昭和の恋物語り

昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (二十八)

2025-03-29 08:00:42 | 物語り
天女さまに手を引かれて移動した。 「はい。それでは、ここで待ってて下さいね」  たしか壁際に長椅子のある、広い部屋だったはずだ。 . . . 本文を読む

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (十九)ひとつひとつの

2025-03-28 08:00:10 | 物語り
ひとつひとつの行動・感情のうごきにまで因果関係をもたせ、おのれを納得させている麗子が、男には不満だったのだ。 気まぐれ・衝動、そういったものいっさいを否定するがのごとき麗子に、不満だったのだ。 . . . 本文を読む

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (三十)高校に入ってはじめての

2025-03-27 08:00:52 | 物語り
高校に入ってはじめての夏休みのことです。 声をかけられたのは夏休みにはいるすこし前のことです。 . . . 本文を読む

ドール [お取り扱い注意!](一)2012年、元旦のこと。

2025-03-26 08:00:21 | 物語り
元旦に、とづぜんとどいた荷物。 日が経つにつれ、ふくれあがってきた。 なかから出てきた物は……人形だった。 ======== . . . 本文を読む

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百六十八) 

2025-03-25 08:00:17 | 物語り
 ソファに座ったり机に戻ったり、そして冊子をパラパラとめくっている。 窓の外ではチンチンと電車が行き交っている。 . . . 本文を読む

ポエム ~夜陰編~ (詩は……

2025-03-24 08:00:46 | 
詩は、素敵なものであるべし。 詩は、美しいものであるべし。 . . . 本文を読む

[青春群像]にあんちゃん  ((20年前のことだ。)) (六)

2025-03-23 08:00:59 | 物語り
不遇の三十代、孝男はそう思っている。 同期の中田に後塵をはいしたのはおのれの才覚ぶそくではなく、恣意的人事だとおもっている。 . . . 本文を読む

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (二十七)

2025-03-22 06:00:55 | 物語り
 4時半からの受付で、すでに5、6人の患者が待っていた。 自動ドアの開くのももどかしく、せわしなげに入っていく老婆が、床に敷いてあったマットに足を取られてしまった。 . . . 本文を読む

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (十八)劇場にはいる前に、

2025-03-21 08:00:03 | 物語り
劇場にはいる前に、コーヒーだけの朝食では持たないと考え、軽く食事をとることにした。 劇場からすこし先に、純喫茶・和がある。 その店名どおりに、和の雰囲気をだいじにしているみせだ。 . . . 本文を読む

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (二十九)尻切れトンボ的に、 

2025-03-20 08:00:44 | 物語り
尻切れトンボ的に、地獄巡りからの退出です。 遊び歩いていた20代前半ですが、どう位置付けすればよいのか。 . . . 本文を読む

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