ドラム式洗濯乾燥機を買いました | おんどとりとHEMSで測ってみよう!

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レオです。

我が家でも、とうとうドラム式洗濯乾燥機を買いました。

我が家で購入したのは、パナソニックのNA-VX8600Lという型式のものです。


これまで、多くの方々のブログでその便利さは見てきたものの、いまいち我が家に置いたときの想像ができず、今まで使っていた縦型洗濯機もそんなに古くはなかったので、購入に踏み切れずにいたわけですが、秋の新製品発表を前に値下がりした旧製品の値段の思いっきりの良さに、つい、買ってしまいました。

結論から言うと、

「これ、最高にいいですね!!」


○洗濯乾燥機があると暮らしが変わる

うちの妻は専業主婦です。
なので、洗濯も物干しも、妻がほぼ全部をしています。
これまで、
「洗濯機で洗ってから、洗濯物を干す。」
という習慣に特に疑問を持ったりはしていませんでした。

しかし、変わりますよ。習慣が。そして生活も。

うちの場合、夜、寝る前に洗濯の準備をします。
準備といっても、洗濯物を洗濯機に入れ、ネットが必要物はネットに入れ、洗剤を入れ、最後にタイマーをセットするだけです。

そして、寝ます。

朝起きると、洗濯機は既に洗濯を終えており、「ふんわりキープ」という、洗濯物が湿気を吸って沈み込まないようにときどきドラムを動かす動作をしながら、取り出しフタが開けられるのを待っています。

後は、この洗濯物をタンスにしまうだけです。
なんなら、そのまま着てってもかまわないのです。

すごい!

前の日に洗濯機に入りきらなかった分は、翌朝から洗濯乾燥機に入れればいいんです。
3時間後には乾燥まで終わっていますから、思い出したころに洗濯物をタンスに片づければ終わりです。

これでは、妻の仕事が減っただけじゃないかという突っ込みをしたい方!
それはちょっと違います。
その空いた時間で、ほかのことができるようになるんです。
部屋の隅々のお掃除とか、いらなくなった服の整理とか…

さらに、部屋干しに使っていた空間が不要になったので、家が広く使えるようになりました。
今まで使っていた物干しグッズも、その活躍の場をなくして、今ではリストラ候補になってしまいました。

その結果、家の中が、とってもすっきりしました。


○休日も余裕をもって過ごせる

それだけではありません。
休日の余裕も変わります。

古い洗濯機しかなかったレオ家はこんな感じでした。
土日にちょっと遠くに行くとなると(例えば、レオが住む山形市の隣の仙台市に行くとか)、妻が洗濯を終えるのを待ってから行く。
あるいは、早く出る必要があるときは(例えば、遊園地などで一日中遊びたいときとか)、妻に早起きしてもらって、洗濯を早く終えてもらい、子供らとレオとが総動員で干してから出かける。

ところが、洗濯乾燥機が来てからは違います。
いつも通りに夜中に洗濯乾燥を終えて、朝になったら妻がタンスに入れるだけです。これは10分もあればできます。
追加の洗濯物があれば、洗濯機に入れてボタンを押して、そのまま出かけてしまいます。
帰ってから洗濯物をタンスに片づけるのも、干すのに比べたら簡単なことです。

というわけで、出かけるときの妻の余裕がすっごく違います。
とても機嫌よくでかけられます。


○電力消費はどれくらいか

洗濯乾燥機、特に乾燥機能は電力をたくさん使うというイメージがあると思います。
では、実際、どれくらい使っているのでしょうか?
これは、我が家のHEMSでの実測結果です。この日は乾燥機能のほぼ上限の約6kgの洗濯物を洗いました。

この日の1時台~7時台の電力はすべて洗濯乾燥機が消費したものです。
合計すると、1.06kWhです。
我が家が契約している東北電力の時間帯別電灯Bの深夜料金単価が税込みで11.22円/kWhですから、約12円で乾燥まで終わったことになります。
ひと月だと、約400円弱です。
これって、すごく安くないですか?

もちろん、昼間に洗濯すれば、昼間の高い電気料金を払わなければなりません。
それでも深夜の約3倍程度ですから、毎日使っても1000円強です。

これで家事の手間が省けて、洗濯物干しスペースがほぼなくなるのであれば、とても合理的な出費なのではないのかなー。
初期投資はそれなりにかかりますが、それでも安いものだと思いますよ。
(すいません。なんだか売り込み口調になってますね。)


○洗濯乾燥機を前提とした家づくり

さて、洗濯乾燥機を前提にすると、従来の洗濯機+物干しを前提としたのとは違った家づくりになるのではないかと思うので、思いついたことを書いてみます。


・ベランダ
洗濯乾燥機があると、ベランダは、いりません。
ベランダは、とりあえず、当たり前的に大半の家にありますし、マンションにもあったりしますが、洗濯物が風で飛ばされたりしますし、清潔に保とうとすると掃除がけっこう大変です。


・物干し場
雨の日にベランダで干せない場合を考えて、物干しスペースを作るのが普通だと思います。
それも、共働きともなると、外干しできなくて、常時干してある方も多いのではないかと思います。
洗濯乾燥機があれば、その分のスペースを有効活用できます。
あるいは、最初から物干し用スペースを作らない家づくりというのもいいと思います。


・洗濯機置き場
洗濯機の大きさそのものは従来型とそれほど変わりません。
そこは、どこの家庭でも置いてもらえるように考えられているのだと思います。
しかし、深夜に使いたいのであれば、あらかじめ考えておいたほうが良い点が2点あります。

一つは、洗濯機と寝室の間の防音です。
今回レオが購入したパナソニックの機種は非常に静かです。
いろいろ調べるとこの数年でずいぶん静かな機械に進化したようです。
それでも、洗濯機のわきで眠れるほど静かなわけではありません。
そのため、洗濯機の音が寝室に聞こえてこないように工夫する必要があります。

レオ家の場合は、洗濯機が1階、寝室が2階で、ほぼ真上にあります。
その間にドアが3枚ありますが、そのうち1枚を閉めれば、音はほぼ気にならなくなります。
全てのドアを開けたまま寝たときは、すすぎの音でレオは起きてしまいました。
他の家族は寝ていたので個人差の大きい話だとは思いますが…

二つ目は、洗濯機を置いている部屋の換気です。
最近の洗濯乾燥機はヒートポンプ式なので、衣類から脱水した水は全て排水に流すようになっています。
なので、原理的には周辺の温度・湿度に影響しません。
しかし、閉め切って回してみたところ、周辺の温度・湿度は若干上がるようです。
従って、ドアを閉めても24時間換気が機能する部屋であることが望ましいと思います。


・オール電化
先に書いたように、深夜に回しておく使い方と非常に相性が良いので、オール電化を契約している家庭に、強くお勧めしたいと思います。


○まとめ

特にベランダや物干し場については、家の値段に直結してくる部分ですから、最初から洗濯乾燥機を前提とするというのは、家づくりにも大きな影響があることだと思います。

レオが今からつくるんなら、最初から洗濯乾燥機を2台置けるように家を設計してしまうかもしれません。
故障しても大丈夫だし、深夜に2台分の洗濯を終えられるし。
ベランダやら物干し場にかかる費用を考えたら、洗濯機2台分くらいなんだという気がしないでもありません。


欠点としては、故障しやすいことや、洗うものを選ぶことなどがあるようですが、この便利さに慣れてしまうと、次もきっと洗濯乾燥機を買うと思います。

食器洗い機、ルンバと並んで、現代の三種の神器(古っ)と言っていいのではないでしょうか。

まだ導入していない皆さんも、そろそろいかがですか。



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