保護猫のケーコちゃんは、年に何回か病院に行っていました。
エイズが発症したと言われて数年。
小さいときに交通事故にあい、その後遺症で骨盤が変形し、後ろ脚の骨は骨盤とくっついていないのに、頑張ってお外に5年生きていました。
そして私と出会ってから6年以上・・・・11歳を超えました。
口内炎のための薬をあげて、便秘解消のために流動パラフィンを毎日あげてましたが、それでも年に何回かは便秘で食べなくなってしまいます。
そんな時は、病院に行って便を出してもらってました。
去年の11月の初めに通院。
「肛門憩室」というのになって、肛門が広がって便がそこにたまるようになってしまい、流動パラフィンをあげてても、垂れ流しのようになってしまいました。
仕方ないので、ケージに入ってもらっていました。
それと、以前からエイズのせいか腎不全気味でした。
BUNが40ちょっと前で、様子見をしていました。
ケーコちゃんは、去年の12月28日から、一切食べなくなってしまいました。
また、便秘かと思ったのですが、年末年始で病院が休みだったので、強制給餌しながら、年明けを待ちました。
年明けすぐに、病院へ。
体重は、少し減って今までで最小の2.1kg。
嫌な予感がしました。
「全く便は溜まっていません。
お腹は空っぽです」と先生は仰り・・・・、「もしかして、腎不全が進行してるかもしれませんね」とのことで、検査してもらいました。
腎不全の血液検査での指標のBUNは90を超えていました。
数字だけをみるとまだ大丈夫なのかと主かもしれませんが、病気は数字の移り変わりで判断するので、今まで40なかったのが倍以上になっていることが大問題でした。
「もう、なすすべはありません。」と先生。
腎不全の末期です。
エイズ発症での腎不全。
「お家で看取ります」と小さく答えるのがやっとでした💦💦
せめて、苦しくないようにと点滴もすることになりました。
口内炎の投薬と強制給餌と点滴で、苦しくない最期を迎えさせたいと思いました。
ケーコちゃんはとても人懐こい、優しい小さな女の子です。
私もパパりんもとても可愛がって、ここまできました。
何で、ケーコちゃんみたいな良い子が交通事故の後遺症に悩まされ、エイズキャリアで辛い思いをしなければならないんだろうって、病院から帰ってきて泣いてしまいました。
去年の12月28日から一切食べず、一切のまず、今日まで頑張って生きています。
強制給餌も吐いてしまうので、体重に対する規定量まであげられていないため、すこしずつ体重が減ってしまっていますが、ケーコちゃん自身は暖かいベッドで毛布かぶって寝てるのが幸せみたいです。
一日でも多く、今のままで生きてほしい。
毎日、そんなことを考えながら、お世話を続けています。
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今日の映画・本のご紹介はお休みです<(_ _)>
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