やって来ましたダリの故郷ことフィゲラスです。
ダリしかありません。
観光客的にはダリしかないので、フィゲラス行こうかどうしようか悩んでいたのですが、行った人皆が「行って良かった」と言うので、えいやと。
サルバドールダリが自分でデザインして自分で作ったダリ劇場美術館があります。
見るからにダリ。
ダリもピカソもミロも、私の好きなイサムノグチとほぼ同時代に活躍した芸術家。
この頃自分で自分の芸術の総決算として美術館を作るのがナウでヤングだったんですかね。
壁の黄色いドットは立体的。
ちょっと座禅を組んだ仏像っぽいと話題です。
そう言われるとふくよかでかわいい。
布袋様かな。
バス乗り場から降りてテクテクと美術館まで来ました。
ガイドさんからちゃんと集合時間に戻ってくるように釘を刺されます。
はーい。
外壁に立つ彫像の皆は、頭にフランスパンを乗せています。
楽しそう。
こちらは隣の教会。
ダリのパパがダリに洗礼を受けさせたところ。
時間があったら行ってみてね、とのこと。
美術館に入りました。
ツアーのガイドさんが一生懸命説明してくれているのですが、英語とスペイン語両方言うので結構な時間がかかります。
じりじり。
しかも今日のガイドさんはあんまり英語得意じゃなくて、何言ってんのかわからないところがちらほら。
ガイドさんから解散が出るまで、結構苦痛でした。
ダリの奥さんがモデルの彫刻がお出迎えの中庭。
下の車に乗っかり、上の船とチェーンでつながっています。
シュール。
上の船は逆さま。
高熱が出た時の悪夢かな。
石の配置も植物の生やしっぷりも、ダリが考えてます。
空間設計。
やっとガイドさんが建物に入れてくれました。
広間から沢山の作品が見れます。
こっからもガイドさんが詳しく説明してくれるので、えらいこと時間がかかります。
そんなに言わなきゃいけないことあった?
まあ一個一個の作品について語ったら一日では足りないんでしょうけど。
リンカーン大統領っぽい遠景からの、奥さんの裸体を忍ばせているダリ。
奥さんのこと大好きすぎるだろ。
ダリの絵画はいろんなところで見れるし図版にもなっているけれど、やはり立体作品は生で見るのが醍醐味でしょう。
超でかい。
超でかい絵にも奥さんの生首ぷかぷか浮いてる。
室内にある短い階段を上ると。。。
じゃーん。人の顔。
これ美術の教科書に載ってました。
二階くらいまで上がって、中庭の船を目の高さで見る事ができます。
余すことなく見まくりだ。
更にこの上の階もあり、半地下の空間もあります。
オフシーズンだけど結構な人が居て、これ夏休みとかだとゆっくり見れなくないだろうか。
どうだろう。
出口付近にはダリジュエリー展をやっている独立した建物があり、そこの展示数もかなり多いです。
フィゲラスまでバルセロナ北駅からは二時間半くらいだけど、このためだけに来ても全く文句なしです。
ちょっと時間が余ったので、外に出てドーナツを買い食いしたりしてました。
ぱらぱら雨が降りましたがすぐやみました。
日頃の行いが良いから。
まだ余裕があるので、となりの教会へ。
観光客はここまで来ないようです。
あまり大規模ではない普通の教会。
ローカルの人の絵が飾ってあって、これはこれで静かな空間が良いです。
もうダリのうるさ過ぎるの洗礼を浴びたので、ちょっと脳を休ませたい。
さ、またバスの時間に遅れたら、ガイドさんに縊り殺されるかもしれないのでちょっと早めにバス乗り場へ。
とことこ。
ちょっと登ったところにあるバス乗り場。
民家の庭がのぞけるのでじろじろ覗いています。
良い天気になった。
工事しているところ。
じろじろ。
バス来ないなー。。。
人んちの壁の上に黒猫がいるのを発見したりしてます。
アーモンドの花が美しい。
この後バスに乗って北駅に戻りましたが、ついでにバルセロナ市内をちょっとガイドさんが案内してくれました。
オリンピック港の方を回ったのですが、「ここら辺は土地が高い」とか「ここからサグラダファミリアが見えるから写真を撮れ」とか。
さすがに一日歩き回って疲れました。
しかしこの次の日は帰るだけなので頑張ります。
ホテルに帰る前にスーパーで買ったりんごをモリモリ。
夕飯はもう無理でした。
胃が死にました。
あとアーモンドミルクも買ったのですが、不味すぎて飲めませんでした。
びっくりした。
ダリ美術館で買った靴下。
子供用だけど私足が21センチしかないのでぴったり。
ジローナの大聖堂の売店で買った天地創造タペストリー柄のスカーフ。
あらお土産にいいわねーと買ったものの、首に巻いてみると神に作られたばかりのアダムのチン〇が出てしまって、ちょっとダメな感じに。
じゃあ巻く位置を変えようとぐるぐるしたら、今度は楽園を追放されるアダムのチン〇が出てしまってダメでした。
頻出全裸アダム。
首には巻けないという事か。