あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

「横倉の風」動画撮影

2024-05-05 | 

平家会総会を無事に終えた翌朝、

小雨模様の中を横倉山へ。

越知平家会のメンバー片岡さんが

同行して下さった。

撮影は地元在住の水野さん。

縁あって映像畑の方に撮影を

協力して頂けてラッキーだった。

北広島町から音響担当で

同行してくれた大崎さんはどうやら

山道に悪戦苦闘。

いざとなれば二人だけで

撮影する覚悟はしていたが、

息切れしながら山道を上がり

素人で撮影するとは無謀過ぎと

思い知った。

横倉山は牧野富太郎博士の

研究フィールドで有名になり

麓の駐車場にも遠方からという

若いカップルがいたし

観光バスが来るほどの人気。

つくづく「横倉の追い風」だ。

前日、平家会に参加されていた

二人のガイドさんとばったり。

お忙しいようだ。

そうそう山道で「あら、まりさんだ」

という方に遭遇した。

麓の横倉宮の宮司さんだった。

以前ご神事で歌わせて頂いたが

私だと良く分かったな。

新屋まりは越知町で人気モノを

証明した(笑)

駐車場から鳥居をくぐると

既に空気感が違う。

木立ちがどんどん深くなり

樹々の存在感が増してくる。

山中には安徳帝に従って遠く

都から落ちてこられた方々の

小さな社が点在している。

徒歩20分。

杉原神社に到着。

鳥居が建つ広い境内には一段と

太い杉の巨木が何本もそびえ立つ。

うすい霧が掛かる境内は幽玄さも

ひとしお。

小粒の雨ながら撮影にとっては

光の加減がちょうど良い。

「横倉の風」の音源を大崎さんが

流してくれた。

それに合わせてシャカシャカと

順調に3~4テイク撮影を完了。

すぐ裏手の平家の宮にお参りする。

従者をお祀りしてある小さな社。

小ぶりな鳥居をくぐると

いつも自動的に込み上げてくる。

「源氏も平家もない世になりました。

ご苦労さまでした。」と手を合わせる。

この流れでもっと先の横倉宮に

お参りを兼ねて撮影に行くことに。

少し山道が急になる。

私は思いのほか楽勝~。

山道を歩きなれている片岡さんも

機材を担いで飛ぶように歩く。

年齢を伺ったら恥ずかしいそうで

たぶんそろそろ80歳。

あの足取りにはびっくりよね。

水野さんと大崎さんは汗だく。

体力勝負の撮影になった。

我ながら「新屋まりに付き合う」

とは大変なこと。

いつ何を言い出すか分からない。

要求がきついとも言われている(爆)

あの、これでも遠慮しているつもり

なので本人の自覚なし。

りっぱな鳥居の先に山道と石段。

上がり切ったところに社がある。

安徳帝を歌にした「緋(あか)き山に」

を奉納しながら撮影した。

いつの間にか雨が上がり綺麗な

青空になっていた。

すぐ近くに宮内庁管轄の

「安徳帝墓陵参考地」がある。

メディアで良く取り上げられる。

先だってもたまたまNHKの

旅番組で目撃した。

SNSにアップするには撮影許可が

必要とのことだがたまたま、

上がって来る途中で前述の

宮司さんと遭遇した時に

その場で片岡さんが撮影許可を

取って下さったそうだ。

万事、片岡さんのおかげ。

そして片岡さんから教わった。

天皇陵では柏手は打たないし

一礼なのだそう。

ともかく1つ目のミッション

「越知平家会総会でちゃんと歌う」

と2つ目のミッション「動画撮影」

を無事に完了できたことは幸せ♪

思えば今回は予定通りスムースに

物事が運んだ。

「はかったようにうまくいった」

とは大崎さんの弁。

私も心からそのように思う。

天の配剤と思うことにした。

越知町と佐川町の皆さんには

大変良くしてもらった。

お世話になりました。

帰り道、四国の深い谷は新緑が

まぶしかった。

「しまなみ海道」をわたったら

一転曇り空。

ポツポツ小雨も降って来た。

まさしくお天気のタイミングが

良かった。

「楽しかった~」と言いながら

陸路を無事に帰って来た。

 

あれからもバタバタしている。

ユーチューブアップまで

しばらくお待ち願います。

 

 


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