チャムとウイジとナナとモモ

アメリカ生まれのチャムとウイジの近況を、
日本のおじいちゃんに報告してます。
通りすがりの方も、どうぞごゆっくり~。

バルセロナ10蚤の市

2024-05-04 | 育児

おはようございます。

この日は全員バラバラの出発となりました。

私は永遠におなかを壊しており、夜中も頻繁に起きてはトイレにこもっている状態なので、もう今日は休んでいようかな、ふ…と半ぐれになっていましたが、10時ごろまで宿でゴロゴロしていたらおなかの中も空っぽになったので、うーんじゃあ漏らすものもないしエンカンツ蚤の市に行くか。。。と重い腰を上げたのでした。

私以外のメンツは骨董とかアンティークに全然興味がないそうなので、行くなら一人の時がいいかな、というわけで。

 

もしかしたら現金しか使えないかもしれないから、サンツ駅で両替してから行くことにしました。

結論から言って、サンツ駅の両替所は駅構内にあるのにとんだぼったくり両替所でした。

というか、結局レシートももらえず、私は外国人なのにパスポートの提示も求められなかったので、おそらく受付に居たお姉さんのポッポに入ったということでしょうね。

あとでGoogleのレビューを見たら、別の特徴を持つ店員から多くの旅行者が同じ目に遭ってました。

と言うことは全員がグルで常習的にポッポに入れているわけですね。

インターネット全盛のこの時代によくやるわね。

 

相場よりだいぶ少ないものの、一応現金も手に入ったし地下鉄でグロリアス駅へ。

2005年にできたトーレグロリエスタワーが駅でお出迎えです。

へんてこりんなビル。

ガイドに載っていなかったので特に寄らなかったのですが、中に展望台とエキシビションみたいなのがあるみたいですね、今調べたら。

行けばよかったかなーと一瞬思いましたが、そうでもないかな。

時間が無限にあるなら行っても良かったかも。

 

 

駅からすぐのところでやっている蚤の市ですが、この日は駅前の道をめちゃくちゃに工事していて、たどり着くのに迂回せねばならずにちょっと手間取りました。

でもGoogle先生のお力により、なんとか到着。

 

 

わー広い。

でもこれだけの店舗がありながら(二階にもびっしり)私の求めるアンティーク的な店舗は2,3あるくらいで、しかもさすがヨーロッパ人、アジアンを無視する無視する。

アメリカでこのレベルであからさまに差別したら通報されるけど、ここらではそういう法整備はないのかもしれません。

値段を聞いても答えてくれない、目を合わせてくれない、などなど何度かありました。

皆さま辛抱強いことで。

 

 

実はスペインに着いてから、このプラグの変換機に悩まされていたのですが、この日に至るまでに電気屋さんで2個くらい形の違う変換機を買ったりしてました。

蚤の市にはめちゃくちゃ売っているという知見を得ました。

ここのお店の人は迷える観光客にも親切でした。

親切な人はいる。

 

しかし全体的に不発の蚤の市でした。

やっぱりあれね。

オレンジカウンティがアンティークのメッカと言われているのには理由があるのね。

メッカを超えることはなかった。

 

 

さて、お昼に再び旅人たちは集合することになっており、地下鉄に乗ってバルセロネータ駅まで行き、一人はるちゃんに言われたレストランに向かってトコトコ歩いていきます。

Can Majo

C/ d'Emília Llorca Martín, 23, Ciutat Vella, 08003 Barcelona, Spain

私が一番最初に目的地に到着したので(というか時間ピッタリについてしまうマジメさ)、席を確保して待っておりました。

途中で本当にお前の連れは来るのか?と何度か確認されましたが、来るんじゃん?とスプライトを飲みながら待っておりますと、続々とみんな達が到着。

パエリアとか時間のかかりそうな物から頼んでいきます。

 

写真のは蟹の何か。

スペインのご飯はアメリカ飯に比べると一皿が小さいな!

わけたらほとんど一口で終わりだ!

 

 

亀の手。

かなり立派な。

見た目あれですが、貝の味わいです。

 

 

パエリアー。

ウエイターさんが混ぜて配ってくれるのですが、ぐしゃぐしゃする前に写真を撮れ!と指示されたので、撮りました。

うまうま。

 

 

他にも沢山注文して食べました。

あー体調が万全ならなあ。

つーか寄りにも寄って胃腸が悪いとか。

旅の楽しみが半減してしまうだろうが。

本当にこの旅の間中、帰国したら絶対消化器科の検診に行かなければ!と思っていたのですが、帰ってきたらスンと治ったので未だ行けずじまいです。

しかし行かなければね。

 

 

レストランの目の前はビーチ。

ここでも初老の旅人たちは「ビーチは良いか。。。」みたいなテンションでしたが、はるちゃんの子もいるし、私は絶対海は見たほうが良いと主張したので、わさわさと海に向かって歩き出しました。

 

 

ビーチだよ。

二月ですが、さすがスペイン。

そんなに寒いということもなく。

海に足を浸けている人も居たくらいです。

我々はおとなしくビーチコーミングをしたり、海でヨガをしているお姉さんを眺めたりしていました。

 

 

そして夜。

色々あってまたもばらばらとレストランに集合となりました。

地下鉄でグラシア通りの方へ出て、カサミラを眺めながらてくてく。

 

 

Cerveceria Catalana

C/ de Mallorca, 236, L'Eixample, 08008 Barcelona, Spain

にまいりました。

このお店は複数人でないと入れないとかなんとかがかんとかで色々条件があり、結構すんなり入れたのはラッキーなんじゃないかと思います。

外には結構な人が並んでおりました。

 

友達が遅れてやって来ましたが、なんと彼女の靴底がべろりんぬと剥がれてしまい、それを履いたままとりあえず宿までは帰らなければならないという事態なので、ウエイターさんにガムテープをお借りして、足をぐるぐる巻きにしたりしていました。

持ってて良かったアルコールワイプ。

靴底を持った手をふきふきするのにも必要ですね。

 

コロッケもぐもぐ。

 

 

アーティチョークがチップスみたいになって出て来たぞ。

 

 

マテ貝。

超美味しい。

 

 

私の写真の撮り方がいまいちなのであれなのですが、どのお皿も美味しかったです。

そして私はここでもスプライトを飲んでます。

くっ

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バルセロナ9ベルモット

2024-05-03 | 育児

実はレウスはベルモットの産地でございます。

ベルモットとはハーブとかで味付けしてある白ワインである、と今調べました。

今まで何も考えないで飲んでいました。

いかんいかん。

 

先ほどのカサナバスのツアーで一緒だったおばちゃんたちが入って行ったので、同じように入ってみました。

ベルモット酒場MIROです。

ウエイターさんがワンピースのゾロのTシャツを着ていました。

 

おばちゃんたちがはるちゃんに話しかけているのを私はぼんやりしていて気が付きませんでしたが、「あなたたち」を目下の人に使うVosotrosと言っていた、と後程聞いて、ああ、南米では使われない例の二人称。。。と思いました。

たぶん「君たちは」くらいの言い回しなんでしょうかね。

我々は老婦人たちに対しては明らかに年下だから。

北米に帰って、これから私がどんどん年取ったらますます聞かなくなるだろうから、ちゃんと生きた使用例として耳かっぽじって聞いておけば良かったです。

 

 

ベルモットが売りのバーなので、さすがにメニューが充実しています。

白ワインに味付けしたもの、とウィキには書いてありますが、赤もロゼもありました。

 

 

とりあえず白から。

この時も私は腹を壊し続けていますので、どうしようかなーと思ったのですがどうもこうもねえ。

二度とないかもしれない経験に健康被害を全ベットだ。

今日が世界の終わりの日だと思って生きよう。

ぐびぐび。

おかわりはロゼにしました。

 

ベルモットをベルモット「だけ」で飲むのは新鮮でした。

だいたいマティーニとかに変身して出てきますから。

悪くないです。

強いけど。

 

 

バーなのでご飯もあります。

お三時くらいのタイミングなので、がっつり食べると夕飯に支障が出るのかしら?どうなのかしら?

全力を出して良いのかわからない私。

これが年を取るということ。

 

 

こちらはちょっと缶詰から出てきたっぽいサーディン。

缶詰もまたレベルが高いので、美味しいです。

食べ終わったら、レウスの駅に向かってテクテク歩いていきます。

 

 

独特のカタカナに見えるフォントで書かれたSushi Yummy。

けっこうちょくちょくお寿司屋さんは見かけました。

気になる。

 

 

駅の近くの、おそらく銀行の建物。

何もないとか言ってましたが、普通の家もなかなかに立派な建物があります。

歴史ある街なんだなーと思いながら、てくてく。

 

 

電車に乗って帰ります。

スペインの電車はたとえ間違って乗っても指定の切符を持っていなかったら問答無用で罰金をとられます(うっかり乗り過ごしても)

車掌さんが時々切符の確認に来るので、悪いことしてなくてもちょっと緊張します。

お腹の調子が悪いので初めて列車のトイレを利用しましたが、二度と使用したくないレベルでしたね。

中国よりちょっとましくらい。

 

 

さあバルセロナに帰ってきました!

こないだミロ美術館の帰りに行こうとしていたけど満席だった

Bodega Amposta

Carrer d'Amposta, 1, Sants-Montjuïc, 08004 Barcelona, Spain

に滑り込みました。

男性陣は疲れていたので女性陣だけです。

私はベルモットで更に胃が死んだのでコーラです。

 

 

生ハム。

 

 

お魚。

辛そうな野菜は辛くないかもしれないけど、胃が恐れていたので食べませんでした。

どきどき。

 

 

アーティチョーク。

アメリカで焼いて出されるやつよりも小ぶり。

 

 

豆煮。

 

 

タコ。

タコはスペイン語でポルポ。

 

私以外の面々はワインを飲んでいましたが、したたか酔っぱらって帰りに寄った小さなスーパーで次々掃除用のバケツにけっつまづいてました。

しらふが酔っぱらいを眺めるのは楽しい。。。と普段は酔っぱらってる側なので新鮮な気持ちでした。

 

 

夜道ブーマーさん的な者にあいさつされました。

暗くて高速で尻尾を振っているからぶれてます。

君、首輪を着けてもらいなさいね。

バルセロナの人けっこう大型犬を連れてますね。

庭とかなさそうなのに。

中庭があるのかな?

あと犬の糞はちょくちょく落ちてますので気を付けましょう。

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バルセロナ8レウス

2024-04-23 | 育児

またしても電車に乗り、レウスにやって来ました。

レウスはタラゴナのちょっと内陸。

ガウディの生まれ故郷です。

実家があるところ。

駅を出たらかなり閑散としていたのですが、駅は街のはずれにあるので、ここから中心に向かって歩いていきます。

 

 

牛の看板(?)が出ている謎のお店でチーズ味のプリンを買ったのですが、これが美味しかった!

牛乳の味がする!

私のうっすらした記憶でたどれるかなと不安でしたが、グーグルマップで見ると

Lleteria Granja Armengol

Carrer Ample 39

というお店でした。

なんとかなるもんですね。

ホームページがえらいこと立派なので、もしかしたらちゃんとした会社なのかもしれません。

ジャムやチョコレートなど、いろんな商品があります。

そして支店があちこちに。

 

このスペイン旅行に向けてアプリと地域教室でスペイン語を勉強していましたが、このプリンを買う時お店の人が「ケソ」と言ったので「チーズ味か!」とわかり感動しました。

 

 

ヨーロッパに来ると楽しくなっちゃう細い路地。

南カリフォルニアにはあんま無いからね。

 

 

こちらがガウディの実家。

説明の書いてある板がある以外は特に何もないです。

普通に人が住んでいるそうなので、騒いではいけません。

 

 

街の中に点々とガウディ縁の何かしらがあって、何かしら説明されています。

 

 

コンビニみたいなお店の前に居る、子ガウディ。

ここらへんで遊んでいたかもね、みたいな説明でした。

ガウディあんまり活発な子ではなかったようで。

 

途中おそらくExaltaというチョコレート屋さんに寄っています。

おそらくというのは、何故か私全く写真を撮っていなかったので、手掛かりがありません。

でもその店でオレンジピールのチョコレートを買っており、それが美味しかったのでお土産と共に記憶にあります。

たぶんそう。。。

 

 

あまり大きな街ではないので、とことこあるいて中心の広場に到着。

この日も結構な風が吹いていましたが、外に出ている椅子がひっくり返ったりしてました。

 

こちらはおそらくお祭りで使われるであろう、キャンプファイヤーのための組まれた木材かな、と思います。

街を練り歩いた人形を最後に燃やす的な用途なのではないかと予想。

 

 

この立派で新しめの建物はガウディミュージアムです。

2月のせいなのか平日のせいなのか立地のせいなのかあまり賑わっていません。

ゆっくり見学できます。

 

 

入り口で英語の音声ガイドをもらいましたが、なんか不思議なシステムで、展示物に近づくと勝手に首に引っかけるスピーカーが起動します。

「こ、こいつ!直接脳に語り掛けてくる…!!」みたいな遊びができます。

 

ガウディの建築物の模型が充実しています。

 

 

日本語の説明もある。

 

 

例の逆さづり実験のやつ。

ここにもあります。

 

 

床に敷かれた鏡に映った方の逆さづり。

なるほど。

映像で説明するミニシアター的な物もあり、見ごたえがあります。

 

 

ミュージアムの外に出ますと、斜め向かいにCasa Navasがあります。

1900年ごろナバスさんというお金持ちが大金をかけて作ったおうち。

ヨーロッパモダニズム建築のすごいやつという触れ込みです。

これは見てみたい!

 

しかし決まった時間ごとに出発するガイドツアーに参加しなければ入場できません。

そして我々が滞在中に出るツアーは、英語ではありませんでした。

う。

ひるむ我々。

はるちゃんたちは「じゃあいっかー」みたいな雰囲気になっていましたが、私はここまで来たのでぜひ入場したい!という気持ち。

なので我を張りました。

付き合ってくれてありがとうみんな。

みんなたちー。

 

 

次のツアーまで数分時間があったので、すぐそこのカテドラルを観に行きました。

でももう開いていない。

田舎の教会すぐ閉まる。

外観だけ360度ぐるっと見て回ります。

そんなに大きいわけでもないので。

 

 

路地。

好き。

 

 

そして外履きにビニールのカバーを付けるように指示され、ついにナバスさんちに入ります。

入り口はいってすぐの玄関のモザイクの素晴らしいこと。

 

ここで我々は重大なインシデントに気が付きます。

受付のお姉さんは、我々はいずれにせよわからないであろうという見立てて、フランス語のツアーに組み込まれていたのです。

ガッデム。

私は過去色々ありフランスが好きではないです。

フランス人とも極力かかわりたくないです。

 

同じ時間に出るカタルーニャ語のツアーに入れ直してもらいました。

はるちゃんはカタルーニャ語も勉強しているし、私も若干スペイン語に近いカタルーニャ語の方がまだ何とかなるかもしれません。

そしてフランス人のジジババとツアーしたくない(真心を君に。

 

 

結論から言って、この家は本当に素晴らしかったです。

観て良かった。

もうとにかく装飾がこれでもかこれでもかと詰め込まれています。

天井まで余すことなく。

 

 

銭湯の壁画のごとし。

 

 

床のモザイク。

これがオリジナルで残っているのも素晴らしい。

 

 

天井光彩のステンドグラス。

この家に住んだら頭がおかしくなるかもしれない。

 

 

この家最後に嵌められたガラス。

ガイドさんがカタルーニャ語で説明してくれているのですが、なんとGoogle翻訳にカタルーニャ語が登録されており、携帯で音が拾えればそのまま日本語にできることが判明しました。

我々は未来に生きている。

 

しかしクリアな音声が拾えれば、なので、ガイドさんのすぐ近くに隙あらば滑り込む不審者でした。

しかもずっとしゃべっているので、どこで区切って翻訳ボタンを押すのかが結構難しかったです。

ちょいちょいわからないことありました。

 

もちろんガイドさんはスペイン語も英語もできるのですが、カタルーニャ語でお仕事中に邪魔しちゃ悪いので、質問も最低限にしておきました。

 

 

吹き抜けから下の階を。

手すりが低いので高所恐怖症の人にはちょっとくらっとするかも。

 

 

すごい家だ。

 

 

わーくらくらする高さ。

 

 

どこで写真を撮ってもぎっしりみっちり。

 

 

ぎゅううう。

 

 

そんなわけで、大満足のCasa Navasでした。

 

ガイドさんが「この頃新大陸アメリカで流行った風邪を持ち帰り…」みたいな説明をしていたのが面白かったです。

たぶんスペイン風邪のことなのですが、アメリカでは「この頃スペインで流行った風邪が持ち込まれて」と言われているので。

みんな人のせいにするね。

 

もう少しレウス続きます。

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バルセロナ7サグラダファミリア

2024-04-16 | 育児

2015年の10月ぶりのサグラダファミリアでございます。

いやー久しぶりだね。

でもいい感じに老人なので、久しぶりと言う感じがしません。

ついこないだ来たような気持ちです。

 

入場チケットは事前にネットで予約購入しますんですが、はるちゃんは今回第三国に居てうまくアクセスできず。

私がアメリカからやろうとしたら振り込みの際バンカメが「不審な送金!」と思い取引を凍結してしまい、結局日本から友達にやってもらいました。

世の中は本当に便利になっているのでしょうか。

 

 

三時の入場チケットを買っております。

入り口に並んで、セキュリティチェックを受けなければなりません。

この時友はやたらめったらお土産のチョコレートを購入しており、カバンを開けてチェックする人に「チョコレート!こっちのカバンは?更にチョコレート!」と喜ばれ(?)ました。

 

 

音声ガイドをQRコードでダウンロードできるのですが、電波が悪いのかなかなか起動できず。

まあいいか、夏に東京でサグラダファミリア展を見て予習してきたことだし、と諦めました。

 

子供に大人気の亀。

 

 

相変わらずもじゃ~としている生誕の門から入ります。

もじゃもじゃ。

 

 

ふわー。

前々回は(2003、4年?くらい?)の時は中が全くできていなかったので、2015年の時にこのステンドグラスの圧倒的な美に感動しました。

その時は朝から行ったので光源が反対側からだったのです。

今回は逆側からの光を見たかったので、午後の予約にしたのです。

やっぱりすげえ。

 

 

この辺、前回とあまり変わっていません。

ナウシカの腐海の地下という感じ。

 

中に入ったら、重たい荷物はロッカーに入れましょう。

チョコレートは重いです。

 

 

有機物のような無機物のような。

マタイ、ヨハネ、マルコ、ルカのシンボルが入った楕円形の照明は、たぶん今回初めて見ました。

 

 

赤のステンドグラスからの光が壁に反射しています。

写真でもきれいですが、実際に行くと広範囲がこの色彩に染まっているので、もうなんというか信心もないのにありがたい気持ちにさせられますよ。

そして肉眼では、色がちろちろ揺れているのです。

なんまんだー。

 

 

お初にお目にかかる謎の装飾。

モザイクっぽい。

遠くて素材がよくわからないです。

 

 

青側の光は今回は日が差し込んでいないので穏やか。

 

 

赤側がガンガン攻めてきます。

観光客は多いですが、すし詰めと言うほどではないので、そこそこゆったり見れます。

二月だからだろうか。

 

 

赤ー。

 

 

ぐるぐる螺旋階段。

今回は塔には登りませんでした。

老化が激しいので、前回とあまり変わらないであろう苦行は避けました。

作戦「いのちをだいじに」

 

 

祭壇の方。

 

 

他の装飾の華やかさに比べると、本丸(?)のはずのキリストの磔刑がなんかちょっと。。。

安いランプシェードっぽいな。。。と思ってしまいます。

なんだろう。

このプラプラしてる電球がいけないのか、それとも食品サンプルみたいな葡萄がぶら下がってるのがいけないのか?

いや、いけないというか、いけないわけではないからこうして飾ってあるわけなので、私のような門外漢がとやかく言う筋合いはないですね。

ぷらーん。

 

あとスペイン人はとにかく文字をあちこちに書くな、と思いました。

念のため説明を直に書いておきます、という。

 

 

2010年からはローマ法王に認められて、正式に教会となっておりますので、信者の人が跪いてお祈りしていました。

やはりこの荘厳さはありがたい気持ちになるのでしょう。

あまり大騒ぎしてはいけません。

 

 

地下の礼拝堂。

観光客は入れませんでしたが、ミサとか教会のお仕事をする時はこの辺でやるのかな。

上から覗けますが、間にガラスがはってあります。

 

 

受難のファサード側に出ます。

床にまでなんか書いてあります。

隙間と余白を許さない。

 

 

受難側の彫刻はジョセップ・マリア・スビラックスさんという人担当なのですが、私この人の作品がちょっと苦手です。

露悪的な感じがするんですよね。。。ちょっと怖い。

受難がテーマなので怖くて良いんでしょうけど。

カタルーニャの彫刻家なので、街のあちらこちらでも彼の作品を見かけます。

 

 

通路の天井の隙間も許さない。

なんか書いておく。

 

 

この辺は展示スペース。

福音史家の塔の先っちょの飾りのレプリカ。

 

 

こちら、マリアの塔の先のでっかい星のレプリカ。

今回はこの星の点灯を見るのが大きな目的の一つです。

コロナ禍の2021年に設置、点灯された物なので、はじめてお目にかかります。

わくわく。

 

 

ガウディの逆さづり実験の模型。

もじゃ~。

 

 

ロッカーに入れた荷物を出して、お土産屋さん(二か所にある)で色々買ったら、外に出ます。

正面の公園に行って、池に写るサグラダファミリアを眺めます。

なんせ星の点灯を観たいのでありますから、日が落ちないといけません。

ここで夕飯のをどこで食べるか?と相談しながら電話をかけてみたり、断られたりしながら時を過ごします。

我々は疲れているので足を休めていますが、はるちゃんの子は遊び盛りなので、公園の遊具で遊んでいます。

子供は旅先でも普通の遊具で遊ぶのが一番楽しいからな。

 

 

外からプラプラ眺めてます。

黄昏のサグラダファミリア。

喫茶店の外席で座って紅茶飲んだりしています。

 

 

そして点灯。

ぴかー。

 

 

これ、ロックダウン中にこんなん光らされたら泣いてしまうね。

 

 

2026年には完成予定だそうですが、きっと完成と同時にあちこちの修復工事が始まるだろうから、永遠にどっか工事中なんだろうな、などと想像しています。

 

 

そして夕飯はどこも予約できませんでしたので、デパート(エルコルテイングレス)のフードコートで食べました。

パエリア。

おなか壊しまくっているので、なんかやさしい味のもの食べたい。。。

パエリアはお粥と思え。

 

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ブーマーさん

2024-04-15 | 育児

ブーマー、4月9日に犬の天国に旅立ちました。

あと二か月で17才でした。

大型犬にしてみたら17才は人間の120歳くらいになるので、大したものです。

我が家の子になって5年。

来てすぐに余命三か月を言い渡され、その二年後にはもう明日死ぬくらいに言われたものの手術から生還し、その後はゆっくりお散歩したり鮭や鶏肉を食べながら一日中ゴロゴロしてご隠居さんとして過ごしておりました。

去年は義母の葬式で立派に喪主を務める姿が忠犬であると私の中で話題になりました。

ありがとうブーマー。

君より美しくて素晴らしい犬は居ない。

 

今まだ2月の写真を更新しているところなので、これからしばらくの間はブーマーの元気な姿をお届けすることになると思います。

毎日世話していたブーマーがいないと寂しいです。

お散歩に行く理由が無くなってしまいましたが、健康のために朝夕プラプラします。

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バルセロナ6またもネギ焼き

2024-04-05 | 育児

お昼ご飯に

MAUR

Carrer del Comte d'Urgell, 9, L'Eixample, 08011 Barcelona, Spain

に来ました。

ここではカルソッツこと、ネギの丸焼きを出してくれます。

 

電車を乗り継いで郊外まで行かなくても、バルセロナ市内でも食べれるところはあるのです。

丸焦げのネギを剥くと煤が飛んだりするので、エプロンを用意してくれています。

 

 

アーティチョーク。

滞在中何回かアーティチョーク食べましたが、アメリカの物よりも過食部が多くて柔らかい印象です。

カリフォルニアのやつは、結構育っちゃってる感じ。

 

 

パンコントマテ。

私ここで作戦を変えています。

おなか壊しすぎているので、アルコールを採らないことにしています。

代わりにスプライトを飲んで、糖分水分を補給しています。

まあどんくらいおなか壊しているかと言うと、これだけ食べまくっているのに旅の終わりに2ポンド減ったくらいです。

 

 

そんなわけでシラフでネギ丸呑みです。

前教わった食べ方と違う食べ方をウエイターさんから伝授されました。

ネギを持ち上げて、根っ子のところをぐいぐいと押して外し、外の皮をズルッと剥くんだそうですよ。

せっかく教わったのでその通り食べましたが、正直どの方法でも外の皮1枚剝ければ同じように食べられます。

おいちい。

 

そして前のお店と、少しソースの味が違います。

このソースの好みで好きなお店を決めたら良いんじゃないかな。

ネギ自体の旨味はあまり変わらない気がします。

 

 

また食べきれないほどの付け合わせ(?)が出てきました。

ネギをさんざん食べさせておいてから。

 

 

うーんおなか痛いなーと言いながら、ついつい飲んでしまうコーヒー。

 

次回。ついにサグラダファミリアに突撃!!

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バルセロナ5情熱ご飯

2024-04-02 | 育児

何があったか記憶がすでに定かではなく怪しいのですがカテドラルのあるゴシック地区に来ております。

すっかり夜なのですが、ここは観光地のど真ん中なので、それほど治安が悪いということはなさそうです。

でも変な路地には入らないようにしましょう。

とことこ。

楽しそうなお店が沢山あります。

 

 

夜のカテドラルも美しいです。

そして人が沢山います。

にぎやか。

 

 

もう絶対私はレストランの名前を憶えていられない、とわかっているので、積極的に店名をカメラに収めていますね。

Cuines de santa caterina

Frances Cambo 16 Mercat de Santa Caterina

だそうです。

ありがとう、この時の私。

 

 

コロッケを毎回頼んでいるのは、子供に食べやすいからです。

そして美味しいので。

もっと大きなコロッケを作って欲しいな、と思わなくもないアメリカン。

 

 

タコス!?お前こんな上品な姿になっちまって!

 

 

美味しかったよ。

 

 

酔いどれプラプラ、さすがにこのくらいの時間になると人が減っていますね。

 

 

立派な壁。

これカテドラルじゃないかもしれませんね。

マリア教会みたいなのもあるので。

しかし老いた酔っぱらいの記憶はあてにはなりません。

 

 

おはようございます。

お宿で、近所のパン屋から買って来たパンで朝です。

しかしですね、私なんだかとってもお腹の調子が悪く、夜通しトイレにこもったりしていて、はっきり言って絶不調です。

寝不足で頭が回っておりません。

はるちゃんは朝からSwitchでボクササイズをやっているというのに。

 

 

パンは…うーんパンはちょっと期待外れかな。。。

不味くはないのですが、大味です。

何度かパンに挑みましたが、どこも大味な感じで不発でした。

もちろんどこかに名店もあるのだろうけど。

 

この後お昼に再びネギの丸焼きを食べに行きます!

 

子供らが春休みなのでなかなかブログの時間がとれません。

そういえばチャムのインフルはタミフルがめちゃくちゃ効いて、さくっと治ってすぐに登校許可が出ました。

丈夫だな。

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バルセロナ4モンジュイックの丘

2024-03-28 | 育児

おはようございます。

旅も始まったばかりですが、夜中におなかを壊してずっと起きていました。

ついでに吐いてました。

旅行中こんなに胃腸の具合が悪かったのに、何故か帰国したとたん治ってしまい、いまだ病院に行けていません。

なぜならアメリカの病院は元気だと検査をしてくれないのです。

「すっごいお腹の調子悪かったんですよー」と言っても、「じゃあまた悪くなったら来てくださいね」みたいな感じなので。

どうしたもんかねえ。。。

 

さて、起きてから地下鉄に乗り、カタルーニャ駅へ美味しい朝食をゲットしに行きました。

レストラン情報は同行の友達にまかせてあるので、私は意見は無く憑いていくだけです。

いつもお世話になっています。

しかしここで私の意見まで入れてしまうと、しっちゃかめっちゃかになるのでは?とも思っています。

私の我を通したのは昨日のマクドナルドくらいです。

 

この通りを抜けようとしたら、市民のマラソン大会に出会ってしまい、横断するのにえらいこと時間がかかってしまいました。

とことこ。

 

メモ)マラソン大会を横切る時は、斜めに走るべし。

 

 

そんなわけで

CIUTAT COMTAL

Rambla de Catalunya, 18 08007 Barcelona Spain

に朝ごはんですが、気分としては昼ご飯も込みという気持ちでがっつり食べます。

生ハムもりもり。

 

 

はるちゃんの旦那さんが頼んだフォアグラを、容赦なく奪っていきます。

うまー。

カリフォルニアはフォアグラ禁止なので、食べたければよそで食べるしかないのです。

 

 

カマンベールチーズの揚げたやつ。

なんとショッキングなことに、上にかかっているソースが甘かったのです。

バカやろー!!甘い揚げ物などこの世にあって良い物か!?

ぷんすか。

 

 

キノコとアスパラ。

一応おなかを壊していることを気にしている風なチョイス。

おいちい。

 

 

カラマリ。

アメリカのカラマリと違って、衣がほとんどなくて良いですぞ。

 

 

パンコントマテ。

パンにトマト塗ってあるだけのシンプルなスペイン料理。

ぼーりぼーり。

 

 

食べ終わったら、本日のメインというか、攻めようと思っていたモンジュイックの丘に来ました。

入り口のマジカ噴水は水不足によりパフォーマンスを中止しています。

今年はもうやらないんですかね?

 

バスに乗ってミロ美術館へ。

地図で見ると平面ですが、丘なので高低差が結構あります。

丘内の施設間を歩いて移動するのは現実的ではないです。

がっつりハイカーやランナーの格好をしている人達は居ましたが。

 

 

入り口のかわいいミロの作品。

ピクサー味がある。

入り口のロッカーに荷物を預けて、身軽に入場しましょう。

この日はなんだったか記念日で入場料無料でした。

 

 

ミロのかわいい素描。

 

 

君は違う人が描いたやつだな?

 

この時の展示は、ミロとピカソの友情展みたいなので、二人の画家の交流を紐解きながら両方展示しているみたいな感じでした。

今回はピカソ美術館にはいかない旅程なので、ラッキーでしたね。

 

 

君はピカソ。

 

 

かなりでかいキャンパスに、線がぴーっと描いてあるミロ。

 

 

これもかなりでかいラグの作品。

もし私がパトロンで、ミロにこの大きさでなんか作ってよって言って、さっきのピーっとした線かこの手数の多いラグかどっちが良いかと言われたら、ラグの方が良いと思ってしまうよね。

そういうもんではないのかもしれませんが。

俗物なので。

 

 

パティオの作品。

この日はパティオにでれなくなってました。

遠目に気になるフォーク。

 

この後ミュージアムショップでお買い物してから、美術館前からまたバスに乗ってモンジュイック城を目指します。

 

 

丘の大砲。

なんでこんなやる気のない完成度も低い落書きを恥ずかしげもなくあちこちに残すのでしょう。

ヨーロッパ各国の許せない事の一つです。

ストップ変な落書き。

 

 

とことこ丘を登っていきます。

港が見える。

 

 

お城。

この橋の下の芝生の所は、春になったら花が咲いてきれいになるようです。

冬はただの芝です。

 

 

カリフォルニアから昔送ってこられたというようなことが書いてある像。

どうしたのカリフォルニア。

 

 

メカメカしくて良いですね、でっかい港。

 

 

お城。

この上に乗っている人達が見えるので、どっかから登れるのかな?と探したら、中に入って角っこから会談で上がることができました。

よっこらしょ。

 

 

城壁の上から。

建物は大した高さではないのですが、建物が立っている丘が高いので眺めが良いです。

 

 

こっからサグラダファミリアが見えています。

肉眼では特定できるのですが、写真で見るとどこにあるかよくわからないですね。

バルセロナは大都会だから、大きな建物だらけで。

 

こっから更にバスに乗ってスペイン広場に戻り、みんなが行きたかったレストランを目指したのですが、あいにくそこは満席で入れず。

更に私はバスでグースカ寝ていたので駅を一つ乗り過ごしてしまい、後からみんなに合流するということもありましたが、まあ携帯電話が普通に使えて大変なことにはならなかったのです。

文明の利器ですね。

携帯なかった時代のことを思い出せないけど、よく考えたらほんのちょっと前じゃん。

 

 

どこのレストランも2時頃は満員です。

仕方ないのでお宿のすぐ目の前にある軽食屋さんでちょっと食べました。

お夕飯に向けて、あまりおなか一杯にならないように心がけながら。

ガリシア料理を出すのかと思いきや、謎のアジア人がやってるっぽいなんか、、、そういうレストランでした。

 

 

コロッケとしし唐。

 

 

お宿に戻り。

友達の買ってくれたお菓子を食べたりしてました。

永遠に私と和解しないマカロン。

 

 

この缶のオリーブの漬物はとても美味しかったです。

うまうま。

 

この旅のメンツは食いしん坊ばかり。

昼不発だったので、夜ご飯に情熱は持ち越されます。

夕飯に続く。

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バルセロナ3Tarragona

2024-03-27 | 育児

というわけでおそらくバスでタラゴナに来ました。

バスの中ではすやすや寝ていたと思います。

タラゴナはこの人間タワー作るお祭りで有名なので、こうして銅像までたっています。

しかしカタルーニャ地方のあちこちで人間タワーを作っているようで、ここだけで見られるというわけではないようですね。

 

お祭りは楽しそうだけど、コロナ禍以来ますます人込みを避けるようになっているので、どうでしょうかねえ。

 

 

タラゴナの大聖堂。

スペインのどこの街にもだいたい大聖堂があります。

しかし立派な。

大聖堂の大きさで街の繁栄度がわかるという物です。

 

私はこないだパナマに行ったので、なるほど新大陸の富を巻き上げてこんなもの作りやがってという気持ちもあります。

 

 

何もない所があったらいやなの?空間恐怖症なの?というくらい装飾されています。

 

 

この天井の高さはいつも圧倒されます。

石なのがちょっと怖い。

 

 

サンタバーバラさん。

 

 

実に禍々しいカトリック教会。

なんでそんなに生々しいの。

 

 

中庭の回廊。

教会の中庭は良いものだ。

 

 

少し寒い。

 

 

中には宝物の展示もあります。

とげとげ。

 

 

そしてうろうろ歩いてローマ人が作った円形競技場を、丘の上から眺めます。

もう閉場時間過ぎちゃってるのと、上から見たほうが海もキレイで良いぞ、とのことでしたので。

 

こっからとことこ歩いてタラゴナ駅に行き、電車でバルセロナのサンツ駅に帰ってきました。

タラゴナ駅の切符売り場には自動発券機もありますが、そいつらはなにがしかの故障で発券してくれず、結局窓口で買いました。

駅は立派でしたよ。

 

 

お昼をモリモリ食べたので、夜はお宿で食べてました。

そして飲み過ぎたせいか、この後私はおなかの調子をしこたま崩します!

更に旅の終わりまで崩しっぱなしです!

 

 

 

忘れる前にどんどん旅の記録を付けていきたいのですが、なんだかそこそこ忙しく、なかなか更新できません。

今チャムがインフルBで熱を出して寝込んでいます。

熊夫さんは熱もないしインフル陰性なのに具合が悪そうです。

そしていつもなら真っ先に具合が悪くなっている私は元気です。

 

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バルセロナ2 Valls→ネギの丸焼き

2024-03-19 | 育児

そんなわけでバルスの観光センターではるちゃんが色々聞いていると、通りの方からピーヒャララと祭りばやしが聞こえてくるではありませんか。

なんじゃろ?

と外に出てみたら、でっかい人がくるくる回りながらパレードが始まりました。

スタート地点はカテドラルの広場。

それで強風の中人が集まっていたのね。

 

 

ピーヒャララピーヒャララ。

鼓笛隊みたいな人たちも一緒に練り歩いていきます。

 

 

君は・・・何?

鶏?

鳩?

 

 

丁度いい時に来たわーと観光センターに戻ったら、練り歩いていた王様とお妃様と同じコンセプトの模型が飾られていました。

色々調べてみましたが、結局ここでやっているこのお祭りについては詳しい説明は発見できなかったです。

でもスペインのパレードではこのでかい人や動物の模型を担いで練り歩くみたいのがあちこちで行われており、何かそういうのが好きらしいということはわかりました。

ねぶたみたいなもんでしょうか。

ねぶたも観たことないのですが。

 

 

さて、この小旅行の目的であるところの、カルソッツ、ネギ焼きに。

タクシーでビューっと来ました。

街から完全に外れている、なんもない所に現れるネギ焼き所です。

https://www.calganxo.com/

(要予約、シーズンは冬)

 

タクシーの運転手さんが微妙に道を間違えるアクシデントがありながら、到着。

駐車場が煙にあふれています。

 

 

なるほどこの屋外でネギを焚いているのか。

何もない所じゃないとできないくらいの煙ぶり。

 

私ははるちゃんが言い出すより前にこのネギ焼きのことを知っています。

なぜなら「ためしてがってん」のネギで免疫をあげろ!みたいな回の時に、このへんてこな村でみんながネギを食べまくっているという映像が流れたからです。

本当に村が一丸となってネギを焼いているではないか。

 

 

予約した旨を入り口で述べ、確認されたのちにレストランの屋内に案内されます。

屋内では肉を焼いています。

 

 

着席すると早速ネギが出てきます。

このレストランには他にメニューはないので、来た人は全員ネギです。

食べている姿があまりにひょうきんなので写真は載せられませんが、このネギの黒焦げの外側の皮一枚を残してずるーんと中身を引っこ抜いて、お好みでソースをつけてトロトロの中の方を上を向いて口の中にでろ~んと入れて食べます。

思ったより柔らかく、そして甘い!

 

ネギネギ言ってますが、長ネギではなくその正体は玉ねぎ。

玉ねぎの上んところを大事に一年かけて育てたという、手間も暇もかかっているネギなのです。

そのまま食べても美味しい玉ネギを、なんでそんなことしてみようと思ったのか謎ですが、確かにキッチンですくすく茎をのばす玉ねぎを見ていると、育ててみようかな、と思わなくもないですよね。

 

 

ネギを一通り食べておなか一杯くらいの時に無慈悲に出される肉。

超肉じゃん。。。

この上に乗ってる骨付きの羊肉が、脂身が控えめで身がしまってって美味しかったです。

 

 

アーティチョークと血のソーセージ。

そして白い豆。

お腹いっぱいなのに超出るじゃん。。。

 

他にメニューは無いとか言いましたが、そういえばはるちゃんの子がネギを食べれないから鶏肉を別に注文していたので、無いということはないですね。

しかしここに来る人はほぼこのネギのコースを食べるので、腹いっぱいになる覚悟をしましょう。

 

 

ちょっと健康を気にしてくれて(?)オレンジがでてきました。

 

 

デザートにクレマカタラナ。

上を焼いてあるのでクリームブリュレみたいな感じです。

かなり緩いクリーム。

 

 

アメリカ人には苦いコーヒー。

 

あと写真を撮りそこなってますがずっとテーブルにはワインの入った細く長い注ぎ口のついたガラス瓶があり、上を向いてその注ぎ口からみんなでじゃばーっとワインを飲んでいるのですが、な、なんで?

慣れない呑み方なのと、酔っぱらっているのとで、もうじゃばじゃば口から外れてこぼしています。

じゃばじゃばしているとんでもない人物(俺たち)入りの写真はありますが、載せられません。

 

ネギも上向いて食べるし、ワインも上向いて吞むし。

これはもう絶対発案者は「これやったら面白くね?」くらいの気持ちで伝統にしたでしょ。

何一つ論理的な回答は見出せません。

面白いからやった。

それだ。

 

 

かなり奥行きのある広い店内に、ぎゅうぎゅう詰めになった観光客たちが爆笑しながらネギを食べているのです。

実に野蛮。

中世か。

 

 

食べ終わったので、プラプラと外のネギ焼きを見学しています。

よく見たらネギ焼きの人紙タバコ吸ってますね。

タバコなどわからないくらいの煙。

 

 

これから焼かれるネギたち。

 

 

強火。

 

 

ネギ焼き日和ですね。

 

実はこの時相当酔っぱらっているので、実に記憶が曖昧なのですが、たぶんタクシーに乗って街に戻り、そっからバスでタラゴナに向かっています。

続く!

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