先週の夕方、子供たちをお迎えに保育園に行くと、年長の女の子が話しかけてきました。




何かと思ったら、道具袋が完成したんだそうです。

それを聞いたら、1年前のグーグのことを思い出して


「ああ、もうそんな時期なのか…… 」


としみじみしてしまいました。



年長さんの道具袋というのは、年長さんだけが使うコマやマリをしまう袋です。






年長さんが自分で針と糸を使って袋を縫い上げます。

年長になると日頃から雑巾とか縫っているので、冬のこの時期にもなると袋が縫えるまでに成長しているんです。


でもね??


さくらさくらんぼ保育の年長さんは文字が読めません。

そうすると名前を書いておくこともできないので、誰の袋だか分からなくなってしまいます。

そこで「これが自分のだ」と一目見てわかるように、目印として自分が書いた絵を縫い付けるんです。



そしてうちの子が通う園では伝統なのか何なのか、園児が描いた絵の上から親が手縫いで刺繍してあげるんです!!


これはさくらさくらんぼ保育の全部の園がやるわけではなさそうです。

ですが、やる園もそれなりの数あるみたいです。


忘れもしない、去年の年明けのことでした。

突然担任の先生からグーグが布に鉛筆で描いた絵を渡され、


「これを来週までに刺繍してきてください」


と言われたんです。


…… は ????


…… 刺繍 ????


普段縫い物なんて一切やらない私の頭は全く理解できませんでした。




でもやらなきゃいけないんですから、その日から必死になって縫いましたよ。

チクチクチクチク、なんとかかんとか頑張りました。

その間、家庭はメチャクチャでしたけど…あせる


▼参考画像





ネットで刺繍のやりかたを調べながら、試行錯誤の連続でした。

その頃にはフリーでやっている仕事も再開していたので、それはそれは忙しかったけど、締め切りまでには何とか縫いあがりました。


右も左もわからないまま、とにかく言われた通りに縫い上げた私とグーグの合作道具袋。

今ではグーグにとっても、私にとっても思い出のたっぷり詰まった大切な宝物ですドキドキ












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