下地島に飛来したJALのボーイング777-200ERさよならチャーターフライト。
下地島には6時間ほど滞在してパイロットによるトークショーや空港内見学を実施した様です。
恐らく羽田の到着スロットの関係かと思いますが、いつも待つ側は大変ですw 朝の大一番で燃え尽きたのと撮影に適さぬ天候で下地島を一旦離れてお土産購入したり宮古島空港に行ったりして離陸の時を待ちます。
17時を過ぎた頃、クルーが乗り込みます。我々ギャラリーにも手を振って頂きました。AviationWireの記事にお顔は出ているものの、手を振り返した結果画角とピントがズレた物にしておきます。JA703J感は出しつつ結果的にプライバシー保護w
さて、ここで毎度の問題が発生する訳です。
つまり、777の見送りをどこでするか。スケジュールでは下地島空港発が18:45で、2023年5月1日の日没は19時頃。真っ暗にはなりませんが、そもそもの曇天でなかなか厳しい戦いにはなりそうです。
ターミナルからまたRWY17END(ポリティカル・コレクトネスは割愛w)へ移動するのも正直面倒・・。宮古からは基本北に向かうので他機は皆RWY35リクエストしている・・。エプロンに入ればスポットアウトは確実に押さえられる。。
そんな考えもよぎりましたが、たとえRWY35上がりになるにしても今一度下地島に来た意味を自問自答して、RWY17ENDに賭ける事にしました。
夕方になると17ENDはほとんど人もいません。皆、降りだけ撮影して帰ったんでしょうか。一応、5/1も平日ですし・・。
そうこうしている間にエアバンドでクリアランスデリバリーが始まります。
管制「コンファーム インテンション」
777「リクエスト ランウェイ・ワンセブン」
ぬおーーーーー!!!マジか!!!!またしてもこっち来るやんか!!
狂喜乱舞であります。
薄暮の中、JA703JがRWY17に向かってきます。
エンドに到着し、、、
神々しい。煌々と輝く3灯。。
RWY17にてラインナップ。
これだけの近くで777を見るのもこれが最後になるのでしょう。
下地島管制塔と。
日暮れが迫ったお陰で尾翼のロゴライトが映えています。
RWY17から上がって、ターンして北上していくJA703J。こちらはトリミングで。
管制「お疲れさまでした。いってらっしゃい。」
777「お世話になりました。行って来ます。」
なんとも温かい交信でこの歴史的な日は終わったのでした。
にしても、なぜ他機が軒並みRWY35で上がる中で、JA703JはRWY17で上がったのか。。。
下地島上空を旋回して北上する機体を見送りつつ思ったのは、もしかすると最後に島の景色を乗客に見せたかったのかな?
チャーター便と言う、さほどタイムコンシャスでないフライトが故の余裕が生み出したパイロットの心遣いだったのかななんて思ったのでした。