一定規模の共同住宅になると、室内に自動火災報知機なるものがあります。
ちなみに一定規模以下の場合は、マンションの設備の自動火災報知機はなく電気屋で買ってきたものを付けます(確か平成22年ぐらいが設置期限であったような)
この自動火災報知機は温度の上昇や煙を感知し自動になります。
人命救助が目的ですので人が気づかずになるのはいいことですが、誤報でなるのは非常に迷惑です。
何が原因かと言われれば正直分かりにくい。
よくあるのは感知器に虫が入り死んだりして反応したりもするが、多くは機械の何らかの故障で原因が不明。
そして一番厄介なのは、どれが故障しているかわからん事。(地区音響により1Fのどっかとかはわかります)
鳴ってしばらくはその機器自体がこれですよ~とランプが光るのですが、多くの方は火事だ~と驚きそんなランプを見る余裕はありません。
さて、今回はとある店舗付き住宅です。
近い将来建て替えを考えている物件の為、店舗については貸しておらず=無人。
火災報知機が鳴り、警備とワシが行くと地区音響は1Fを示しております。
はい、一番アカンやつです(笑)
誤報と分かっているので様子を見ます。
数日すると、やっぱりなりました
対処法
1 全戸交換(結構なお値段しかも貸すことはないので無駄な出費)
2 部分交換(外し続けると一番高くなる可能性がある)
3 なるまで待機ホトトギス(熱中症で死ぬかも)
4 空いてる店舗の感知器のすべてを断線(ええんか?)
なった状況をプロファイリングすると、鳴るのは決まってめちゃくちゃ暑い日の夕方。
ということは西日を浴びる西側店舗が怪しい・・・・・
さすがに毎日室内に立てこもり、いつなるかわからんのを待つわけにもいかん。
とりあえず、パズルクイズにある最小の個数で治す方法をとることに。
西側空き店舗3室の熱感知器戸数は9個なのだ。
これで治らなければ、更に他の部屋をつぶしていくことになるのだが、結果はビンゴ!
工事以降一再なることはなかった。
まぐれともいうがプロファイリングが的中し、最小の出費で治すことができた。
めでたしめでたし