年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

天使は去って行ったけれど

2024年05月15日 | 宅老のグチ
行きつけの動物病院で老柴犬の死後の処置をしてもらい、9年間お世話になったお礼と雑談した。余命宣告から3か月の期間、ほぼ介護に明け暮れ今は虚脱感がある。転居した家の選択で老柴犬の健康問題で便利なところを選んだ。それが死ということで今のところの家にこだわる必要性が無くなった。丁度借家の更新期だが次の家の条件が決まらず、取り敢えずの更新という決断をした。次は高齢者への貸し渋りを予想できる家探しとなる。家族の健康歴から新規の医者探しは避けたい気持ちがある。
 東京都新島村に観光に行きたいが新聞報道で全国の介護保険料の高額地となっている。その説明を聞くと人口の割に高齢者が多く、支える人が少ないため高額となる。これではドミノ倒しの様に過疎地の高齢者は切り捨てられる気がする。地方の実家の一戸建ては賃貸需要も少なく、資産が不動産から負動産となり、越後湯沢のリゾ-トマンションの様に固定資産税は高いが、買い手不在で処分に金銭が必要となる。タレント松本明子系不動産となるのが必至と思われる。このことから最近の傾向で東京の子息が地方の義両親を東京に住まわせ、東京の介護保険を使っていく傾向が見えるという。早めの実家処分は相続を簡単にする。松本明子さんの実例で親と自分の想い出の処分は時間がかかる。一番簡単なのが転居ということと今は思う。地方の両親の安否を確認する費用が消えるし、孤独死していたら、後々親族で大問題となる。
 高齢者の認知症の発症は避けることは出来ないが、今の医学の進歩と治験で遅らすことが出来るようだ。法整備の必要も感じるが、天使の火葬を依頼していた時、自分が高齢者なので癒しを支えてくれた犬をもう飼うことは出来ない。恋とかペットのロスは次の恋とかペットを再度飼うことで癒すことが一番安易で有効であることを知っている。しかし犬といえども生きさせる費用が掛かるし、愛犬となって馴染んでしまうと、飼い主が事情(特に亡くなった時)で手放す時、と殺処分となることが考えれれる。酷いのは野山に放置することだろう。そのため、犬の火葬場で引き取り手を探している掲示があった。どこかで高齢者の最後の介助犬というシステムで介助犬の老後を確保する仕組みがないのだろうか。動物の医療保険で特約で飼い主の不慮時のサービスの特約が出来れば、高齢者の認知予防の需要があると思う。
 ペット霊堂の施設で多くの家族の癒しをしていた状況が感じて、自分のロスを抑えることが出来る。生き物を飼うことは自分の命を問うことになる。
 さらに不思議なのは一応霊堂は仏式なのだが宗教は問わないように見える。他の宗派のペットの扱いはどうなっているのだろうか。八百万の神の国では普通の宗教と見る世界が異なるように見える。
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