おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あっという間に1ドル158円 トホホな未来しか見えないけど…

2024年04月27日 | Weblog

午前5時40分、晴れのGW初日です。

ですがもやがかかっているので、これはどうやら黄砂。

気温はプラス7度で最高気温22度の予想だ。

「春爛漫」ってことらしい…

さて、

けさの毎日新聞電子版は、「円安進み、一時1ドル158円台 政府・日銀の介入に警戒感高まる」との見出しだ。

ニッポンはゴールデンウイークに突入しており、だから「介入はない」と踏んだ世界の投資家、円売りを加速させております。

舐められたもんです。

でもって、政府・日銀が介入したら、そこで売った円を買い戻して、手じまい、利益を得る。

政府・日銀相手の「円売り」は、お金持ちにはあまりに儲けやすい投資だ。

これでは政府・日銀も手の施しようがない。

これを解決する方法は、ニッポンが大きく経済成長するしかない。

ですがそんな要素、いまはまるきりない。

ニッポンの高度成長を支えたのは、戦後のベビーブームという人口増だった。

これが反転、少子高齢化で人口減ですから、経済成長するための大前提がすっぽり抜けた。

加えて、大企業のサラリーマン社長はそもそも上のご機嫌取りだけで出世してきたいわば「平目」。

前社長のご機嫌取って新社長になった人。

なので、前社長を否定するような新事業など起こせるわけがない。

ってことで、コストカットにまい進し、円安に助けられて利益が出るもんだから、ニッポン企業は世界から出遅れるに至る。

過日のNHK「プロジェクトX」は世界初のカメラ付携帯をニッポンが発明した、過去の栄光を放送しておりました。

世界初に挑んで輝いたのはいいけど、その後、スマホの登場で、日本製のスマホは駆逐されてしまいました。

世界を席巻するのは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのいわゆるGAFA。

円安に甘んじて、ぬくぬく儲けてきたニッポン企業なんぞ、屁みたいなもんですわ。

有名な話は、例のお掃除ロボット「ルンバ」が登場した時ですわ。

世界は「おお~!!」となったけど、ニッポンの家電メーカーの技術者は「そんなもんはとっくに開発済みだった」と、そんなもん扱いした。

そうニッポンの家電メーカーの技術者は、とっくにこうした自動掃除機を開発していたと推察される。

ですが、これが社内を通らないのがニッポン企業だ。

上から潰されておジャン。

松下幸之助や本田宗一郎がいたなら、世界を席巻する新製品が登場したけど、平目していて社長になった大企業のサラリーマン社長では画期的な新製品は望めない。

ってことで、衰退ニッポンに歯止めはかかりません。

大丈夫かニッポン国!!

 


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