おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

歴史的「ごましお」に遭遇

2024年04月25日 | Weblog

午前6時半になるところ。

しとしと雨が降ったり止んだりしております。

気温は10度、室温20度ですが、肌寒いので薪ストーブを焚いております。

ところで、

過日、おぢは73歳の誕生日を迎えた。

これを義母が祝ってくれるというので、いそいそ実家に赴いた。

93歳の義母、お得意のお赤飯をつくるというのだ。

せいろで蒸した義母の赤飯は実に美味で、焚いたものとは一味も二味も違う。

でもってビックリだったのは、それが一升五合も蒸かしてあり、「誰が食べるのよ?」といきなり驚いた。

結局、ほぼ我が家に持ってきて冷凍庫に収まった。

大量の赤飯にあ然とはしたけれど、おいしく食べ始めた。

「お義母さん塩気が欲しいけど…」と言ったところ、登場したのが写真の「丸美屋のごましお」

ふりかけたら、どうにも妙な味がする。

袋を見たら、値段は78円とチョー安い。

そしてその袋の裏を見たら、な、な、なんと「63.11.11製造B」とあるではないですか!!

もしかして、昭和63年製ってこともあるか知らんけど、フツーは1963年製ってこと。

おぢが1951年生まれですから、おぢ12歳の時の製造品。

おかしな味がするはずだ。

たぶん、丸美屋本社にも残っていないであろう貴重な「ごましお」だった。

「香ばしいいりごま…」とあるけど、香ばしいわけがない。

封を切っていなかったら、テレ東のお宝発見番組「開運!なんでも鑑定団」で、高額取引されたか知らん…

そんなこんな、義母宅にある調味料は歴史的遺物があるので要注意なのだった。

その後、体調不良はないけどね。

新プロジェクトX風に言えば「これは、61年の時を経て、おぢの口に入った歴史的なごましおの実話なのだった」。

そんなこんな、おぢが言うのもなんですが、年寄りは物持ちがいい。

気を付けないと、国宝級の貴重な調味料を食べてしまう。

嬉しいけど、ちょっと怖い93歳ババの赤飯なのでした。

生きてると、色々ありますです、ハイ!!

 


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