今日は旧歴の6月15日で窓の外には キレイなお月様が見えてます。
明日が満月で増益護摩を予定してますが、まん丸したお月様を見ながら護摩供養するのは、とても心地良いといつも思います。生きている間に満月は何度見れるのでしょう? 何度見ても飽きることがないのが不思議です^^
前回からの続きになります
悪い霊に憑依された場合、受け入れる(憑依される) 側にも 同調する因子がある事になります。いかに憑依されないようにするか? の答えは 悪い霊の発する波長と正反対の波長にすると良いだけです。
悪い霊 いわゆる 悪霊となるのは 【執着・恨み・妬み・嫉妬】を中心とした思考を生前から持っていたり、悪に同調し流されるまま、憑依した対象に嫌がらせ、苦しみ与え 鬱憤を晴らすタイプの考え方をしているようです。
悪い霊かそこまで悪くない霊の判別は、同じく迷う霊⇒幽霊だとしても 自分が不幸な亡くなり方をしたから同じような目に合わせる、または引きずり込もうと企む霊が悪霊であります。そこまで悪くない霊は、不慮の事故で亡くなられても ただ痛みや苦しみを 助けて欲しいとか分かって欲しいというのが主で 人様に危害を加えようとは考えていません。
ただし、現実的には そうだとしても 未成仏の状態の霊が憑依すると どうしても波長は低く 憑かれた人は変調をきたすことになります。その度合いは 憑依される側の抵抗力によって個人差が出るわけです。例えるなら コロナに感染しても 各々の免疫力や抵抗力で 症状や回復に差が出るのと同じような感じです。
悪霊にとって居心地の悪い身体、環境にすれば自ずと憑依されにくくなります。
例え一時的に憑依されたとしても 比較的容易に外すことが出来ます。
居心地の悪い身体、環境とは、簡単に言えば 先に記した 思考の逆をいけば良いわけです。言い換えるならば ポジティブ思考、前向きに対処し行動するタイプになりましょう! ということです。
世間一般にポジティブにとか 前向きにという思考が、重要視されるのは正解と言えますし、人生を上手に生きる上で とても有意義なことです。
しかし、表でどれだけ綺麗事を言っていても 裏では阿漕な事をしている人々は、そこらじゅうに存在します・・・政治家、医師をはじめ、聖職者であったはずの宗教家や教師に至るまで、現在は肩書だけでは信用できなくなっています・・・
さておき、問題は深層心理、潜在意識がポジティブかです。その領域は、当の本人でさえ気づかない部分が多くあります。そもそも自分の前世・過去世における 主義主張、生き方、考え方を覚えていらっしゃる方は皆無です。むしろ あえてそのように 忘却し輪廻しているわけですから。
その数ある輪廻の中で、前世や過去世の悪または負の部分(浄化されていない部分)に同調するものが憑依しやすいのです。まぁ、そこをクリアにしていくのは、並大抵ではないからこその輪廻であり 生きる事は苦(一切皆苦)であると、仏教では定義されているのです。
ここまでのおさらいです。悪霊のような考え方と逆をいくというのは、
といった思考・行動を心掛ける事が 悪い霊と同調しないことに繋がります。
まぁ、言葉では簡単に言ったり ここに書いたりできますが、実行するのは容易ではありませんね・・・
しかし、まずは その事を知る 認識するというのが重要です。
そこから先が 霊性の修行の範疇になって参ります。次回は それについてのお話になります。