いばらき子ども大学開校式 | 通勤を満喫する40代のブログ

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小学校高学年生が大学教授の授業を体験受講できるイベントの開校式が先週の土曜日に行われました。
いばらき子ども大学というイベントで、県北、県央、鹿行、県西の4キャンパスにわかれて行われるものですが、初回の開校式と第1回講義は4キャンパス合同開催となりました。

開校式であいさつされたのは、主催者側としていばらき子ども大学学長で童謡「しゃぼん玉」「七つの子」の作詞で知られる野口雨情さんのお孫さんの野口不二子さん、茨城県教育長(の代理の方)、茨城大学学長。
各人とも子どもたちがこの「大学」での経験を通じて実社会とのつながり、社会貢献、知的好奇心を体得してもらいたいと、期待感を示していました。

第1回講義は渋滞学で知られる西成東大教授の講義を聴講しました。
算数は自然界に潜み、小学校で習う教科のすべてが算数に関係することを分かりやすく教えていただきました。
「概数に変換することで、おつりの計算が間違っているかもしれないかもしれないことに気付き、店員さんに再計算してもらうこと」
「楕円が分かることで地球の公転軌道が理解できること」
「縦に並んでいるサンマと横に並んでいるサンマとでは縦のサンマが長く見えるので、騙されないようにすること」
「ナスカの地上絵が相似比の原理で描かれたかもしれないこと」
「1オクターブ上がると周波数が倍になること」
「渋滞の列に車間距離を確保しながらゆっくりと接近すると、渋滞が吸収され、自分の後ろの渋滞が回避されやすくなること」
などが取り上げられました。
そして、微積分やフラクタルの概念も紹介され、数学の世界に招待する場面もあり、子どもたちの知的好奇心が駆り立てられる内容となっています。








第1回と第7回講義以外は保護者が聴講できないため、残念ですが、子どもの成長が楽しみです。