大相撲

■24夏2日目 照ノ富士・貴景勝いきなり休場

2日目から横綱照ノ富士と大関貴景勝が突然休場し
た。ともに出場は1日限りだった。

照ノ富士は、本当は初日から休場予定ではなかった
のか。ところが、一月場所優勝者として優勝額贈呈
式、優勝額掲揚の行事をこなさなければならない。
初日から休場なら師匠伊勢ヶ濱(元旭富士)が代行
しなければならない。先場所優勝の尊富士に続いて
照ノ富士の代行と二人分ではさすがにセレモニーと
して絵にならない。そこで照ノ富士は1日だけ出場
に踏み切らなくなった事情があったのでは。

<照ノ富士>

貴景勝は今年3場所すべて休場となった。先場所は
8勝した後の休場だった。1年に1回休場の貴景勝
の法則はくずれた。成績は10勝7敗3不戦敗25休で
ある。出場17に対し休場は28である。貴景勝の限界
をみる思いである。

土俵はまず、豊昇龍が阿炎と対戦した。それはまる
で前日の大関敗戦をひきずるような相撲であった。
阿炎の一気の攻めに豊昇龍はなすすべがなかった。

<豊昇龍、阿炎に完敗>

霧島は気合が違った。平戸海の攻めをしのぎ、逆襲
で正面土俵に押し出した。霧島は角番だけに連敗が
できない状況だった。

<霧島、平戸海に逆襲の勝利>

琴櫻は熱海富士相手に立ち合い一瞬で勝負をつけた。
決まり手は肩透かしであった。今日の琴櫻はうまく
さばいた。

<琴櫻、立ち合い一瞬の肩透かし>

場所はまだ始まったばかりで先は長い。横綱大関で
2人休場のなか、大関のなかから優勝争いに加わる
力士が一人でもでてきてほしい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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