韓国人の情の世界〜謙虚と自尊心 | 嫌韓はイカン

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韓国に住んで13年。韓国の良いところも悪いところも見てきました。それでもやっぱり韓国好きです。日本と韓国仲良くなって欲しいと願います。なので日韓交流推進ブログです。

多文化家族と呼ばれる国際結婚家庭には、韓日、韓フィリピン、韓タイ、韓カンボジアなど様々な国があります。
その中で、韓日家庭が一番問題が多いという話を聞いたことがあります。

恥ずかしながら、私もいままでに夫婦喧嘩をしましたが、自分なんて韓国人妻に比べたら、ずいぶんマシじゃない?と思ってました。

韓国人同士の夫婦喧嘩は、それはそれは熾烈です。
女性は泣きながらヒステリックに叫んでいるし、男性は怒号だったりモノを投げたりと、近所の目も気にせず激昂しています。

あれに比べれば、私なんて可愛いもんでしょと思っていたのですが、実は間違い。

日本人は「言ってはいけないこと」を口走るようなのです。

韓国人の女性は自分がどれだけ大変かというのをヒステリックに叫んで訴えているのであって、相手を罵っているわけではないようなのです(私には何を言ってるか聞き取れないのですが…)。
もちろん人によっては、言葉が過ぎることもあるでしょう。
しかし、最後の一線は踏み越えないのが、これまでの韓国の常識です。
(最近はこういう常識もなくなりつつありますが)

さて、日本人は「うちの旦那は稼ぎが悪くて…」とか「うちの子は出来が悪くて…」なんて、謙虚だと思って言いますが、よく考えると、それって本当は非常に失礼で、人格否定にも等しい言葉なんですが…。
それでも日本ではそれが当たり前。
謙虚は美徳ですからね。

韓国では、外で旦那さんを悪く言うことはありませんし、喧嘩の際にも相手の自尊心を傷つけるような言い方をしないのです。
韓国人は自尊心が高いからこそ、逆に相手の自尊心を尊重するのでしょう。
しかし日本人には「自分が」という主張の方がより際立って見えるのです。

この文化の違いは、非常に大きいと感じています。

謙虚さと自尊心(=人格尊重)。
この相容れない文化の違いは、言葉や行動の行き違いをもたらします。

例えば、お土産。
日本では相手の負担にならないように小さくて低価格なものを渡しますが、
韓国では大きくて高価なものが喜ばれます。

日本人が韓国人に、菓子折りなどのお土産を渡すとガッカリされたり、
韓国人から大量のキムチをもらって、迷惑がる日本人など…。

どちらも「好意」であるのは間違いないのに、
どちらも「感謝」できないのです。

お土産程度でもこれなんです。
(理解し合えている人々は多いですけど)

韓国は日本に感謝しないとか、韓国に色々してやったとか様々言ってますが、「好意」という行動は、押し売りしても感謝されないのが人の常でしょう。

また、一部の韓国人の悪質な行為で「傷ついている日本人」という言い方をする人が多いようですが、謙虚な日本人は韓国人を傷つけてないか、考える必要があるのではないでしょうか。