日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

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2024-05-07 | 正林寺掲示板

令和6年能登半島地震で被災された方々へ

 お見舞い

 このたびの令和6年能登半島地震により、被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。
 この大災害によって、尊い命を亡くされた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々に深く哀悼の意を表します。
 被災された皆様が、一日も早く重苦を癒され、力強く再起なされますようお祈り申し上げます。
 また、本宗檀信徒の被災された皆様には、妙法の功徳を信じ、強盛な信心をもってこの大難を克服せられますよう御祈念申し上げます。
 以上、謹んでお見舞いの言葉といたします。

  令和6年1月5日

日蓮正宗総本山第68世法主 早 瀬 日 如


 お見舞い

 このたびの令和6年能登半島地震にて亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げます。
 また、被災された方々に対しましては、心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日常生活を取り戻されますよう、衷心よりお祈り申し上げます。

  令和6年1月5日

日蓮正宗 宗務院

https://www.nichirenshoshu.or.jp/jpn/index.html


 

第68世御法主日如上人猊下御指南

 

正林寺御住職指導

 

正しい宗教と信仰

 

創価学会員への折伏教本

 

正林寺行事予定

 

日蓮正宗寺院一覧

 


 

総本山大石寺 新型コロナウイルス感染症対策

日蓮正宗総本山大石寺では、現在、「日蓮正宗宗務院作成のガイドライン」に準じて、以下(※URLに詳細)のような対策を実施しています。

https://www.nichirenshoshu.or.jp/jpn/safe_tozan_covid19.html

 


第68世御法主日如上人猊下御指南(R6.4)

2024-05-07 | 日如上人御指南

 

令和6年4月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿  

(大日蓮 令和6年5月号 第939号 転載)

(大白法 令和6年4月16日 第1123号 転載)

 本日は、総本山における広布唱題会に当たり、皆様には諸事御繁忙のところ御出席され、まことに御苦労さまです。
 さて、大聖人様は『法華初心成仏抄』に、
「一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり」(御書1320)
と仰せられています。
 まさに唱題こそ、一切の仏、一切の法、一切の菩薩をはじめ九法界の衆生など、一切衆生の心中の仏性を「唯一音」によって喚び顕す、計り知れない功徳を存しており、その仏性喚起の功徳はまことに大きく無量無辺であります。よって、この広大無辺なる功徳と歓喜をもって折伏を行ずれば、折伏に当たって必要なあらゆる力が具わり、いかなる困難も障害も乗り越え、誓願を達成することができるのであります。
 例えば、唱題の功徳によって、折伏に対する強い意欲と仏様の使いとしての自覚と使命が喚起され、苦悩に喘ぐ人を一人でも多く折伏せずにはいられないという強い一念が涌いてくるのであります。
 また、いかなる悪口罵詈、批判、中傷などに対しても一切動揺せず、柔和忍辱の衣を着て、慈悲の心を持って相手を折伏することができるのであります。そして、一切の執着に執らわれず、不自惜身命の断固たる決意をもって折伏を実践することができます。さらに、いかなる人に対しましても畏れることなく、相手に応じて自在に法を説くことができます。
 かくの如く、たとえ我が身は末法本未有善の荒凡夫であっても、至心に南無妙法蓮華経と唱え奉れば、無限大の功徳と力が身に具わってくるのであります。
 故に、大聖人様は『聖愚問答抄』に、
「此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に、功徳として来たらざる事なく、善根として動かざる事なし」(御書408)
と仰せられているのであります。
 されば、私ども一人ひとりがこの御金言を拝し、大御本尊様への絶対信のもとに、一心に唱題に励み、破邪顕正の折伏に励むところに、自らの功徳と化他の功徳を具え、自他共の成仏を期することができるのであります。
 どうぞ皆様には、いよいよ唱題に励み、その功徳と歓喜をもって折伏に打って出て、本年度はすべての支部が必ず折伏誓願を達成し、もって広大なる仏祖三宝尊の御恩徳にお応えくださるよう心からお祈り申し上げ、簡単ではありますが本日の挨拶といたします。

 

日如上人猊下御指南目録(R4~)

 

日如上人猊下御指南目録(H27~R3)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南 

 

日蓮正宗公式HP  

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日蓮正宗教学研鑽所  

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大日蓮出版   

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班 

http://jagihashaku.main.jp/index.htm 


法華経に説かれる七譬

2024-05-07 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R6.5月 第244号)

 毎年5月1日は、総本山大石寺の開基檀那(かいきだんな)である南条時光(なんじょうときみつ)殿、法号(ほうごう)・大行尊霊(だいぎょうそんれい)の祥月命日(しょうつきめいにち)であり、元弘2年(1332年)に74歳で逝去(せいきょ)せられました。宗祖日蓮大聖人の仏法を正しく実践されて、万代にわたり正法の護持を志された唯一の檀那であります。

 また5月5日は、こどもの日です。
 日蓮大聖人は「五月五日は蓮の一字のまつりなり」」(御書334)と仰せであります。5月は法統相続
を支部講中組織において、各家庭においても確実にするために法華経の七譬をとおして育成する大事な月になります。今月は支部で青年部会、群馬布教区では青年部少年部対象の広布推進会が開催されます。まさに未来を担う人材育成の月になります。
 さらに幼少から信心を根本とした青年部少年部へと成長するために、南条時光殿の信心姿勢を模範に育成することが大切です。そのためにも大日蓮出版の「南条時光」のえほんをとおして常日頃からお話しすることが大事でしょう。

 さて、法華経は諸経より、信じ難く解し難いため、譬喩を用いて釈尊は解りやすく信じることができるように説かれました。それが法華経に説かれる七譬(喩)、七つのたとえ話であります。

 七つの話し(譬喩)とは

①三車火宅の譬え(譬喩品

②長者窮子の譬え(信解品

③三草二木の譬え(薬草喩品

④化城宝処の譬え(化城喩品

⑤貧人繋珠の譬え(五百弟子受記品

⑥髻中明珠の譬え(安楽行品

⑦良医病子の譬え(如来寿量品

 以上、七つの譬喩があります。

 ①三車火宅の譬え(譬喩品)とは (※法華経143・日達上人著 通釈法華経59)

 長者が火宅から子供たちを助け出すため、外に羊車・鹿車・牛車の三車を用意し、さらに立派な大白牛車を与えた譬喩です。

 長者の家が火事になった時、中にいる子供たちは遊びに夢中で火事に気づかず、外に出ようとしません。そこで長者は、子供たちのほしがっていた羊車・鹿車・牛車の三車を門外に用意したといって子供たちを救い出し、その後にもっと立派な大白牛車を与えました。
 長者は仏であり、火宅(火事の家)は三界、子供たちは一切衆生に譬えられます。羊車・鹿車・牛車の三車は声聞縁覚菩薩の三乗の教え、大白牛車は法華真実の教えを譬えています。
 御法主日如上人猊下は、
「『持妙法華問答抄』には、
「『三界は安きこと無し、猶火宅の如し』とは如来の教へ『所以に諸法は幻の如く化の如し』とは菩薩の詞なり。寂光の都ならずば、何(いづ)くも皆苦なるべし。本覚の栖を離れて何事か楽しみなるべき。願はくは『現世安穏後生善処(げんせあんのんごしようぜんしよ)』の妙法を持つのみこそ、只今生の名聞後世の弄引なるべけれ。須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ、他をも勧めんのみこそ、今生人界の思出なるべき」(御書300)
と仰せられ、『立正安国論』には、
「早く天下の静謐を思はゞ須く国中の謗法を断つべし」(御書247)
と仰せであります。」(大日蓮 第939号 R6.5 転載)
と御指南あそばされました。
 三車火宅の譬えでは、大白牛車である御法主日如上人猊下が伝受あそばされる本門戒壇の大御本尊に絶対的確信を持つことで、唯一、大白牛車に乗ることができます。

 

 ②長者窮子の譬え(信解品)とは (※法華経187・日達上人著 通釈法華経81)

 長者の子供が幼い時に家出し、その後、他国を流浪して父の城にたどり着き、臨終を前にした長者は、窮子に実の子であることを明して、財宝の一切を譲り渡した譬喩です。

 長い間、他国を流浪し困窮していた我が子を知った長者は、窮子を掃除夫として雇い入れ、後に財産の管理を任せました。やがて臨終を前にした長者は、窮子に実の子であることを明して、財宝の一切を譲り渡しました。
 長者とは仏、窮子とは衆生に譬えられ、一切衆生は仏の化導によって、仏子であることを自覚し、成仏の大益を得ることができるとの教えであります。
 末法の現在、長者と窮子のような関係と一致される家族はおられるでしょう。まさに、長者窮子の譬えは、そのような親子関係の人々を導くための説話であります。
 特に、長者の一切の財宝で大事な宝は、信心される家庭において自宅に御安置されている三大秘法の御本尊であります。その究極の御本尊は唯授一人の御相承により御法主日如上人猊下が伝受あそばされる本門戒壇の大御本尊が究極の財宝となる法宝です。
 長者と窮子の法統相続の譬喩であります。

 

 ③三草二木の譬え(薬草喩品)とは (※法華経215・日達上人著 通釈法華経96)

 大地に生える草木は、それぞれの種類や大小によって異なりがあり、大雲が起こり慈雨が降り注がれると、すべての草木は平等に潤うという譬喩です。

 大雲とは仏、慈雨とは教法、草木は一切衆生に譬えられ、衆生は機根に応じて一仏乗の法を二にも三にも聞きますが、仏は大慈悲をもって実相一味の法を衆生に施し、利益を与えるとの意であります。
 第六十七世日顕上人は、
「三草とは、小草、中草、上草という三つの種類の草があるということであり、それから木において、小樹、大樹という二つの木に立て分けておる。それは釈尊の化導のほうからいえば、小草とは人天の勝妙の果報をいい、特に天においては大梵天王とか帝釈天王等、人界においては転輪聖王とかいうような勝れた果報を得る道を行っていくのが小草である。中草とはそれよりもう少し上の立場において、声聞、縁覚というような人が空理を長い間かかって証しつつ、阿羅漢というような位、あるいは辟支仏というような位にいくということである。それから上草というのは、小乗の菩薩が三蔵教という位のなかから菩薩として仏を目指して修行する意味である。さらに小樹は通教の菩薩、大樹は別教の菩薩というように、一往そういう釈尊化導のなかの形が示されておる。
 しかし、そういうものはやはり、そういう機根があるために釈尊がやむをえずそのような者達の根性に合わせて、それに対する教えを説かれたのである。すなわち、機根として一人ひとりが、小草、中草、上草、あるいは小樹、大樹というような区別があるということである。
 譬えにおいて、民衆のほうにそれぞれ差別があるということ――つまり簡単に言えば、利口な者もいればばかな者もいる。みんなのなかにも、自分は利口だと思っている人間もいるかも知れないし、自分は記憶力が悪くて、あまり物事がよく解らないでしょうがないと思っている人間もここにいるかも知れない。そのほか、これだけの人間がいればそれぞれ独特の機根があり、そのなかには勝れた面もあるし、また劣っておる面もあるわけである。
 しかし、そのような差別が衆生のほうにあるということを、その差別の形で譬えを説かれたのがこの『三草二木の譬え』である。この差別をはっきり示されたのは、法華経に七譬あるけれども、ほかには特にないだろう。この薬草喩品だけだ。」(大日蓮 第495号 S62.5)
と御指南あそばされました。

 

 ④化城宝処の譬え(化城喩品)とは (※法華経286・日達上人著 通釈法華経137)

 宝処に向かって五百由旬の遠い路を旅する人々がいて、険路が続いても前進できるよう方便力で化城をつくり、人々を休息させて、真の宝処に導いた譬喩です。

 宝処までは、途中、険路が続いて皆疲れ切ってしまいました。その時、一人の導師が三百由旬を過ぎたところに方便力で化城をつくり、人々を休息させました。しかし、人々がそこに満足しているのを見た導師は、この城が仮の城であることを教えて、人々を真の宝処に導きました。
 導師は仏、化城は二乗の涅槃、宝処は法華経の一仏乗に譬えられ、仏の化導によって二乗の衆生が一仏乗の境界にいたることを説いています。
 末法万年尽未来際へとつづく大聖人の仏法は、末法の険路を前進するために、時々の御法主上人猊下の御指南に信伏随従申し上げることが肝要です。

 

 ⑤貧人繋珠の譬え(五百弟子受記品)とは (※法華経306・日達上人著 通釈法華経148)

 親友の家で眠る男に、親友は衣服に宝珠を縫い込みました。男は他国を放浪し、親友と再会して初めて宝珠を知った譬喩です。衣裏珠の譬え・衣裏繋珠の譬えともいいいます。

 ある男が親友の家で酒に酔って眠ってしまいました。親友は外出するので、眠っている男の衣服の裏に無価の宝珠を縫いこんで出かけました。男はそれとも知らずに、他国を流浪し、少しの収入で満足していました。再び親友と出会った時、親友から宝珠のことを聞かされ、はじめてそれに気づいた男は、無価の宝珠を得ることができました。
 酒に酔って眠った男とは声聞、親友とは仏に譬えられ、小乗の悟りに満足する愚かな衆生が、仏の真実の教えを知って、はじめて成仏の大利益を得ることを説いています。
 現代の末法では、仏様のお使いとして折伏させていただく様子を説かれた譬喩でもあります。発心下種にいたらず、聞法下種にとどまり悪酒に酔うため逆縁が強い方には、貴重な宝珠に気がつきがたい場面が多々あります。三大秘法の宝珠よりも世法的な蔵の宝に貴重価値を持ち、後生善処の存在が見えず今世だけの小善的な幸福感に満足する人々を譬えた話でもあるでしょう。

 

 ⑥髻中明珠の譬え(安楽行品)とは (※法華経397・日達上人著 通釈法華経203)

 転輪聖王は兵士の勲功に応じて報酬を与えたが、髻の宝珠は特に功績のある者にのみ授与した譬喩です。

 転輪聖王は、兵士に対し、その勲功にしたがって城や衣服、財宝などを与えて報いたが、髻の中にある宝珠だけは妄りに人に与えませんでした。もし妄りに与えると、諸人が驚き怪しむので、もっとも勲功のあった者にのみ髻を解いて授与したのです。
 転輪聖王とは仏、種々の勲功による宝とは爾前の諸経、髻中の明珠とは法華経に譬えられ、法華経が諸経の中でもっとも勝れていることを説いています。
 再往の総別においては、唯授一人血脈相承における大事な意義が元意に存すると富士の立義として拝し奉ります。まさに、大事中の大事であるため、富山の蘭室から異流義化した創価学会や顕正会と正信会には一切存在することのない、唯授一人の御法主上人猊下が御所持あそばされる明珠、本門戒壇の大御本尊の御事であると拝信申し上げます。

 

 ⑦良医病子の譬え(如来寿量品)とは (※法華経435・日達上人著 通釈法華経226)

 良医の子供たちは毒薬を飲み、良医が死んだと聞いて悲しみ、本心を取り戻し、良薬を飲んで病を治した譬喩です。

 良医に百人にも及ぶ子供がいました。ある時、良医が留守中に、子供たちが誤って毒薬を飲み苦しみました。そこへ帰った良医は、良薬を調合して子供たちに与えましたが、本心を失った子供たちは飲みませんでした。そのため良医は方便を設け、父が他国へ行って死んだと使者に告げさせました。父の死を聞いた子供たちは大いに憂い、本心を取りもどし、残された良薬を飲んで病を治すことができました。
 良医とは仏、病子とは衆生に譬えられ、良医が家に帰って失心の子を救うとは、仏が一切衆生を救う未来の益を説いています。
 この良医病子の譬えは、えほんとして大日蓮出版から発行されています。他の三車火宅の譬え等も出版されています。幼少期の育成に大切な教学となります。

 以上の法華経に説かれる七譬は、末法時代において三大秘法の御本尊に具わる力用と有り難い功徳について説かれた譬喩であります。
 日蓮大聖人は『妙心尼御前御返事』に、
「このまんだら(曼荼羅)を身(み)にたもち(中略)よくよく御信用(ごしんよう)あるべし。」(御書903)
と仰せであります。末法における法華経文底下種である三大秘法の御本尊を受持し奉り、よくよく理解して強盛に信行するための七譬であると拝します。
 同抄には、
「王(おう)を武士(ぶし)のまぼるがごとく」との説示は、⑥安楽行品第十四に説かれる髻中明珠の譬えに拝されます。

「子(こ)ををや(親)のあい(愛)するがごとく」との説示は、①譬喩品第三に説かれる三車火宅の譬えと、②信解品第四に説かれる長者窮子の譬え、さらに⑦如来寿量品第十六に説かれる良医病子の譬えに拝されます。

「いを(魚)の水(みず)をたの(恃)むがごとく」との説示は、まさに水魚の思いをなす異体同心の重要性を御教示と拝されます。

「草木(そうもく)のあめ(雨)をねが(楽)うがごとく」との説示は、③薬草喩品第五に説かれる三草二木の譬えと拝されます。

「とり(鳥)の木(き)をたのむがごとく」との説示は、④化城喩品第七に説かれる化城宝処の譬えに拝され、長距離を飛ぶ鳥には休息場所として、木は必要不可欠な存在になります。まさに末法万年尽未来際へとつづく未来広布への道程に大切な、時の御法主上人猊下の御指南のことです。

「一切(いっさい)の仏神(ぶつじん)等(とう)のあつまりまぼり」との説示は、⑤五百弟子受記品第八に説かれる貧人繋珠の譬えに拝され、親友から宝珠のことを聞かされて、男は無価の宝珠を得ることができました。無価の宝珠である御本尊を受持信行するところ、諸天善神の加護があるとの意義があります。

まさに、その守護は「昼夜(ちゅうや)にかげのごとくまぼらせ給(たま)ふ法(ほう)にて候(そうろう)」との説示のことであると拝します。

以上のことを「よくよく御信用(ごしんよう)あるべし。」(御書903)
と、結ばれております。

 法華経は諸経より、信じ難く解し難いため、現代人の宗教観を改心するための譬喩であるとも拝されます。それが法華経に説かれる七譬、七つのたとえ話であります。現代人の宗教観を改心するためには、七譬にさらなる工夫が必要であり、様々な宗教観のリサーチのもと応用することが求められます。折伏作戦会議である活動対策会議にて議論が不可欠です。

 御法主日如上人猊下は、
「大聖人様は『法華初心成仏抄』に、
『一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり』(御書1320)
と仰せられています。
 まさに唱題こそ、一切の仏、一切の法、一切の菩薩をはじめ九法界の衆生など、一切衆生の心中の仏性を『唯一音』によって喚び顕す、計り知れない功徳を存しており、その仏性喚起の功徳はまことに大きく無量無辺であります。」(大日蓮 第939号 R6.5)
と御指南あそばされました。まさしく「このまんだら(曼荼羅)を身(み)にたもちぬれば、(中略)一切(いっさい)の仏神(ぶつじん)等(とう)のあつまりまぼり、昼夜(ちゅうや)にかげのごとくまぼらせ給(たま)ふ法(ほう)にて候(そうろう)。よくよく御信用(ごしんよう)あるべし。」(御書903)との御教示に添い奉る御教えと拝します。

 最後に、「折伏前進の年」を一歩でも二歩でも前進する一助になれば幸いであります。そして、今月から開催されている法華講講習会に参加され、自らの信行を向上しさらなる精進を期待いたします。

 

宗祖日蓮大聖人『妙心尼御前御返事』に曰く、
「このまんだら(曼荼羅)を身(み)にたもちぬれば、王(おう)を武士(ぶし)のまぼるがごとく、子(こ)ををや(親)のあい(愛)するがごとく、いを(魚)の水(みず)をたの(恃)むがごとく、草木(そうもく)のあめ(雨)をねが(楽)うがごとく、とり(鳥)の木(き)をたのむがごとく、一切(いっさい)の仏神(ぶつじん)等(とう)のあつまりまぼり、昼夜(ちゅうや)にかげのごとくまぼらせ給(たま)ふ法(ほう)にて候(そうろう)。よくよく御信用(ごしんよう)あるべし。」(御書903)


正しい宗教と信仰

2024-05-07 | 正しい宗教と信仰
 
 
 

信仰に反対する人へ

他の信仰をしている人へ

信仰を持たない人へ

迷信・俗信・占いなどを信じている人へ

正しい信仰を求めている人へ

正しい宗教とはなにか

 

 

 


 
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
 
要文集(抜粋)
 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 
  
 
 
 

 
 
 

 
 
 
※日蓮正宗法義研鑚委員会 
 


令和6年5月度行事予定

2024-05-07 | 正林寺行事予定
月1日(水)午後7時30分、御経日
 
5月4日(土)午後1時、法話会・仏道修行実践かるた大会
 
5月5日(日)午前 9時、広布唱題会
       午前10時、支部青年部会
 
5月11日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
5月12日(日)午後1時、御講
 
5月18日(土)午後7時、役員会(寺報「正林」発送準備)
 
5月19日(日)午後1時、5時間唱題行
 
5月25日(土)午後7時、活動対策会議
 
5月26日(日)午後1時、青年部少年部対象広布推進会(藤岡・最勝寺)
 
        
 

 

一、令和6年の年間方針・『折伏前進の年

二、令和6年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で歓喜の活動
 ②講中一結して折伏実践
 ③支部総登山と寺院参詣で人材育成

 

富士年表(宗祖御在世)

富士年表(宗祖滅後)

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

創価学会員のみなさんへ

 

創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 


あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す

 

創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す

 

正林寺御住職指導過去ログ集

御書五大部手引

正を立てて国を安んずる「立正安国論」
人本尊開顕の書「開目抄」
日蓮当身の大事「観心本尊抄」
末法の時を撰ぶ「撰時抄」
三大秘法への知恩報恩が大事「報恩抄」

 

 正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

リンク

 

【本日の御聖訓】(メール配信)

正林寺支部掲示板(正林寺支部講中のみなさんへ連絡事項等)

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