腸とコーヒーの意外な関係! ローソニバクター・アサカロリティカスとは?

2025年3月19日水曜日

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 こんにちは 

ケーニッチです♪ 

数ある健康ブログの中から 

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お越しいただきありがとうございます。 


さて、今日は【ローソニバクター・アサカロリティカス】という
腸内細菌についてお話ししたいと思います。

あまり聞いたことがない名前の菌ですよね…。

この細菌は、特にコーヒー摂取との関連性が指摘されていて、
健康促進への新しい可能性を秘めています。

本記事では、ローソニバクター・アサカロリティカスの役割や、
それがどのようにコーヒーと結びついているのかについて詳しく解説
ていきたいとます。



ローソニバクター・アサカロリティカスって何?

ローソニバクター・アサカロリティカス
(**Lachnospiraceae bacterium Asaccharolyticum**)は、
私たちの腸の中に住んでいる「善玉菌」の一種です。

この細菌は、私たちが食べ物から直接栄養を取るのではなく、
消化しきれなかった食物繊維などを分解してエネルギーを作り出します。

そして、その過程で体に良い影響を与える物質を作り出してくれます。

では、この細菌がどんな働きをして、私たちの健康にどう役立つのか、
簡単にわかりやすく説明しますね!

短鎖脂肪酸(SCFA)を作る

ローソニバクター・アサカロリティカスは、
私たちが消化できない食物繊維や難消化性の成分
(例えば、野菜や果物に含まれる繊維質)を分解して、
「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん、SCFA)」
と呼ばれる物質を作ります。

この短鎖脂肪酸は、とても重要な働きをします。

腸を健康に保つ

短鎖脂肪酸の中でも特に「酪酸(らくさん)」という物質は、
大腸の壁を丈夫にし、炎症を抑える効果があります。

これによって、腸が元気になり、
病気になりにくい状態をキープできます。

全身の健康を支える

短鎖脂肪酸は腸だけでなく、全身にも良い影響を与えます。

例えば、血糖値を安定させたり、
コレステロールを減らしたりすることで、
糖尿病や肥満などの生活習慣病を防ぐ手助けをします。

免疫力を高める

私たちの腸には、体を守るための「免疫細胞」が多く存在しています。

ローソニバクター・アサカロリティカスは、
以下のように免疫システムをサポートします。

悪い菌を追い出す

この細菌は、腸の中で悪さをする悪い菌(例えば病原菌など)
が増えないように調整してくれます。

これにより、風邪や感染症にかかりにくくなります。

炎症を抑える

腸内の炎症を抑えることで、
免疫システムが過剰に反応するのを防ぎます。

例えば、アレルギーや自己免疫疾患
(体が自分自身を攻撃してしまう病気)
のリスクを軽減する可能性があります。

代謝を良くしてくれる

生活習慣病(例えば、肥満や糖尿病)は、
不規則な食事や運動不足などで引き起こされますが、
実は腸内環境も大きく関係しています。

ローソニバクター・アサカロリティカスは、
次のような仕組みで代謝を改善します。

血糖値を安定させる

この細菌が作る短鎖脂肪酸は、
血液中の糖分(血糖値)が急激に上がらないように調整します。

これにより、糖尿病の予防につながります。

余分な脂肪を減らす

短鎖脂肪酸は、血液中の脂肪(中性脂肪)を減らしたり、
脂肪の蓄積を抑えたりする効果があります。

これによって、肥満や動脈硬化のリスクを下げる手助けをします。

メンタルヘルスにも良い影響

最近の研究では、腸と脳が深く
つながっていることがわかっています。

「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれるこの関係では、
腸内環境が精神的な健康にも影響を与えると言われています。

ローソニバクター・アサカロリティカスも、
メンタル面でのサポートをしてくれることが期待されています。

ストレスや不安を和らげる

短鎖脂肪酸は、脳の中で幸せを感じるホルモン
(セロトニンやドーパミン)の分泌を促進する働きがあります。

これにより、ストレスや不安感を軽減する効果が期待されます。

記憶力や集中力を向上させる

腸内環境が整うと、脳の働きが良くなり、
学習能力や記憶力がアップする可能性があります。

また、うつ病のリスクを減らす助けになるかもしれません。

コーヒーが腸内細菌に与える意外な効果

コーヒーは単なる嗜好品ではなく、
腸内環境を整えるのに役立つ成分を含んでいます。
その鍵となるのが、ポリフェノール食物繊維です。

ポリフェノール

腸内細菌を活性化

コーヒーに含まれるクロロゲン酸などのポリフェノールは、
腸内で善玉菌(プロバイオティクス)のエサになり、
ローソニバクター・アサカロリティカスなどの
有益な細菌の増殖を助けます。

また、ポリフェノールは抗酸化作用抗炎症作用を持ち、
腸のバリア機能を強化し、大腸の健康を保つ役割も果たします。

コーヒー由来の食物繊維

腸の働きをサポート

コーヒーには意外にも食物繊維が含まれており、
これが短鎖脂肪酸(SCFA)の生成を促します。

特に、ローソニバクター・アサカロリティカスは
難消化性の成分を発酵させ、酪酸を生産するため、
腸内環境の改善や便秘予防に貢献します。
さらに、コーヒーは腸のぜん動運動を促す
ことでも知られています。


食後のコーヒーが排便を促しやすいのは、腸の動きを活性化し、
腸内細菌のバランスを整える効果があるからです。


コーヒーを飲むときのポイント

腸内環境を改善するためにコーヒーを取り入れる場合、
以下のポイントを意識しましょう。

ブラックコーヒーを選ぶ

砂糖やクリームを多く加えると、腸内細菌のバランスを
乱す可能性があります。

純粋なコーヒーの成分を活かすため、
できるだけブラックで飲むのがおすすめです。

食物繊維を多く含む食事と組み合わせる

コーヒー単体よりも、
野菜や発酵食品と一緒に摂取することで相乗効果
期待できます。

例えば、朝食にオートミール+コーヒーの組み合わせは、
腸活にとても適しています。

適量を守る(1日2~3杯が目安)

カフェインの摂りすぎは、胃腸への負担や睡眠の質の低下を
招くことがあるため、適度な量を心がけましょう。

まとめ

ローソニバクター・アサカロリティカスは、
私たちの腸の中で活躍する優秀な細菌です。

食物繊維を分解して短鎖脂肪酸を作ったり、
免疫力を高めたり、代謝を改善したりと、
多くの健康効果を持っています。

さらに、腸と脳のつながりを通じて、
ストレスやメンタルヘルスにも良い影響を与える
可能性があるんです。

つまり、この細菌を増やすことで、
腸だけじゃなく全身の健康をサポートできるんですね!

コーヒーを飲んだり、食物繊維豊富な食事を
心がけたりすることで、ローソニバクター・アサカロリティカスを
活性化させて、もっと元気に過ごせるようになるかもしれませんよ!

余談ですが、アメリカとイギリスの研究チームが、
一か月に飲むコーヒーの量が、1日3杯以上飲む人の場合、
1か月に3杯未満の人に比べると、最大で8倍多い、
また、コーヒーを飲む量が多い人ほど、この細菌は
腸内にいたと発表しています。

今日も最後までお付き合いいただき 
ありがとうございました。 

このブログを読んだ全ての方が 
健康になりますように♪ 


 ケーニッチでした♪



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