おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

歴史的1ドル155円で次は1ドル200円か? 衰退ニッポンいよいよどん底へ

2024年04月26日 | Weblog

午前5時を回ったところ。

どんよりした空模様で、気温はプラス6度。

ご当地のサクラもようやくほころんでまいりました。

きょうはこれから晴れて、気温はなんと20度まで上がるそう。

春ですなぁ~

さて、

1ドル155円とはねぇ、、、

ニセコのおぢ、安いニッポンにあ然呆然です。

「輸出企業は好調」などと、お間抜けなことを申している場合ではない。

きのうの羽鳥モーニングショーでも解説しておりましたけど、インバウンドの観光客はウハウハだけど、ニッポン国はバナナのたたき売り状態。

安いにもほどがある。

その一方、ニューヨークでは、豚骨ラーメンが21ドル=3255円でトッピングする半熟卵が3ドル=465円。

これにグラスビール1杯13ドル=2015円、そこに消費税、そしてチップだという。

ラーメン食べてビール飲むと約47ドル=7285円だそうな。

昨夜、ハニーさんと二人でニセコ町の居酒屋で二人で食事して、おぢはビール1杯、日本酒1合を呑んで7540円だった。

ニューヨークではラーメンとビールだけで7000円超。

安くてニッポンは幸せか?

それとも先進国からかけ離れた発展途上国か?

ラーメン1杯2500円で「ニセコバブル」などと大騒ぎしてましたけど、ようは国際レベルの値段ってこと。

翻って、ニッポンの給与レベルでは、庶民は欧米なんぞに旅行になど行けませんです。

旅行なら我慢すればいいけど、これが海外留学となるとどうだね?

この格差では、庶民の子どもは海外で学ぶことなど到底ムリ。

留学する学生がいなくなるってことは、ニッポン国の国力低下にもつながりかねない一大事だ。

きのうの羽鳥モーニングショーでは、経済評論家の加谷珪一さんがこう申しておりました。

「この50年ほど円安が続いてきた。この先しばらく円安が続くのではないか…」

そう、戦後発展してきたニッポン国だけど、バブル崩壊以降、経済は右肩下がり。

なんでもかんでも安けりゃいいと、サラリーマン経営者は新産業に目を向けずにコストカットにまい進した。

くわえてデフレ、20年も30年も給料はほぼ変わらず、物価もそのまんま東。

右肩上がりで発展してきた欧米とは、物価も給料もかけ離れ、世界標準から見たらまったくの異常事態に突入した。

円安から脱却するには、経済が大きく発展しなきゃならんけど、これを支えてきたのはかつては人口増。

それがいまや人口減で、消滅自治体がうんぬんされる時代ですわ。

1ドル155円を突破したことで次のターゲットは1ドル200円。

そして、この流れを止める要素が丸きりない。

異常事態ではありますが、約90%を輸入に頼る燃料、そして65%を輸入にたよる食料品などなど、高騰は避けられません。

アベノミクスの負の遺産で、ニッポン国と国民がどん底を見ることなどないよう、願うばかりのおぢだった。

 


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