サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
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【2025年最新】チェンマイ空港”超”詳細ガイド 降機後の注意点から市内移動、出発時の手続きや食事まで

チェンマイ空港 空港、駅、バスターミナル
この記事は約27分で読めます。
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市内で便利この上ないチェンマイ空港だが……

チェンマイの空の玄関口、チェンマイ国際空港は街の中心部から約4km南西のドーイ(山)ステープの麓近くにある。

年間利用者数は2017年に約1,023万人と最高を記録したのち、コロナ禍の影響もあり2023年は822万人に落ち込んでいる。

中部国際空港(セントレア)の2023年のそれは約918万人なので、割と近しい規模になる。

近年急増した利用者のおそらく大半は、中国本土からの観光客だ。

本当ならそれに合わせて施設の拡張などを行わなければならないのだが、市内にありまた軍との共用であるため抜本的対策は不可能で、現有施設のちょっとした手直し(しかもすべて使用中のためできることは限られる)でお茶を濁す程度、というのが実際のところだ。

そのため、現在のチェンマイ空港は駐車場のスペース不足から始まってランドサイド(一般区域)エアサイド(制限区域)を問わずありとあらゆる場所で問題が山積しており快適に利用できる空港とは言い難い。

こうした状況を一気に打開するため、タイ国内の主要空港を運営しているAOT(エアポーツオブタイランド=タイ国営空港運営会社)は年間最大対応客数を1800万人まで引き上げる国際線新ターミナルビルの建設を2025年末に開始するほか、将来的には現在の空港から20kmほど南東のラムプーン県バーンティ郡に国際線専用の新空港を建設する計画を持っている。

第2チェンマイ空港計画 セーター首相が支持表明 | バンコク週報
セーター首相は9月17日、7年以内に第2チェンマイ空港を建設するというタイ空港社(AOT)の計画を支持する考えを明らかにした。総工費は700億バーツに上る見通し。 首相はスリヤ運輸相などとともに観光名所の多い同県を訪れた際、AOT側からこの

しかし計画通りにコトが進むと思っている人はおそらくいないだろう。

なので、当分の間(それもかなり長い年数)は今の空港の設備を改修しつつ使うことになるのだと思う。

ー***ー

現在のチェンマイ空港のターミナルビルは、北側に国内線、南側に国際線と2つに大きく分かれている。

が、実際には両ビルはくっついているので実質的にはひとつの建物になっていると言ってもいいだろう。

【参考動画】チェンマイ空港のターミナル1階 端から端まで歩いてみた

前者は、2010年に改修工事を終えたタイ様式をところどころに取り入れた趣のある建物、後者は2006年10月にオープンした近代的な外観だ。

チェンマイ空港国内線ターミナル概観
チェンマイ空港国際線ターミナル概観

どちらのターミナルも古いため決して機能的ではないが、全体的にコンパクトな造りなのでバンコクのスワンナプーム空港のように長い時間館内を歩かされたりすることがないのはいいところだ。

チェンマイ空港に着陸する飛行機は、通常南からアプローチしてくる。

【動画】雨季のチェンマイ空港着陸

飛行機の進行方向に向かって左側に座れば動画のようにドーイ(山)ステープがよく見えることだろう。

無事チェンマイに降り立ったら早く街に出たい気持ちはわかるが、この空港は降機直後にちょっとしたトラップがあるので、はやる気持ちを抑えつつ動き出そう。

【到着】通常とは違う降機直後は要注意!

チェンマイ空港に無事着陸して飛行機を降りたらどちらに進んで行けばいいかは、あなたがどのような形でチェンマイに来たかによって異なる

第三国からバンコク乗り継ぎで入国手続き済の場合

日本からチェンマイに来る方法でたぶん一番多いパターンだと思うが、通常とは異なるイレギュラーな行動をしなければならないのがこれなので特に注意しよう。

これに該当する人は、おそらく日本の空港で預け入れ荷物はチェンマイまでスルーにして日本→バンコク、バンコク→チェンマイの搭乗券2枚を受け取り(もしくは後者の搭乗券はバンコクのトランスファーカウンターで発券)、バンコクの空港に着いたら「Transfer to Chiangmai,Chiangrai,Phuket,Krabi,Samui」の案内表示に従いイミグレーションカウンターで入国手続きを済ませた後、国内線ターミナルに入ってチェンマイ行きの便に搭乗してきた、という流れだ。

その場合、バンコクの空港の入国手続き手前で「International」とか「Through Baggage」などど書かれた小さなステッカーを渡され胸に貼るよう言われているはずなので、これをなくさないように

バンコクで国内線乗り継ぎの際に胸に貼られるステッカー

チェンマイに到着して降機、ボーディングブリッジを通過して空港の建物に入ると複数の係員が立っていてステッカーの絵が描かれたボードを掲げていると思う。

ここで、胸にステッカーが貼られた乗客(国際線ターミナル利用)と普通の国内線の乗客とを振り分けているのだ。

【動画】チェンマイ空港降機直後の乗客振り分け(15~20秒あたり)

なお、この動画は振り分け後国内線ターミナルに向かっている。

もしあなたが胸にステッカーを貼っていたら、係員にしっかり見せて進むべき方向を教えてもらおう

ここで行く方向を間違えると、日本で預け入れしていた荷物が出てくるターンテーブルのある国際線ターミナルではなく国内線ターミナルに行ってしまい大変面倒なことになる。

チェンマイに降り立ってホッと一息……というところだが、ここまでは気を緩めないほうがよい。

この乗客の振り分けで行く方向さえ間違えなければ、あとは普通の空港とまったく一緒だ。

エスカレーターを降りると外国からチェンマイに直接飛んできた人たちの入国手続きをするイミグレーションカウンターが並んだ場所があるが、柵などが置かれそちらには行けないようになっていると思う。

それらを横目に見ながら通路なりに進んで行けば自然と預け入れ荷物を受け取るターンテーブルに着く。

チェンマイ空港国際線の荷物受取ベルト

預け入れ荷物をピックアップしたら、税関を通過してランドサイド(一般区域)の到着ロビーへと出る。

バンコクの空港と比べるとそのこじんまりとした規模にビックリするのではないだろうか。

チェンマイ空港国際線ターミナル到着出口
チェンマイ空港国際線ターミナル到着ロビー

ツアーなどで現地ガイドと待ち合わせしている場合、この到着ロビーに出たところに名前が書かれたボードを掲示しているスタッフが立っている。

また、ロビーには銀行(両替、ATM)やSIMカード販売、市内行きリムジン(タクシー)などのブースが並んでいる。

詳細は下記をご参照ください。

国際線の直行便でチェンマイに着いた場合

日本唯一の直行便である関空からのタイベトジェットエアで、または各地からソウル仁川経由の大韓航空で、さらには旅の途中クアラルンプールからエアアジアでといった形で第三国から直接チェンマイに到着した人は、一般的な空港とまったく変わりはない

チェンマイ空港国際線ターミナルの案内看板

飛行機を降りターミナルビルに入ると、自然と国際線ターミナルに行くよう動線が作られているのでそれにしたがってエスカレーター(階段)を降りる。

するとイミグレーションのカウンターが並んでいるので入国手続きを済ませ、さらに先に進んでいくと預け入れ荷物が出てくるターンテーブルが並んだエリアに出る。

上記同様荷物をピックアップして税関を通過すれば、ランドサイド(一般区域)の到着ロビーへと出る。

国内線の搭乗客として到着した場合

TG(タイ国際航空)やPG(バンコクエア)、FD(タイエアアジア)などのバンコクからのフライトで、上記のような国際線と国内線の乗客が混在している場合は降機後に係員が乗客を振り分けているので、間違って国際線ターミナルのほうに行かないように

たいてい、より大勢の乗客が向かう方向が国内線ターミナルだ。

ー***ー

DD(ノックエア)やVZ(タイベトジェットエア)、SL(タイライオンエア)などのキャリアで国内線の乗客のみで運行している便でチェンマイに到着した場合は、普通の空港とまったく同じ手順だ。

飛行機を降りて導線に沿って歩いて行くとエスカレーター(階段)があるので、下に降りる(上記乗客振り分け動画参照)。

すると、そこには預け入れ荷物の受け取りターンテーブルが並んでいる。

チェンマイ空港国内線の預入荷物受取エリア概観
チェンマイ空港国内線の預入荷物受取ターンテーブル

かなり狭いので到着便が重なったりすると写真のように混みあうが、ターンテーブルは4つしかないのであわてる必要はない。

ターンテーブルの向かいにはリムジン(タクシー)サービスとホテル協会のカウンターがあり、市内までの車を手配したり宿泊先を予約したりできる。

ただ、いずれもまったく同じものが外の到着ロビーにもあるので焦ることはないと思う。

荷物を受け取ったらランドサイド(一般区域)出るだけだ。

国内線の到着ロビーは国際線に比べるとずっと広い。

チェンマイ空港国内線の到着ロビー概観

ロビーに出るとすぐ目の前には柵があり、送迎のスタッフが出て来る客を待っている。

チェンマイ空港国内線の到着ロビー出口
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両替やSIMカード購入、荷物預かりなど

両替

チェンマイ空港は海外からの直行便も多数あるので、ターミナル内には銀行の両替ブースやATMがあり、仮にタイバーツをまったく持たないまま降り立っても途方に暮れるようなことはない。

なお、チェンマイ空港で両替せず市内の私設両替商(レートがよい)などを使いたいという場合はこちらの記事を参考にしてほしい。

スワンナプーム空港のように徒歩で行ける場所には私設両替商はない

両替はどこで
チェンマイ旅行で、日本円やUDドルなどの外貨をタイバーツに両替する際の方法について、メリット、デメリットを含め詳しく解説するとともに、市内の主要な私設両替所の詳細に説明。さらに、検索に便利な私設両替所の所在地マップも。

国際線ターミナル

通関を終えてランドサイド(一般区域)の到着ロビーに出ると、正面や右横に銀行の両替ブースがある。

いずれもATMを併設していおり、クレジットカードを使ったキャッシングでのタイバーツ引き出しも可能だ。

チェンマイ空港国際線到着ロビーの両替所
チェンマイ空港国際線到着ロビーの両替ブース

中国と韓国からの便が集中する夕方から夜にかけては、両替する人が行列を作っていることもある。

また、夜の遅い時間(おおむね20時以降)は閉まっていることも多い。

タイ以外の国にも行く?米ドルが必要ならこちらが超便利

 

国内線ターミナル

国内線でチェンマイに到着した人がいきなり外貨両替というケースは考えにくいが、市内に移動する交通費もないならともかく街に出て私設両替商を利用したほうがお得だ。

どうしても両替したい場合は、国内線到着ロビーには両替所がないため国際線の到着ロビーまで歩いていかなければならない。

といってもほんの1~2分だが。

とりあえずタイバーツを、という場合はランドサイド(一般区域)に出たらスターバックスを目印にほんの少し右手に進むとタイのメジャーな銀行のATMが並んでいるのでキャッシングしよう。

チェンマイ空港国内線到着ロビーのATM

SIMカードの入手

タイはGDPのおよそ20%を観光に依存する日本以上のインバウンド立国なので旅行者向けのサービスもはるかに充実しており、外国人旅行者が空港についたら両替と並んで真っ先に行うSIMカードの入手についても同様だ。

国際線ターミナル

預け入れ荷物を受け取ってランドサイド(一般区域)の到着ロビーに出たところに上記銀行の両替ブースとともに通信会社のブースも複数あり、そこで簡単にSIMカードを買うことができる。

チェンマイ空港国際線到着ロビーの通信会社のブース

どのキャリアも料金は似たり寄ったりでいくつかのプランが一覧表になった小さなボードを見せて希望を聞いて来るので、滞在期間などに合わせて選択しスマホを渡せばアクティベイトなどの作業はすべてスタッフがやってくれる。

スタッフは慣れているので言語設定が日本語のままでもたいていは問題ないが、たまに英語に切り換えるよう言われることもある。

なお、SIMカードの購入にあたってはパスポートが必要だ。

また、トップアップ(チャージ)もアプリをインストールしておけば簡単にでき、忙しくなければスタッフが方法を教えてくれる。

到着便が続いたりしてブースが混雑していたら、到着ロビーに出て左に進み国際線のチェックインカウンターが並ぶエリアを通り越したあたりにある携帯電話ショップでもSIMカードの購入が可能だ。

場所的にはちょうど国際線ターミナルと国内線ターミナルのちょうど中間あたりになる。

ここは普通の携帯ショップなので、例えばモバイルバッテリーなどのアクセサリも入手できる。

国内線ターミナル

外貨両替と同様国内線の利用者が空港でSIMカードを購入するというシチュエーションは想像しにくいが、こちらも到着ロビーを出た正面右にやはり複数の通信会社がブースを出している。

人がいないことも多いが撤去されないところを見ると一定の需要があるのだろう。

チェンマイ空港国内線到着ロビーの通信会社のブース

荷物一時預かり

国際線ターミナルと国内線ターミナルのちょうど真ん中ほどのところにある。

チェンマイ空港の荷物一時預かり所

「Delivery」と書いてあるので配達もしてくれるのだろう。

郵便局

国際線ターミナルと国内線ターミナルのちょうど真ん中ほどの上記荷物預かり所のすぐ向かいにある。

チェンマイ空港の郵便局

駐車場・駐輪場

チェンマイ国際空港には自動車の駐車場が2か所、2輪車の駐輪場が1か所ある。

大通りから空港の敷地に入りしばらく南に進む(空港内は一方通行)と右手にひとつ目の自動車の駐車場がある。

チェンマイ空港の駐車場入口

ここは昔からある屋外駐車場でターミナルビルから近いのが利点だがオープンエアのため雨が降っている時などはぬれる覚悟が必要だ。

また、駐車場内はかなり複雑な構造になっておりタイの駐車場でのローカルルールとかを知らないと止めるのが大変かも。

そういう人、あるいは数日駐車しっぱなしにするので屋根付きのほうがいい、という人はそのすぐ先左側に新しくできた立体駐車場のほうがおすすめだ。

チェンマイ空港の立体駐車場入口
チェンマイ空港の立体駐車場内部

古い駐車場よりもターミナルビルとの距離は離れているが、カートでの送迎サービスがあるので荷物が多くても問題はない。

チェンマイ空港の立体駐車場のカート

駐車料金は同一で

*8分以内……無料(屋外駐車場に入ったが空きがなく出るというようなケースを想定していると思われる)
*9分~30分……10THB
*31分~1時間30分……20THB
*1時間31分~2時間30分……30THB
*2時間31分~3時間30分……40THB
*3時間31分~6時間……100THB
*6時間1分~24時間……200THB
(以降積算。例:4日と5時間だったら900THB)

となっている。

バイクやスクーター、自転車などの駐輪場はメインの屋外駐車場の並びにある。

チェンマイ空港の2輪車駐輪場

こちらは無料だ。

1週間以上とか長期間チェンマイ空港に車を止めておくなら、マヒドン通りのエアポート交差点からピン川にかかる橋のあたりに点在するいわゆる民間駐車場を利用するとおトクだ。

チェンマイ空港周辺の民間駐車場

料金は日数によって変わるが1泊100~120THBのところが多い。

空港往復の無料送迎がついてるし駐車中の自動車には透明ビニール製のカバーをかけてくれたり有料の洗車サービスがあったりする。

利用するのであれば、事前に予約をした方がいいと思う。

空港から市内へ おすすめはリムジン(タクシー)

LCCをはじめとするチェンマイ路線便の急激な増加に伴って、近年空港から市内へのアクセス手段はかなり増えたが、大きくは以下の6つがあげられるだろう。

たまに空港からバックパックを背負って街に向かって歩いてる旅行者を見ることもあるが、ハッキリ言って相当頭が悪いと思う。

この中で一般的な旅行者が利用するのは上から3つになるのではないかと思うが、個人的な圧倒的おすすめはリムジン(タクシー)だ。

なお、ソンテウ(乗り合いピックアップトラック)やトゥクトゥクは空港内で客待ちできない規則になっている(というか車を停め置ける場所がない)ので、もし仮にロビーやターミナルの建物から外に出たところで声をかけてくるような人がいても相手にしないほうが無難。

チェンマイ空港から街へのアクセス手段は基本的にどれを選択しても料金明瞭で、バンコクのメータータクシーのようなボッタクリはない。

リムジン(タクシー)

リムジン(タクシー)は、名称としてはリムジンタクシーとメータータクシーの2種類があり一応チケット売り場も車も別々なのだが、実際はメータータクシーも行先によって値段は決まっていてカウンターでは「***バーツ」と言われる(元々メーターがついていない)のでどちらを利用しても違いはない

国際線国内線どちらでも利用のしかたは同じで、まずはカウンターで行先を言ってチケットをもらう。

チェンマイ空港のタクシーチケット

市内までの料金は場所によって異なるが、ニマーンヘミンのような近場を含め市内のたいていの場所は250~350THBと言われる。

チケットを受け取る時にドライバーと落ち合う場所(出口の番号)を言われるが、乗り場は1カ所しかなく国内線到着ロビーの1番もしくは2番出口を出たところだ。

チェンマイ空港のリムジン(タクシー)乗り場

それにしたがって屋外に出てもらったチケットをヒラヒラさせれば、ドライバーか手配の係員が声をかけて来て車まで連れて行ってくれる。

なお、料金(チケットに書かれている)は目的地に着いた後でドライバーに直接支払う

チェンマイ空港のリムジンタクシー

道路状況にもよるが、所要時間はニマーンヘミン地区まで10分、ターペー門まで15分、ナイトバザールまで20分といったところ。

夜に日本から着いた場合、道中から見える風景はすごく暗くタイの田舎に来たんだということが実感できるのではないだろうか。

また最近は旅行者の急増にリムジン(タクシー)の供給が追いついておらず、特に韓国・中国からの便がたて続けにやって来る夜には車が出払って30分待ちなどということもあるので、もしそんな状況に出くわしたらリムジン(タクシー)に固執せず乗れるものにさっさと乗ってしまったほうがいい

国際線ターミナルから利用する場合

預け入れ荷物をピックアップして、ランドサイド(一般区域)の到着ロビーに出たほぼ正面と左方向にカウンターがある。

チェンマイ空港国際線のリムジンカウンター
チェンマイ空港国際線のタクシーカウンター

なお、上記の通りリムジン(タクシー)駐車場(乗り場)は国内線ターミナルの先にあり、国際線ターミナルのカウンターでチケットを購入すると係員が呼び出しをかける形になる。

チェンマイ空港内はほぼすべての道が一方通行で国内線ターミナルから国際線ターミナル方向には車が進めないため、いったん空港外の道路まで出てからグル~ッと迂回して来るため、非常に時間がかかることがある。

そのため国際線ターミナルからリムジン(タクシー)を使って市内に向かう場合は、ランドサイド(一般区域)に出たらこのカウンターを無視してずっと左に進み国内線ターミナルの到着ロビーまで行き(カートを押しながらでも2~3分で着く)そちらのカウンターで手配したほうが時間的に早く車に乗れることが多い。

自分もチェンマイ空港からリムジン(タクシー)で自宅に戻る時は、国際線で到着してもいつも国内線ターミナルまで移動して手配している。

また、上記写真通りカウンターには誰もおらず「1番出口に行ってください」と書かれたボードが掲出されていることも多い。

その場合はイヤでも国内線ターミナルまで移動しなければならない。

国内線ターミナルから利用する場合

国内線でチェンマイ空港に到着しエスカレーターで預け入れ荷物を受け取るターンテーブルに降りて来ると、ちょうどその目線の先あたりにカウンターが並んでいる。

チェンマイ空港国内線のタクシーカウンター

たいていスタッフが大きな声で呼び込みをしている。

最初からリムジン(タクシー)を使って街に向かうことを決めているなら預け入れ荷物が出て来るのを待つ間に手配してしまってもいいが、あわてる必要はない

というのは、このカウンターは裏側にも店を開いており、それは到着ロビーに出てすぐ左側にあたるのでそこでも手配できるからだ。

チェンマイ空港国内線ロビーのタクシーカウンター

両者のカウンターが左右入れ替わって(表裏の関係)になっているのがわかるだろう。

利用のしかたは上述の通りだ。

Grab

かつては空港内に「利用は違法!」と書かれた大きな注意書きが出され、市内ではドライバーと利用客がソンテウのドライバーから襲撃される事件も頻発したGrabだが、今ではすっかり市民権を得ており旅行者だけでなく地元の人達にも利用されている。

日本ではこの手のサービスが禁止されているためまったくなじみのない人も多いが、アジア諸国を旅していてアプリもすでに使ったことがある人なら空港から市内への有力な移動手段となるだろう。

ただし料金的には決して安いわけではなく、上記リムジン(タクシー)とほとんど値段差はない

カルテルではないだろうが、競合同士で似通った料金に落ち着くのは何となく納得できる。

値段が同じなら、マッチした車が来るのを待つGrabより空車さえあればすぐに乗れるリムジン(タクシー)のほうがいいように思うのだがどうだろう。

ー***ー

チェンマイ空港の国際線ターミナル、国内線ターミナルどちらの到着ロビーにもGrabのミーティングポイントへの案内が出ている。

チェンマイ空港到着ロビーのGrabの乗り場案内

乗り場は、国内線ターミナルの1番出口を出てまっすぐ進み路線バス乗り場を通り越したところだ。

チェンマイ空港のGrabのミーティングポイント

路線バス

チェンマイ市内を走る路線バスはできてはつぶれの繰り返しでまともに機能し続けたことがないのだが、現在は「チェンマイシティバス」という名前で、かつて営業していてつぶれた会社の車両も使ってチェンマイ空港を経由する路線を運航している。

チェンマイシティバスの大型車両
チェンマイシティバスの中型車両

路線は3つあり24A、24B、24Cと名づけられている。

なぜ24なのかはわからない。

それぞれのルートとチェンマイ空港発の時刻表は次の以下の通り(路線図の出典:チェンマイシティバスのFBページ)。

チェンマイシティバスの24Aのルートマップ
チェンマイシティバスの24Bのルートマップ
チェンマイシティバスの24Cのルートマップ
チェンマイシティバスの時刻表

乗り場は国内線ターミナルの1番出口(国内線到着ロビーに出たら左手のターミナル北端)を出て正面の歩道をほんの少しだけ歩いたところになる。

料金は3路線共通で50THB、子供料金はないようだ。

おそらくこの記事で紹介している市内への移動手段としては最も安上がりだが、本数は少なく夜遅くも運航していない。

いくら安くても暑い屋外の乗り場で来るか来ないかわからない(アプリをダウンロードすれば今バスがどこを走ってるか確認することはできる)バスを待つのは割にあうものではない。

酷暑季などには熱中症の危険を伴うし、落ち着かない空港ターミナルでバスが来るのを待つのも時間と体力の無駄だろう。

また、目的地が停留所の真ん前にあるのならともかく、バスを降りてから歩行者にまったく親切にできていないチェンマイの道路(歩道)を荷物を持って歩くのも得策ではない。

値段以外の判断基準を持たない脳みそ壊れたくそダサいバックパッカーならともかく、個人的には市内に向かう手段としてはおすすめしない(ほかに節約できる/すべきところはたくさんある)。

シャトルバス

国際線ターミナルに到着後預け入れ荷物を受け取りランドサイド(一般区域)の到着ロビーに出たすぐ右正面に「Shuttle Bus ChiangMai」と書かれたカウンターがある。

チェンマイ空港国際線のシャトルバスのカウンター
チェンマイ空港の市内行きシャトルバス

2015年に運行が開始され、ワンボックスカーによる空港と市内の所定の場所とを結ぶ路線バスのような機能を果たしている。

乗り場は、現在のところ国際線到着ロビー右のグループツアー用出口(番号はない)を出たところ1カ所だけだ。

シャトルバスと言ってもカウンターにはルートの説明も料金も何も表示されておらず(以前はあった)、これだと国際線でいきなりチェンマイに着いた旅行者は不安を覚えるのではないだろうか。

よほどの好き者でなければ無視していい存在かも。

ホテルの送迎車

タイホテル協会に加盟している中級以上のホテルは、出迎えの車(ワンボックスが多いが中にはベンツのクラシックカーを使っていたりする高級ホテルもある)を国内線ターミナル北端を出たところにある駐車場に止め、宿泊客を出迎えることができる。

ホテルスタッフが到着ロビーまで来て宿泊客名が書かれた紙を貼ったボードを持っている場合もあるが、基本的には国内線ターミナルの一番北端の1番出口を出たところに制服を着た従業員がホテルの看板を持って立っているので、そこまで自力で歩いて行かなければならない。

利用するには事前予約が必要でしかも高額な料金を請求されたりする(逆に無料のこともある)ので、部屋を取る時に確認したほうが安心だ。

ホテル予約サイトであればたいてい条件などが掲載されているはずだ。

レンタカー

国内線・国際線の両到着ロビーには、何軒ものレンタカー会社のカウンターが営業している。

チェンマイ空港国際線到着ロビーのレンタカー会社
チェンマイ空港国内線到着ロビーのレンタカー会社

エイビスやハーツなどの国際的レンタカー会社もあるので、日本からあらかじめ予約をしてきていきなり自分で車を運転して空港から出ることも可能だ。

いずれにしてもチェンマイ(タイ)の道路事情や運転作法について慣れている人向けだが、公共交通機関の整備が進んでいないチェンマイではレンタカーは便利な移動手段だ。

料金も、シェアする人がいればそれほど高額にはならないだろう。

なお空港内や空港のすぐ近くにはレンタルバイク、レンタル自転車の店はない。

【出発】国際線利用の人は手順が往路と異なる場合あり!

チェンマイから出発する場合も、到着同様国際線に搭乗する人は国際線ターミナルで(ただしTG(タイ国際航空)のチェックイン手続きを除く。下記囲み参照)、国内各地に飛ぶ国内線利用者は国内線ターミナルを利用する。

チェンマイ空港は規模が小さいのでスワンナプーム空港のように行く方向が分からず途方にくれたり長距離を歩かされたりする心配はないが、車で空港に来る場合はドライバーにあらかじめどちらを利用するか伝えておいたほうが後が楽だ(慣れてる運転手は空港に着く前にどちらのターミナルに行くか聞いてくる)。

到着の時との最大の違いは、国際線ターミナルを利用するすべての乗客が出国手続きをチェンマイ空港で済ませるという点だ。

国際線

TG(タイ国際航空)は、チェンマイからバンコク乗り継ぎの国際線利用の場合でもチェックインは国際線ターミナルではなく国内線の29番窓口で行います
国際線ターミナルに行っても手続きできません(液晶画面にも29と表示されています)。

チェックイン

ドアから国際線ターミナルに入ると、チェックインカウンターがズラリと並んでいる。

チェンマイ空港国際線のチェックインカウンター

また、つい最近その向かいの道路側にも3つだけだがカウンターが増設された。

チェンマイ空港国際線の新しいチェックインカウンター

国際線のチェックインの手順は他の空港とまったく同じだが、時間帯によっては中国系旅行客が何かわめき散らしながら至るところにたむろしていたり、列に並びながらスーツケースを地面に広げて荷物の詰め替えをしていたりと「狂乱」という言葉がピッタリだと思うこともしばしばだ。

なお、荷物のラッピングが必要な人はチェックインカウンターの列に向かって右端の出国検査へと向かうエスカレーターの横でやってもらえる。

チェンマイ空港国際線のラッピングサービス

ただし、日本の空港のようにすき間なくかつ厚みが出るくらいみっちりラップを巻いてはくれないので効果のほどは定かではない。

なおラッピングサービスは国内線ターミナルにもあり、こちらが朝9時開店なのに対し向こうは7時から営業している。

朝のフライトでラッピングサービスが必要な場合は国内線ターミナルへ向かおう。

ー***ー

チェンマイ空港ではチェックインを終えた預け入れ荷物は、自分で検査場まで持って行ってリリースしなければならない

国際線ターミナルのそれは、チェックインカウンターがズラリと並んだちょうど真ん中あたりになる。

床に動線が赤や青の色付きで書かれているので、それにしたがって進めば間違いない。

チェンマイ空港国際線の預け入れ荷物検査場

【TG(タイ国際航空)の国際線でバンコク経由第三国に向かう人】

上記の通り国内線ターミナルで国内線搭乗客と一緒にチェックインを行う。

チェンマイ空港のタイ航空チェックインカウンター

手続き自体はまったく通常通りだが、国際線利用の場合カウンター「CIQ」などと書かれたステッカーを胸に貼られる。

チェンマイ空港で国際線に乗る時胸に貼るステッカー

スワンナプーム空港到着後、係員がこのステッカーを目印に国際線ターミナルに誘導してくれるので、なくしたり落としたりしないように気をつけよう。

バンコクに着いたら案内看板の「Connectiong Flights for C.I.Q.」」と書かれた方向に進む。

スワンナプーム空港国際線乗り継ぎ案内看板

ずっと進んでいくと、国際線乗り継ぎ客を案内するスタッフが立っている。

スワンナプーム空港国際線乗り継ぎ案内スタッフ

チェンマイ空港では預け入れ荷物はチェックインを終えた後に自分でセキュリティチェックまで運んでリリースしなければならない(下記国内線出発の項参照)。

またチェックインは国内線ターミナルで行うが、出国手続き~搭乗は当然国際線ターミナルになる。

付加価値税(VAT)の還付

付加価値税(VAT)の還付を受けたい人はカウンターを背にして右の国際線到着ロビーへと向かおう。

到着客がランドサイド(一般区域)のロビーに出て来る扉のすぐ脇に還付のカウンターがある。

チェンマイ空港の付加価値税還付手続きカウンター

中国人や韓国人帰国客がズラ~ッと並んでいることも珍しくないので、受けるなら時間に余裕を見ておいたほうがいい。

また、還付を受けるためには購入した商品の現物が必要になるので、預け入れの荷物に商品を入れる場合はチェックインの前に手続きすること

レストランなど

チェックインカウンターが並んでいる向かい側に数軒のレストランやカフェがある。

チェンマイ空港国際線出発ロビーのレストラン
チェンマイ空港国際線出発ロビーのカフェ

また、エスカレーターで上階に昇ったところの出国手続きのすぐ手前にもカフェが1軒あるがいつも混みあっていて落ち着かない。

チェンマイ空港国際線の出国手続き手前のカフェ

時間に余裕があるなら、国内線ターミナルに行けばマクドナルドなどのファーストフードを含め飲食店がたくさん並んでいる

2階は2階で両ターミナルは結ばれているので、もし上にいたとしても移動でわざわざ1階に降りる必要はない。

チェンマイ空港2階のターミナル間通路

TG(タイ国際航空)および提携航空会社のビジネスクラス搭乗客やマイレージ上級会員、バンコクエア搭乗客、並びに プライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】 を持っている人が使えるラウンジは搭乗ゲート近くにあるので、該当する人はさっさとエアサイド(制限区域)に移動したほうがいいだろう。

セキュリティチェック&出国、搭乗

チェックインを済ませたら、エスカレーターで2階に上がる。

チェンマイ空港国際線ターミナルのエスカレーター

すると、すぐにエアサイド(制限区域)に入るためのチェックゲートがある。

チェンマイ空港国際線ターミナルのチェックゲート

このゲートは2024年に新設されたもので、職員が脇にいて搭乗客をサポートしていることが多い。

見送り客と別れここを通過すれば、少し先に手荷物&ボディチェックがある。

チェンマイ空港国際線ターミナルのセキュリティチェック

セキュリティチェックのすぐ先にイミグレーションのカウンターがあるのでパスポートと搭乗券を提出し出国スタンプを押してもらうと出発ゲートのある待ち合いフロアに出る。

中国を中心とする国際便路線の拡充に伴って、以前はパッとしなかった待ち合いフロアの免税店も、最近は店舗が増えた。

チェンマイ空港国際線ターミナルの制限区域内のショップ
チェンマイ空港国際線ターミナルの搭乗ゲート前の免税店

それ以外にマッサージ屋や土産物店、カフェなども一通り揃っているがチェンマイ特産のお菓子などは街なかの2倍以上しているようだ。

全部をゆっくり見て回っても15分はかからないだろう程度の広さだが、ボーディングのアナウンスまでぼんやりイスに座って待つのが退屈という場合は時間がつぶれると思う。

ただ、バンコクのスワンナプーム空港とは比較にならない規模なので、乗継の時間に余裕があるのならショッピングはバンコクでしたほうが絶対にいい

国内線

チェックイン

国際線ターミナルに比べると、国内線のチェックインスペースは少し狭く感じる。

チェンマイ空港国内線のチェックインカウンター

LCCとかのチェックインはかなり並んでいることがあるので、空港には早めに来た方がいいかも。

チェンマイ空港国内線のチェックインカウンターの行列

自動チェックイン機はおそらくスペースがないのだろう、国内線ターミナルと国際線ターミナルの中間とかあまり利便性の高くない場所に多く設置されているのが残念。

チェンマイ空港国内線の自動チェックイン機

チェックインカウンターが並んでいる場所から国際線ターミナル方向には、各航空会社のチケッティングオフィスが並んでいる。

チェンマイ空港国内線の航空会社オフィス
チェンマイ空港国内線のタイ航空オフィス

荷物のラッピングが必要な人は、5番出入口の脇に店がある。

チェンマイ空港国内線の荷物ラッピング

チェンマイ空港では預け入れ荷物はチェックインを終えた後に自分でセキュリティチェックまで運んでリリースしなければならない

チェンマイ空港国内線の預け入れ荷物検査場

スタッフがボードのようなものを見せて案内はしてくれるが、チェックインカウンターに荷物を放置していかないように。

また、荷物をリリースしたらX線検査機を通過して問題なしと確認されるまでその場で待つようにスタッフから言われる

荷物を機械のベルトに乗せてもすぐに立ち去ってはいけない。

レストラン、土産物店など

国内線ターミナルの店舗バリエーションは国際線と比較にならないくらい豊富だが、店舗はまとまりなくあちらこちらにありフロアマップのようなものもないので慣れないと少し大変かも。

チェックインカウンター周りは航空会社のブースが多いため店舗は少ないが、到着ロビー方向に歩くとロイヤルプロジェクト(ドーイカム)のショップをはじめとするみやげ物店が並んでおり、その向かいには数軒の有名カフェが固まっている。

チェンマイ空港国内線のロイヤルプロジェクトショップ
チェンマイ空港国内線のみやげ物店
チェンマイ空港国内線のカフェ

カオソーイの食べ納めを!」という人は、ターミナルの到着ロビーの一番端に専門レストランがある。

チェンマイ空港国内線のカオソーイレストラン

エスカレーターを上がった2階のセキュリティチェックに向かう途中には、さらにたくさんのショップがある

飲食系ではマクドナルドやバーガーキングなどのファーストフード、軽食もとれるカフェ、タイ国際航空(TG)直営のレストランなどがある。

チェンマイ空港国内線のマクドナルド
チェンマイ空港国内線のファーストフード
チェンマイ空港国内線のタイ航空レストラン

ショップも選り取り見取りだが、チェンマイではたぶん一番有名なみやげ物店のワナサナンをはじめとする有名店も結構多いので興味のある人はのぞいてみよう。

チェンマイ空港国内線のみやげ物店街
チェンマイ空港国内線のワナサナン
チェンマイ空港国内線のチョコレート屋

セキュリティチェック~搭乗

チェックインを終え預け入れ荷物(ある人のみ)をリリースしたら、エスカレーターで2階に上がる。

チェンマイ空港国内線のエスカレーター

上がったすぐのところには6~8番ゲートからの搭乗客用のセキュリティチェックがある。

チェンマイ空港国内線のサブのセキュリティチェック

別にそのゲート専用というわけでもなく、もうひとつの大きなセキュリティチェックに向かう途中には上記のさまざまな飲食店やみやげ物店が並んでいるのでこちらは通り過ぎても一向にかまわない

このセキュリティチェックとみやげ物店や飲食店を通り過ぎると広いスペースに出る。

最近設置されたチェックゲートを搭乗券をかざして通過すると手荷物と身体検査となる。

チェンマイ空港国内線のチェックゲート
チェンマイ空港国内線のセキュリティチェック

なお、PG(バンコクエアウエイズ)の搭乗客なら誰でもできるラウンジはこのゲートに入らず前を通り越した先にある。

ー***ー

セキュリティチェックを通過してエアサイド(制限区域)に入ると目の前にゲートが並んだ待ち合いスペースになる。

TG(タイ国際航空)便の上級クラス搭乗客や プライオリティパス【楽天プレミアムカード があれば無料で作れます!】 保有者が利用することのできる「ロイヤルオーキッドラウンジ」は右に、同じくプライオリティパス保有者が利用可能な「コーラルエグゼクティブラウンジ」は左にある。

待ち合いスペースは昔の便数が少なかった時代のサイズのままなので平時でもかなり混みあっており、時間帯によっては空いているイスも見つけられずに床に座り込んでいる人もたりするくらいだ。

チェンマイ空港国内線の搭乗待ち合いエリア

飲食店もあることにはあるが、イスやテーブルがない店が多くあまり利用価値はない。

チェンマイ空港国内線の制限区域の飲食店

搭乗のアナウンスがあったらゲートの前に並ぶがそれは待ち合いの座席の間の通路で、時にはそこからはみ出して直角に曲がり飲食店前のほうにまでつながることもある。

ここまで来れば乗り遅れる心配はないし、チェンマイ発着の国内線はほとんどが小型機での運航なのであわてて列に並ぶ必要はまったくない。

自分はいつも席に座ったまま様子を眺め、並んでいる人が少なくなってから立ち上がるようにしている。

搭乗券のチェックを終えると、細い通路を通って搭乗機のゲートへと向かうことになる。

天気のよい日中であれば、ドーイ(山)ステープが旅立ちを見送ってくれるだろう。

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