新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

1ドル170円でも日本政府は容認か?為替介入の余力は残り1回とも アメリカのインフレ金利でさらなる円安の恐れ


先日に日本政府が5兆円規模の為替介入を行い、1ドル160円台から155円台まで急落しましたが、円安の要因となっているアメリカのインフレが収まる気配がなく、場合によっては1ドル170円程度まで容認するのではないかと言われています。

為替介入から24時間で半値まで値段が戻り、現在も1ドル157円台で推移中です。

今夜にはアメリカの金融当局が連邦公開市場委員会(FOMC)にて、政策金利の方針を発表します。
予想だと現状維持となる見通しで、この数週間に発表されたアメリカの経済統計が予想以上で、インフレの悪化が深刻化していたことから、少なくともアメリカの利下げは見送りとなる可能性が高いです。

日本時間で5月2日午前3時に金利に関する決定発表と、バランスシート圧縮プログラムのペース減速に巡る発表があり、パウエル連邦準備制度理事会議長の記者会見にも世界的な注目が集まっています。
日米の金利差が円安の原因となっているわけで、現状のままだと円安はジワジワと加速していくことになりそうです。

政府日銀の余力や為替認定国と指名されるリスクを考えると、為替介入はあと1回くらいが今年は限界だと見られ、ブルームバーグの記事には1ドル170円程度まで日本当局が容認するかもしれないと掲載されているほどです。
日本経済の状況的に金利を上げて株価暴落&景気後退をするか、円安地獄を容認するかの二択を迫られている状況だと言えます。

 

日本当局はドル170円でも容認する可能性、円安緩やかなら-ステートS
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-30/SCRFBRDWX2PS00

ドルに対する円下落のスピードが減速すれば、日本の当局は円が1ドル=170円まで下げても円安継続を容認する可能性があると、ステート・ストリートのストラテジスト、リー・フェリッジ氏が指摘した。
フェリッジ氏はインタビューで、「年内を通して非常にゆっくりとそこに到達する場合」、日本の当局はドル・円の同水準を許容する可能性があると発言。円安が一段と進むリスクがあるとし、「マクロの観点からすれば、それ以外の結論に達するのは難しい」と述べた。同氏はドル・円相場についてニュートラルな見方をしている。

米金利オプション市場、FRB利上げの可能性上昇を示唆
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/W23OY5WH45MKXBILKBDS7V6MIQ-2024-04-30/

[ニューヨーク 29日 ロイター] – 米国の担保付き翌日物調達金利(SOFR)先物オプション市場では、米連邦準備理事会(FRB)が今年から来年にかけて25ベーシスポイント(bp)の利上げを1回実施する可能性が高まったことが示されている。
先物オプション市場に基づくバークレイズの推計では、SOFRが現在の5.31%から今年12月までに25bp上昇して5.56%となる確率は、4月上旬には約26%だったが、直近では29%に上昇した。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!