昨年(2021年)の栗農園を振り返って(山口県美祢市厚保)

みなさんこんばんは。いなだ栗農園です。

久々の投稿になります。
昨年の栗ですが収量は過去最低を記録しました。

いままで収穫していた量の10分の1という最悪な結果に終わりました。
これはさすがに私もつらい思いをしました。

当栗農園以外の地域の栗も少なかったようです。
不作の原因は人によると花が咲いている時期に長雨に見舞われて受粉がうまくいかなかったとの見解でした。
いなだ栗農園の不作の原因は先ほどのもあるのかもしれません。あとは初っ端からイノシシの侵入を許してしまったことです。

早い段階で対策をとったのですが何度も侵入を許してしまってかなりの被害を受けてしまいました。
そういった他の要因も合わさり収穫量は過去最大の減少という結果になりました。

単純に収穫量が少なくてはい終わりというわけではなく、毎年栗の納品先のお客さんがいるのです。

しかし、この収穫量ではお客さんの要望にはすべて答える、いや、まったく答えることができませんでした。

今回はたくさんのお客さんにご迷惑をおかけしました。これは本当にメンタル的にはつらい出来事でした。

売り上げが減るのもつらいですがお客さんに迷惑をおかけすることがもっとつらいことなんだと改めて感じました。
結果的に無い栗はどうすることもできず、まったく届けることもできないお客さんもいましたし、ほとんど届けることもできませんでした。

こういったことがあると栗の生産を続けるべきがどうか悩んでしまいます。

とりあえず今は続けていますが今年も同じ状態なら真剣に考えていかないといけないです。

今後についてはこれを一つの節目として、拡大路線の考えを改めて、現状もしくは縮小していきます。

こちらのサイトについては栗作業を中心にやっていましたけど、毎年ほぼ同じ作業のことになってきているので、今度は視点をかえて、いろんな栗のことを紹介していけたらと思っています。

栗栽培も楽しいですがもっと他の栗のことも知りたい。そんな一年にしていきたいと思っています。

引き続きよろしくお願いします。