特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とは? 原因・症状・治療法をわかりやすく解説

2025年3月16日日曜日

感染症 血小板 指定難病 特発性血小板減少性紫斑病 免疫力

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さて、今日は血液の病気ということもあり、
難病指定の特発性血小板減少性紫斑病について
調べてみました。

というのも、つい先日オカンと電話で話をしている中で、

「検査したら、血小板が標準よりも少ない」

といった事を言われたため、調べてみることに…。

それで…、えっ? 難病指定…?
と、なったわけでありまして…。

結論から言うと、オカンは難病でもなんでも
ありませんでしたが(笑)



特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とは?


特発性血小板減少性紫斑病
(Idiopathic Thrombocytopenic Purpura, ITP)は、
血液中の血小板が異常に減少する病気です。

血小板は、血が固まるのを助ける役割を持っています。

そのため、血小板が減ると血が止まりにくくなり、
ょっとした刺激でもあざができやすくなったり、
鼻血が出やすくなったりします。



特発性血小板減少性紫斑病の原因

ITPの原因ははっきりとは分かっていませんが、
免疫の異常が関係していると考えられています。

免疫は本来、体を守るシステムですが、
誤って自分の血小板を敵だと勘違いし、
壊してしまうことがあります。

考えられる原因

  1. 免疫の誤作動:免疫が血小板を異物と間違えて攻撃してしまう。
  2. ウイルス感染後:風邪やウイルス感染のあとに免疫のバランスが崩れて発症することがある。
  3. 薬の影響:一部の薬が免疫に影響を与え、血小板を減らしてしまうことがある。

症状と特徴

ITPの症状は、血小板の減少によって出血しやすくなることです。

  • 皮膚にあざができやすい(紫斑)
  • 鼻血がよく出る
  • 歯ぐきから出血しやすい
  • 女性は月経が多くなることがある
  • 重症の場合、消化管や脳内で出血することも

ただし、軽い場合はほとんど症状がないこともあります。

診断方法

ITPかどうかを診断するために、以下のような検査が行われます。

  • 血液検査:血小板の数を調べる。
  • 骨髄検査:骨髄で血小板が正常に作られているか確認する。
  • 免疫検査:血小板を攻撃する抗体があるか調べる。

治療方法

治療の必要性は、血小板の減少の程度や出血のリスクによって変わります。


1. 経過観察(軽症の場合)

血小板数がある程度保たれていて、出血の心配が少なければ、
治療せずに経過を見ることもあります。

2. 薬による治療(中等度〜重症)

  • ステロイド(プレドニゾロンなど):免疫の働きを抑えて、血小板の減少を防ぐ。
  • 免疫グロブリン療法:血小板を攻撃する抗体をブロックする。
  • トロンボポエチン受容体作動薬:血小板を増やす薬。


3. 脾臓摘出手術(重症例)

血小板を破壊する役割を持つ脾臓を取り除くことで、
血小板の数を改善できることがあります。

日常生活で気をつけること

ITPの患者さんが安全に生活するために、
次の点に注意しましょう。

  • 転倒やケガに注意する(血が止まりにくいため)
  • 血をサラサラにする薬(アスピリンなど)を避ける
  • 柔らかい歯ブラシを使う(歯ぐきからの出血を防ぐ)
  • 定期的に病院で検査を受ける

まとめ

さていかがだったでしょうか?

ITPは、血小板が少なくなることであざができやすくなったり、
出血しやすくなる病気です。

原因は自己免疫の異常と考えられていますが、
まだ完全には分かっていません。

治療には経過観察・薬・手術の選択肢があり、
症状の重さによって異なります。


適切な治療を受ければ、多くの人が普通の生活を
送ることができます。

この病気は珍しく、初めて聞くと不安になるかもしれません。

でも、しっかりと知識を持っていれば、
怖がりすぎる必要はありません。

少しでも気になる症状があれば、
早めに医師に相談してみてください。



今日も最後までお付き合いいただき 
ありがとうございました。

このブログを読んだ全ての方が 
健康になりますように♪  

 ケーニッチでした♪




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