雪が降ると、優しさが見えてくる | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

今年の一月は、記録的な大雪で、

北陸、東北が大変なことになっています。

大雪になると、

歩道はなくなるし、

道路は狭くなって、車のすれ違いもやっとだったり、

普段は対面で走れる道路も、

一車線になってたりするので、

雪国って、やっぱり大変なのは大変です。

 

雪かきは、かいてもかいてもきりがないほど降るし、

若くても腰をやられちゃう人はいっぱいいるし、

お年寄りなんて、なおの事大変。

除雪車がやっと来たかと思ったら、

せっかく雪かきしたのに、

家の前に重い雪の塊を置いて行かれて車を出せない状態になり、

再び重い雪と格闘しなければならなかったり、

屋根雪下ろそうとして落ちたり、

落ちた雪に埋まって亡くなる人も毎年あります。

 

暴風雪で一晩で家が雪に覆われた日も、ひたすら雪かき。

 

雪は、子どもたちにとっては楽しいものでしかないけれど、

大人にとってはやっぱり大変なものです。 

 

でも、大雪になったら、人のやさしさが良く見えるようになります。

 

FBには便利な機能があって、何年前の今日、というように

投稿がでてくる。

今朝、ふと目に飛び込んできたのは、8年前の記事。

「交通量の多い交差点で、

高校生が赤信号で無理矢理渡ろうとしていて、

危ないって思っていたら、

実は、おばちゃんが向こう側から

ゆっくり信号見ずに渡って来ているのを助けようとしていた。

手を上げて車を止め、

おばあちゃんの手を取り、助けていた高校生。素晴らしい!」

 

という記事でした。

 

道が狭くて車がすれ違えないときの暗黙の譲合いや、

歩道がなくなって車道をやむなく歩いてる人に

配慮しながらゆっくり走ったり、

渡れなくて困ってそうな人を渡らせてあげたり、

雪掻きできなくて困ってる友達の家の雪掻きしてあげたり、

ご近所さん同士で雪かき助け合ったり、

歩行者が通れるように歩道を雪掻きしてくれる人とかね。

 

こうやって、誰かが歩道の雪かきしてくれるから、子どもも安心して歩ける。

市から委託を受けた人がやってくれている場合もあるけど、

善意でやってくれている歩道もあります。

 

北陸でも、福井のとんかつ店「熟成かつ天膳(あまぜん)」の店主が、

立ち往生しているドライバーらに弁当を無料で配ったり、

中華料理チェーン大手「餃子の王将」が、

餃子やチャーハンなどのあたたかい食事を無料で振る舞ったり、

パン製造販売のオーカワパンが、

ドライバーらのためにパン約2万袋を無償提供したり

といったニュースがありましたね。

 

こんな風に、人のやさしさが見えるから、

私は雪国が大好きです。

 

もちろん、単純に雪が好きです。

 

雪の降らないところに住むことは考えられないぐらい雪が好きです。

 

だって、トトロ作ったり

猫バスつくったり

雪にジャンプしたり

かまくら作ったり、

イグルー作ったり

ブナの森でそり滑りしたり

スキーしたり、

 

こんな楽しいこと、雪がなくっちゃできませんから!