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【バンコクのホテル】3駅利用可 設備は古いが元SAでコスパ抜群の中級「アットイーズサラデーン」

バンコクの中級ホテル「アットイーズサラデーン」 バンコク
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立地がよくて値段も手ごろなおすすめ中級ホテル

バンコクのシーロム通り周辺というと昔は日系企業をはじめオフィスが立ち並ぶ一方でホテルも多く、パッポンやタニヤといった歓楽街も控えるまさにタイの首都の中心という位置づけがふさわしいエリアでもあった。

が、今では都市の拡大に伴って旅行客はスクムビットやラチャダーなど広い範囲に分散しており、むしろこのエリアはその数が減って静かになった感すらある。

パッポンやタニヤも往時の面影はもはやなく、むしろ寂れてると言ったほうがいいかもしれないくらいだ。

今回紹介する「アットイーズサラデーン(At Ease Saladaeng)」はそんなシーロム通りからほど近く2路線3駅が利用可能で移動に便利、またこのエリアでは格安といってもよくコスパ抜群で、このところのバンコクプチ旅の時にはリピートして泊っているおすすめの中級ホテルだ。

3駅利用可。大通りから奥まっているので静か

「アットイーズサラデーン(At Ease Saladaeng)」は、シーロム通りとサートン通りの中ほどのところにある。

住所:5 Saladaeng Soi1,Silom,Bangrak
TEL:02-2675500
WEBSITE:https://www.stayatease.com/

最寄り駅はMRT(地下鉄)のルンピニー駅で徒歩7~8分ほど。

西のシーロム通り方向に向かえば、MRT(地下鉄)のルンピニー駅までほぼ同じ所要時間、またBTS(スカイトレイン)のサラデーン駅までも12~3分でアクセス可能だ。

日本人向けの飲食店やナイトクラブなどが軒を連ねるタニヤ通りまでは15分ほどなので、遊んだ後はホテルに徒歩で帰れる。

ルンピニー駅からホテルに向かう途中にもコンビニやカフェ、レストランなどいくつもあるが、サラデーン駅方向に歩けばそれこそ選ぶのに困ってしまうくらいのさまざまな店が立ち並んでいて、何をするにも便利なロケーションとなっている。

その分周囲はビルが多くホテルの建物は高層ではないので、客室からの展望はあまり開けない。

バンコクの中級ホテル、アットイーズサラデーン外観

窓のすぐ目の前が隣の建物、なんていうことはないが。

また、ホテルの隣は周辺のオフィスワーカー相手の屋台村になっていて朝から昼過ぎくらいまでは特ににぎわっており、ローカルな食事を楽しむのも簡単だ。

大通りには面していないので、周囲は比較的静か。

元は日本人向けSA。設備は古いが部屋はキッチン付き

ホテルの敷地に入って左手にプールを見ながら建物の中に入る。

場所柄すぐ隣にはビルが建っており、また大きさもそれほど大きくはないのでプールを楽しみたいというような旅行者には少々物足りないかも。

フロントは、ごくごく普通の造りだ。

バンコクの中級ホテル、アットイーズサラデーンのフロント

ホテルの建物は2つに分かれており、アサインされた部屋によってフロントから左右に分かれてエレベーターホールに向かうようになっている。

「アットイーズサラデーン(At Ease Saladaeng)」は元々はホテルではなくサービスアパートメント、それも日本人向けに建てられたものなのだろう、内部の看板や案内には日本語が併記されている。

バンコクの中級ホテル、アットイーズサラデーンの館内掲示

自分が泊ってる時には他の日本人を見かけたことはなく、おそらくスタッフにも日本語は通じないと思うが。

客室はスーペリア、デラックス、スイートに分けられている。

自分は予約サイトで一番安いスーペリアルームを予約していくのだが、いつもデラックスかスイートにアップグレードしてくれる。

もしかしたらスーペリアルームは部屋数自体が少ないのかもしれない。

客室も造りはホテルではなくキッチン付きのアパートメント仕様だ。

コンパクトで一人旅にもおすすめのデラックスルーム

デラックスルームは43㎡の広さがあり、ホテルの普通クラスの客室と比べるとかなり広い。

細長い造りをしていることが多く、ドアを開けて部屋に入るといきなりキッチンになっている。

それを横目に通り過ぎた先の右手にソファ、左手にベッドのスペースが広がっている。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームの客室概観

客室の中央にテレビ台がド~ンと置かれており、それでスペースを区切っているような形になっている。

テレビはベッドのほうを向いているので、ソファからは見ることができない。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのテレビ台

家具類などにこのホテルの設備の古さが表れてはいるが全体的にメンテナンスはキチンとされており、何かが壊れていたとか使えなかったとかそういうことはまだ一度もない。

ベッドは、ごく普通のものだ。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのベッド

サイドテーブルがアパートメント仕様でとても広く取られているのがよい。

ソファのスペースはL字型をしており、奥には2人用のダイニングテーブルとサイドテーブル、さらにはタオルハンガーが置かれている。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのソファ
バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのタオルハンガー

部屋には洗濯機はないが(もしかしたら館内に共有のものがあるかもしれないが未確認)、ちょっとしたものならここで干すことも可能だ。

キッチンには食器や調理器具が一通り揃っている。

IH調理器もあるので、鍋とかを使って料理を作ることも可能だ。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのキッチン
バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームの冷蔵庫
バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームの調理器具
バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームの食器

バスルームはサービスアパートメントとしては普通だが、ホテルの一般的な客室に比べるとずっと広い。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのバスルーム概観

こちらもところどころに古さは感じられるものの機器の調子が悪いということはなく、お湯も温度・量ともにまったく問題ない。

ゆっくり湯船に浸かりたい、という人は日本から入浴剤を持って来るといいと思う(タイにもあるが高い)。

アメニティは標準的なものに加えて歯ブラシセットも置かれている。

バンコクのアットイーズサラデーンのデラックスルームのアメニティ

すぐ近くにコンビニなどもあり購入するのは簡単だが、やはり置かれていると便利だ。

暮らす感覚で泊まれる1ベッドルームスイート

一方の1ベッドルームスイート、と呼ばれる部屋はその名の通りベッドルームとリビングルームが分かれており50㎡と余裕の広さだ。

部屋に入ると、デラックスルームと同じようにすぐ左手がキッチン、その奥がリビングルームになっている。

右手前がバスルーム、奥がベッドルームだ。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートルーム概観

リビングルームは、大きなソファとテーブルがメインの位置を占めている。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートルームのリビング概観

ソファは2人が楽々横座りできる大きさで、サービスアパートメント時代に置かれたものだろう。

それに比べると少しテーブルが小さめだが。

ソファ脇の窓際には、低い棚がある。

旅行だとなかなか使い道がないかもしれないが、外出の時に持って行くバッグなどを置いておくのには都合がいい。

ベッドルーム側の壁に沿って、2人用のダイニングテーブルが置かれている。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートルームのテーブル

部屋によっては外に出られるテラス風のスペースがついていることも。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートルームのテラス

イスが置いてあったりするわけでもなく宿泊客に積極的に使ってほしいという感じはまったくないが、大きな物干し台が置かれているので洗濯をした時には便利だろう。

ベッドルームは窓もない、文字通りほぼ寝るためだけにあるような部屋だ。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのベッドルーム

ベッドの足元右手の扉はバスルームへと通じている(リビングルームからも行くことができる)。

横にはドライヤーが置かれたドレッサー風のテーブル(元はライティングデスクだったのかも)が造られ、足元側はクローゼットとテレビが置かれている。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのドレッサー
バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのクローゼット

クローゼットの中にはガウンやスリッパ、傘などに加えアイロンとアイロン台、セーフティーボックスなどが用意されている。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのセーフティーボックス

部屋の入口近くにあるキッチンは、完全に独立したスペースで結構な広さがある。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのキッチン概観

電子レンジやIH調理器があり、鍋やフライパン、包丁に皿などの食器類もすべて揃っているのでホテルの隣の屋台街から料理をお持ち帰りして温めたり、皿に盛りなおしたりすればより一層おいしく食べられるだろう。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートの鍋

バスルームは陽の光が入る広々とした空間だ。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのバスルーム概観

このホテルのスイートのバスルームの一番の特徴は、バスタブの外にシャワーがついていることだ。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのシャワー

つまり、イスさえあれば日本と同じようにバスタブを出たところで髪の毛や身体を洗ったりシャワーを浴びることができるようになっているのだ。

元々が日本人向けのサービスアパートメントとして建てられたと思われるので、日本人を想定顧客としてこのような造りにしたのかもしれない。

周囲にお湯が飛び跳ねることを気にせずにバシャバシャとシャワーを使ったりできるのは実に気持ちのよいものだ。

自分が泊ったことのあるバンコクのホテルでここと同じようなバスルームになっているのは、プラカノン(スクムビット通り)のジャスミンリゾートホテルだけだ。

アメニティは一般的なものに加えて歯ブラシセットとヒゲソリが用意されている。

バンコクのアットイーズサラデーンのスイートのアメニティ

明るく広々としていて気持ちがよい朝食会場

朝食会場は2階にある「TASTE」という名のレストランになる。

内部はかなりの広さがあり、奥が全面窓になっているので明るくて非常に雰囲気がよい。

バンコクのアットイーズサラデーンの朝食会場概観

用意されている料理にこれといった特徴があるわけではないが、メインは洋食だ。

バンコクのアットイーズサラデーンの卵料理
バンコクのアットイーズサラデーンの洋食
バンコクのアットイーズサラデーンのパン

また、日替わりの熱々スープが用意されていてこれがかなりおいしかったので、ぜひトライしてみることをおすすめする。

バンコクのアットイーズサラデーンのスープ

ほかには若干の中華系炒めものとご飯があるが、意外にもお粥はない。

もしかしたら、中国系の宿泊客が多くないのだろうか。

バンコクのアットイーズサラデーンの中華料理

もちろんサラダやフルーツもある。

バンコクのアットイーズサラデーンのサラダ
バンコクのアットイーズサラデーンのフルーツ

落ち着いた雰囲気で初バンコクの人にもおすすめ

冒頭にも記したがこの「アットイーズサラデーン(At Ease Saladaeng)」の一番のアドバンテージはロケーションだ。

MRT(地下鉄)を使えば王宮やヤワラート(チャイナタウン)、ショッピングスポットが集中するスクムビット通りのアソークまではいずれも10分ほど、ウィークエンドマーケットが開催されるモーチットも少し時間はかかるが乗り換えなしでアクセス可能だ。

一方BTS(スカイトレイン)に乗れば高級ショッピングモールが多いサヤーム(サイアム)やチャオプラヤー川沿いにもあっという間に行くことができる。

わざわざ鉄道に乗らなくても、特にBTS(スカイトレイン)のサーラーデーン駅周辺には日本でもおなじみの名前とロゴの飲食店が立ち並び、安物のみやげ物を売る露店も出るなど十分楽しむことができるだろう。

タニヤ、パッポンといった歓楽街は近いが、自分が利用した時で言えば女性を連れ込むような客は見たことがなくファラン(欧米人)の家族連れも普通に宿泊しているので、例えば女性2人組とかでも安心だ。

宿泊料金も通常ならこのエリアのこのクラスのホテルとしては格安で、コストパフォーマンスは抜群だと思う。

ホテル周辺は朝夕かなり渋滞するので、それにさえ気をつければおすすめの中級ホテルだと断言できる。

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