もうすぐお花見花を楽しめそうな渋谷です音譜


  来週の初めには行けたらいいのですが・・・。



  お散歩Aコースにある渋谷の東急本店の花屋さんは、モダンで素敵です。

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  リフレシャーSakaeです。


 

 前回の「春の陽気に眠くなるのは何故?」⇒ こちらをクリック!



 に、東洋医学の五行説について少し書きました。



 人間には「」のように、

 それぞれの季節で、とても頑張る臓器があります。



   春は「肝」。西洋医学でいう「肝臓」です。


  肝臓は、まさに体内の解毒工場で

  あらゆるものを分解・解毒しています。


  体内に必要なものは、吸収しやすい形に分解・合成

  したりして蓄えて、また不要なもの有害なものは排出する働きを

  たえまなく続けている臓器です。

  



  春が来るとこの肝臓が活発になり、冬の間に体内にためていた

  毒素を排泄して、活動しやすい体作りをしていきます。



  この“毒出し”を最近ではデトックスと言います。

  デトックスは、の英語では、アルコールや麻薬などの中毒を

  治療する意味からきています。



  体の中の毒素や老廃物を排出することを意味します。



 体の中にたまった毒素の原因は、一体何でしょう?


 ①食べ物や飲み物も、体内で完全に消化吸収されずに残り

  活性酸素という老化や発ガンの原因物質となるもの


 ②最近では、食品に含まれる農薬や保存料などの

  人工合成化合物が、体内で分解されず蓄積されて、

  健康を害する原因になっている可能性が高いもの。


 ③化粧品や車などの排気ガス、薬、ストレス、病気などによる

  免疫力の低下など


 ④寒さや乾燥、冷えから来る血行不良。


 普通に生活しているだけでも、、食べ物やストレス、環境などから

 体に有害な物質を活性酸素が貯まっていき、それが体調不良に

 つながります。


  体に溜め込んだ有害物質や毒素を解毒・排出することで、

  体が本来持っている力を取り戻し、身体の機能が正常になり

  新陳代謝を上げることで、体の健康を取り戻す力が高まります。



  冬は、寒さや乾燥なので代謝が低下しやすく

  この毒素が体内にたまりやすくなります。


  その毒素の排出を助けてくれるのが、春の旬の食材に

  多く含まれています。



  春の食材は、“食の薬”とも言われています。



  これは、タケノコやセリ、フキ、ウドなどの山菜です。


  寒い冬の間に、土の中で根を伸ばしながら大地のミネラルや

  ビタミンをたっぷり吸収しています。


    

  私たちの体も、冬の間に新陳代謝が低下していたものが

  春の陽気で、体内のさまざまな機能が一気に解放されます。


  代謝が上がった体は、多くの栄養素を必要とし始めます。





  どれも体の毒を出してくれる解毒パワーがあふれています。


  ただ、注意しておきたいのは

  ウドやタケンコなどの山菜はアクが強いのが難点です。

  

  強いアクは、とり過ぎると肩こりや吹き出物の原因になります。

  

 

  これを防ぐためには、調理法でひと工夫。タケノコをワカメと一緒に煮る

              「若竹煮」はその一つ。

      ワカメでカルシウムを補うことで、アクを弱めます。


  昔から伝わる生活の知恵ですね。



    タクノコやフキをたくさん食べると、吹き出物ができて、

    体がけだるくなる人も多いようです。



  低血圧で冷え性の人は、腹痛や下痢を引き起ここともあるので、

  気をつけてくださいね。



これはアクの強い食べ物に、体を冷やしてしまう性質があるからです。

ぐんぐん上に伸びる性質の物には「陰」の働きがあるのです。



    季節の変わり目に、春の旬のものを適度に食べて

   デトックスをしっかりして、体調を整えていきたいですね。



  最後まで、このブログを読んでくださってありがとうございますスマイル