田峯城 [2/3] 本丸御殿や大手門・搦手門などが復元された本丸へ。 投稿日: 2023/08/092023/08/09 投稿者: akiou 田峯城 訪問記 其の二。 [前回までの訪問記 概要]山上にある田峯城駐車場から堀切にかかる橋を渡って城内へ。斜面に沿って段々に築かれた曲輪群を順に登っていきながら本丸を目指す。 訪問時期:2023年6月田峯城 訪問記 − 其の一、二、三。 <訪問記> 奥の曲輪は、円弧状の「畦(あぜ)曲輪」。畦道のように細い曲輪から名付けられた。畦曲輪とその上下の切岸。下から直接駆け上ってくることは難しそうな急斜面。畦曲輪から、一段下の「井戸曲輪」を見下ろす。結構な高さがある。では最後の石段をあがって、本丸へ向かおう。本丸には柵や門、屋敷、櫓などが再建されている。こちらは裏手にあたる「搦手門」。現在はここが正面入口だ。ぐるっと回り込んで門に至るようになっていて、門の手前は小さな枡形になっている。内枡形虎口。搦手門 説明板。本丸にある 田峯城本丸 説明板。書院造の主殿形式で、本丸御殿が再建されている。本丸の一角に建つ、田峯城の由来記碑と供養塔。脇には古い石碑や宝篋印塔が集められて一緒に祀られている。石碑には「菅沼大膳」と彫られている。田峯城 由来記。山家三方田峯衆(やまがさんぽう だみねしゅう)の根城。再建された厩(うまや)の説明板。こちらが厩。扉が開いているので入ってみよう。厩の内部は写真パネル展になっていた。田峯城址碑。表記が「田嶺城址」になっている。城址碑と、再建された大手門、物見櫓。順番に見ていこう。こちらが再建された大手門。城の門というより武家屋敷の門といった趣。棟門形式。本丸大手門 説明板。大手門を城内から見る。こちらも大きく道を曲げられた先に門が立っており、堅固な作りになっている。石垣は後世積まれたもののようなので、当時はここも内枡形虎口になっていたのかも。本丸大手門と枡形虎口。門が閉まっていて大手道およびこの奥にある堀切に行けなかったのが残念。 >> 田峯城 [3/3] へ続く。<< 訪問時期:2023年6月撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm 記事が面白かったら下のバナーを押してくださいね。励みになります! 共有Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして友達にメールでリンクを送信 (新しいウィンドウで開きます) 関連