前回から少し空いてしまいました・・・5/11 成蓮華の吉祥天様開眼12周年記念護摩供を 無事に終えることが出来ました。思いの外 申込者多数の為、受付できなかった方々にお詫び申し上げます。7月より定期受付を予定しておりますので、再度お知らせさせて頂きます。
ちなみに、こちらのご尊像は当所にお越しなる前から 相応に御力を蓄えられていたというのは伺っていたのですが、ここ数年 益々、その御力が増強されているように感じられます。 吉祥天様は神々の中でも最も美しい御姿をされていると伺っておりますが、ハナちゃんの目にもそのように映っていたようです。外見だけでなく、心の美しさがそのまま反映しているからだと推察しています。
さて、前回からの続きとなります。
吉祥天様は、仏の救いに与るには三宝に対しての 「真の帰依が重要です。」と説かれました。 真の帰依とは、最上の帰依の事で帰依にも段階のようなものが存在しているといった、より詳細にご指導いただきました。しかし、専門的になり過ぎますので ここでは割愛し要点を絞りたいと思います。
真の帰依について
・帰依は戒律と功徳一切の基盤を作るもの。
・帰依によって不善からも遠ざかる。
・心から強く信じ敬い三宝に帰依したのなら、
前に為した不善行を軽減し、また消え去る。
・法が見せかけ物真似になることを防ぐにも帰依が有効である。
・真の帰依があれば、どんな法を逸しても、それは真の法になる。
・三宝が主である。
まずは 帰依がなければ始まらないということでしょう。
信じて疑わない心 それが真の帰依の第一歩と言えます。何があっても信頼をおく ということでもあります。
心から三宝に帰依したのなら、この世の害を祓うのに それ以上の物はないとも仰られました。 現実問題としては、なかなか難しい事ではありますが、輪廻を省みた時 おそらくそれは真理だと会得できるのかもしれません。
ご自身が信頼できる 神様・仏様を通じて その背後 ⇒仏教的には三宝に対しての 真の帰依 を意識する事で より神意が汲み取れるようにも思います。
神様に願いを叶えてもらう から 神様と共に歩み 共に理想を追求し自らの役割を果たす という方向に転換する事で理想は現実に一層近づくように思われます。