皆様、おはようございます。

 今日はオーケストラ・コンチェルタンテ特別演奏会から、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」編をお送りします。

 

 世界自然遺産特別デザイン機を撮影後イベントプラザに戻ると、後半でソリストを務める市居宥香さんの挨拶の最中でした。

 

 ちなみに市居さんのお母様はある航空会社のグランドスタッフだったそうで、今回のステージ衣装のカラーはその制服のカラーと同じだそうです(どこの航空会社でしょうか?)。

 挨拶が終わると、後半の曲目であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が演奏されました。

 

 第1楽章はピアノによる和音の連打から始まりますが、これはロシア正教会の鐘の音をイメージした物だそうです。

 

 和音の連打が終わりピアノが流れるようなリズムを刻み出すと、それに導かれるように聞き覚えがある方が多いであろうロシア風の第1主題のメロディをオーケストラが奏でました。

 

 その後ソナタ形式で楽章は進み、再現部の第1主題はピアノが刻むリズムが行進曲風となって提示部とは違う印象を与えました。

 

 続く第2楽章は、弦楽合奏で静かに始まりました。

 

 終盤にティンパニが連打される部分もありますが、全体的に優しい感じのする静かな楽章でした。

 そして最後の第3楽章は二つの主題によって構成されていて、まずスケルツォ風の第1主題が奏されました。

 

 なおこの楽章のみ、バスドラムとシンバルが用いられます。

 

 次回は、アンコール・クロージング編をお送りします。