「ありがとう」上映会andお産のわかちあいの会in旭川に参加して

 

今日はいいお産の日

それにちなんで、こちらのグループが主催の

素敵なイベントに参加してきました。

助産院に産声を!




私のお産歴は

8年前に産婦人科専門病院で長男を出産し、

3年前に自宅出産を取り扱う助産院で

長女を自宅出産しました。




一人目は

初めての出産の経験だったので無理はせずに

病院で安全に出産したいと思い、

市内でも有名な産婦人科を選択しました。

もちろん、無事に産み、とても順調に退院してきました。



その直後、ご縁があって自宅出産を取り扱っているオハナ助産院の高槻先生に出会いました。

先生との出会いは偶然とも必然とも言える形で私が療術活動をしているイトオテルミーの資格試験が出会いのきっかけでした。


資格取得の3日間を昼夜ともにさせて頂き、

高槻先生のお人柄に魅了され

自宅出産のことを教えていただいた時の衝撃は今でも忘れません。


その頃は長男を授乳中だったので

まだ二人目なんてと思っていましたが、

もし授かることができたなら

絶対に高槻さんに取り上げてもらうと

その時心に決めました。


そして月日が流れ

私は幸運にも二人目を授かることができました。家族は最初不安でいっぱいでしたが、

私の固い決意に根負けして受け入れてくれました。

そしてオハナ助産院で妊娠期間も継続ケアをして頂き、高槻さんをはじめサポートに入ってくださっている方々と深い信頼関係の中でお産を迎えることができました。


出産時の記憶は

今でも鮮明に覚えていて


長女が生まれてきた日は


ただただ


「幸せに満ちていた日」でした。




陣痛開始から90分で生まれてきたので

もちろん強い痛みがありました。

でも

一番心に刻まれているのは、

生まれてくる瞬間に

家族全員(私を産んでくれた両親、夫を産んでくれた母、私が産んだ息子、夫)が立ち合ってくれたという事実です。

それが何よりもありがたかった。


痛みを逃すのに夫の背中にしがみついたり、

鍼灸師の母に腰をさすってもらったり、

息子の励ましてくれる声を聞けたり、


お産をみんなで乗り越えることができたこと。


そんなお産は陣痛の痛みなんて

忘れちゃうくらい


愛に溢れていて


何にも変えがたいものだし

家族の結びつきをより深いものへと変えました。


その後、娘はアトピーを発症した訳ですが、それを家族で乗り越えられたのもこのお産があったからこそだよなぁって思っています。





今日の「ありがとう上映会」では

自宅でのお産の写真をみた小学生の

感想に涙が止まりませんでした、、、



生まれてきたときは、

「無事に生まれてきてくれさえすれば」

って思っていたはずなのに、


子供が大きくなればなるほど、

「こうしてほしい」

「これくらいできなきゃ」

「これはのちのち必要だからやらせたい」


などと、子供たちを

自分の固定概念でがんじがらめにしていた

自分がいたことに気が付かされました。


子供だけじゃない、

自分だって他の大人たちだって


「あるがままでいい」


「その人が存在しているだけでいい」


存在を肯定することは


めちゃくちゃ大事なことだと思います。


でも月日がたつとその事を忘れてしまい、

自分の存在価値が薄れてきて

「自殺」

っていう選択肢をとる子供や大人が

後を経ちません。


そのひとそれぞれに

生まれてきた時のエピソードがあり


その思い出が

愛に溢れた日として

記憶に残しておけるような

お産が増えてくれたらいいな

と心から願います。



道北圏の旭川では


「助産院に産声を」


https://www.facebook.com/josaninniubugoewo/


というグループが立ち上がっており、

もう一度助産院でお産ができるように

有志の方達が活動されています。


私は

病院と助産院どちらの選択肢も残して行けたらいいと思います。

もちろん病院でのお産も絶対に必要です。

ハイリスクなお産はもちろん病院に任せた方がいいですし、

病院でのお産を非難したいわけではありません。


助産院での出産を経験した者として

この経験を多くの人に知ってもらいたい。

お産の主役は

産む力を持った女性と

必死に生まれてこようとする赤ちゃん

だと思います。



人生のスタートを切るお産というものが

もっとその人らしく、

もっとその家族らしく、

もっとあるがままであっても

良いんじゃ無いだろうか。


そんな願いを汲み取ってもらえる場所

(助産院であれ病院であれ)

次の世代に残して行けたらなと

思っています。





さらに、同じ助産師さんが

産前から産後まで関わっていただけることで、育児で困ったら助産師さんに頼れるという安心感を持った経験から、

私はこの活動も応援しております。



今日はこちらについても

ご案内があり、

助産師じゃなくてもこの活動に参加できる

ということを知りました。

今後、こちらの活動も応援したいと思っております。


北海道マイ助産師



今の時代、オンラインで繋がれます。

気軽に相談できる助産師さんがいれば、

病院でのお産も安心して望める方が増える

んじゃないかと思います。




私個人の活動としては、
鍼灸治療を通して妊婦さんが
カラダとココロを整えて
安産を迎えられるケア
をしていきたいと思っています。

そして、産んだあとも
孤独にならないよう、
産後ケアも充実させて
妊婦さんやママさんを
孤立させないような取り組みを
継続していきたいと思っています。


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思います!

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