニアというには半端な。陸上ライター歴20年の細道。
しかしともかく陸上好きな奥村崇がいろんなお話をしていきます。

駅伝と競馬の1日 「1998・11・1」の話

2016年12月18日 | 陸上
今週は太め残り。
こんばんわ。О村ライターです。

今年は全国高校駅伝が12月25日。
クリスマス駅伝です。

わたくし、競馬も少々嗜むのですが、
競馬の祭典・有馬記念も12月25日。
年末の日曜に開催される両イベントですから、
開催日が重なることが多々あるわけです。
競馬の時間、わたくしは西京極競技場を走り回って、
がんばった高校生たちの声を拾っていますので、
有馬記念をリアルタイムで観られません。

京都からの帰り道に結果を確認して、
悲しんだり、喜んだり、悲しんだり、悲しんだり。
今年はそんなクリスマスを送ることになりそうです。

このあいだ、
中山競馬場にぶらり立ち寄ってみました。
仕事で最終レースにも間に合わず、ターフを眺めただけでしたが。
有馬記念は、いい馬場状態で行われそうです。

まあ、土、日に取材に出ることが多い、このお仕事です。
1年を通じて、競馬はあまり観られません。
わたくしの好きな、天皇賞秋なんかも、
ほとんどリアルタイムで観たことがありません。

天皇賞秋とたびたび開催日が重なるのは、全日本大学駅伝です。
伊勢からの帰り道に結果を確認して、
悲しんだり、悲しんだり、喜んだり、悲しんだり。

思い出されるのは、
1998年11月1日。
全日本大学駅伝からの帰り道、
ラジオでリプレイ実況で、天皇賞秋の模様を聴いたわたくし。
当時、スマホなど持っていません。
結果を知らずに、ラジオをつけた瞬間「スタートしました!」の実況の声がして、
そのまま聴き入りました。

ちょうど伊勢から北上して、鈴鹿のあたりを移動中。
サイレンススズカの一世一代の大逃げ、
映像なしでも、その迫力が伝わってきました。
いや、音だけだったから、余計に伝わってきたかもしれません。
そして、あの瞬間の、衝撃も。

塩原アナウンサーによる
「沈黙の日曜日ぃ~!!」の悲しみの名実況など、
テレビの映像をフルで確認できたのは、ずっと後です。

1998年11月1日の全日本大学駅伝はというと、
今や史上最多・12回優勝を誇る駒澤大学の、最初に優勝したレースです。
その優勝メンバー、
1区2位 西田 隆維
2区1位 佐藤 裕之
3区1位 大西 雄三
4区5位 揖斐 祐治
5区1位 北田 初男
6区1位 神屋 伸行
7区4位 前田 康弘
8区1位 藤田 敦史

す、すごい面々です。
後にマラソン日本記録保持者になる藤田さんは言わずもがな、
〝その後〟にすごい活躍をされる方々ばかりです。
さらには、指導者として今まさに活躍されている!

駅伝界も、競馬界も、
伝説の1日だったんだなあと、
18年前を思い出してみた話でした。



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