間違ったマッサージ方法だとかえって肩こりが悪化する場合があります。
少し安めのマッサージにいった、親戚にマッサージしてもらった、
なんていう日の翌日は揉み返しがひどかったという経験がある人
は少なくはないのではないでしょうか?
揉み返すと余計肩が硬く硬直した感じがあり
しまった!!
と感じることでしょう。
なかでも肩に近い首周辺は慎重に扱わないといけません。
特に首の骨にいたっては体のバランスを保つうえでも大事なところです。
なんといっても首は5Kgはある頭を常に支えているわけです。
また足からくる体の不安定を支える負荷もかかっています。
この首の負荷が肩こりの直接的な原因でもあります。
ここの首に負担がかかりすぎると、血液の流れも滞り、
脳へ血液が充分に回らず、不眠や脳の障害へも影響します。
なのでこの首周辺を間違った仕方でマッサージや治療をすると
肩こり悪化だけでなく、全身にマイナスの影響を与えるのです。
体だけではありません。
なんと心までも影響を受けてしまいます。
首周辺のマッサージ方法はインターネットでも数多く紹介されているので
自分でされる方も多いと思います。
しかし、なかには危険なものもあります。
私も知識がなかったころに、寝違えを自分で治そうとして
誤ってマッサージをした結果、10日間程首を動かせなかった経験があります。
<自分でマッサージをしてはいけない場合>
以前の私のように、寝違えた場合はとくにマッサージをしてはいけません。
寝違いは筋肉の張りが悪化して起こっています。
また炎症を起こしている状態です。
この場合は直接触らずにまず痛い部分を冷やします。
さらに首と遠く離れているいるものの首の筋肉とつながっているところをほぐします。
手のひら全体から肘にかけての部分です。
首は脳と体を連結させている重要なパーツです。
大切な神経が多く集結しています。
気軽に強い圧をいれたりすると筋肉、最悪神経まで痛める場合もあります。
また神経の1つである自律神経は特に敏感であり、心にもダメージを与えます。
いまは気軽にマッサージ治療が受けられますが、
信頼できるところをあらかじめ探してから施術を受けるようにしましょう。