今回はジェイミー・フォックスさん繋がりで…この作品を取り上げます。


「 Django Unchained 」( 2012年/邦題「ジャンゴ 繋がれざる者」 )



タランティーノが監督し、レオナルド・ディカプリオが悪役を演じて話題となった西部劇です。

●データ
監督=クエンティン・タランティーノ
脚本=クエンティン・タランティーノ
製作=レジナルド・ハドリン、ステイシー・シェール、ピラー・サヴォン
製作総指揮=シャノン・マッキントッシュ、マイケル・シャンバーグ、ジェームズ・W・スコッチドボール
撮影=ロバート・リチャードソン
音楽=???
製作費=$100,000,000
興行収入=$425,368,238

出演=ジェイミー・フォックス、レオナルド・ディカプリオ、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、ドン・ジョンソン、ウォルトン・ゴギンズ …etc…

●超・簡単なあらすじ…
南北戦争直前のテキサス。
賞金稼ぎDr.キング・シュルツ( クリストフ・ヴァルツ ) は追跡中の賞金首の手がかりとなる黒人奴隷ジャンゴ ( ジェイミー・フォックス ) を手にいれた。


奴隷制度に嫌悪するシュルツは、追っていた賞金首を仕留め終わるとジャンゴを解放し賞金稼ぎのパートナーに抜擢した。


その後、ジャンゴは生き別れた妻のブレームヒルダ=ヒルディ ( ケリー・ワシントン ) が、ミシシッピのキャンディ農園にいる事を突き止める。
シュルツとジャンゴは、奴隷のバイヤーを装い農園主カルヴィン ( レオナルド・ディカプリオ ) に接触した。
シュルツの見せ金1万2000$に欲を出しカルヴィンは2人を農園に招き入れた。


シュルツはヒルディを購入する商談をまとめるのだが…。

とここまでが序盤のくだりです…
しかし、カルヴィンにジャンゴとヒルディの関係がすぐに見抜かれてしまいます。
欲の塊であるカルヴィンは、シュルツを強迫し見せ金=1万2000$を奪おう…としますが…。

●登場銃火器
まずは…44口径のレミントン1858 ニュー・アーミー。



お次は…同じくレミントン1858の"シェリフ"というバレルの短いモデル…。



お次…コルト 1851 ネービー…。


後はシルバーのデリンジャー…。



ライフルだとSarps 1874 Buffaloというモデルと…。



Henry 1860 というモデルが出てました。


面白い物だと…レミントン 1858 リボルバー・カービンが出てました。



●ドン・ジョンソン
この作品に元祖Mr.セクシー=ドン・ジョンソンさんが出てました!


●総評
フランコ・ネロ主演の「続・荒野の用心棒」やその他のマカロニウエスタン等のジャンゴとは…主人公の名前は同じですが、何の繋がりもありません。
が、フランコ・ネロが端役で出ていたり、エンリオ・モリコーネの劇中曲を使ったり…と繋がりはなくともタランティーノ自身が、当時のマカロニウエスタンから多大に影響を受けた事は承知の事実です。
なので…点数を付けるなら…90点!
ちなみにかなり前にご紹介した「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」も同じです。
(タランティーノも出てるしね!)