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遅くなったCrucial BX500 1TB の復旧作業

2024年02月12日 | ノートパソコン
SSDが安くなってきたとはいえ、1TBクラスになると1万円ほどします。

ゲーミングノートのSSDを MX500 1TB に変えてから快調なのですが…不調で押し出された BX500 1TB がもったいなくて何とか使えるようにできないか試行錯誤してみました。

試した順に復旧作業を記していきます。


デフラグ(Defragglerを使用)


ディスク内のデータファイルの断片化を解消 
交換前のデータが残っている状態(200GBほど)で始めたので半日かかりました

結果:リードの速度は改善されたが、ライトは変わらず遅いまま



ゼロフィルフォーマット


ディスクの全領域を0で上書きして消去
完全にまっさらな状態にする方法です

管理者権限でコマンドプロンプトを開いて次のコマンドを入力実行します

FORMAT 「ドライブ名」: /FS:NTFS /P:0

このコマンドを実行すると指定したドライブのデータは完全に消去され元に戻せなくなるので注意が必要です ※試されるされる場合は自己責任でお願いします

デフラグに続いてかなり時間がかかります
今回は書き込み速度が低下している SSDに対して1TB分のデータを書き込むことになったので丸1日(24時間以上)かかりました

結果:効果なし… ※この作業で直ると思っていたので心が折れかけました


新しく導入した MX500 1TB から BX500 1TB へ逆にクローン


クルーシャル のサポートページから Acronis True Image for Crucial をダウンロードしてクローンを作成

 

何とびっくりライトの性能が復活しました ※この方法で直るとは思ってなかった
シーケンシャルリード、ライトが元より 100MB/sほど遅いのは、USB3.0接続のケースを用いて作業をしているためです USB3.0規格の最大転送速度は 5Gbpsですが給電容量が 4.5Wと少ないので論理値に達しないと考えられます 

今回の不具合はSSDのキャッシュに問題があると考えていました
正常なSSDからキャッシュを含むすべての内容を複製されてことにより症状が改善されたとみて問題なさそうです



復活した BX500 1TB ですが…大きなデータ(最近のゲームなど)をコピーするときに速度低下するシーンが散見されました。安価ですがDRAMなどのキャッシュメモリを持っていないSSDは安かろう悪かろうなのかもしれません。

調べていた際によく見かけたのは DRAMを持たず SLCキャッシュを使用している SSDは空き容量が少なくなると顕著に遅く場合があるとのこと…
それを回避するため SSDの全ての領域を使用せず未割当部分を確保することにしました。本当にこれで速度低下を免れるかは分かりませんが気休めです。



BX500 1TB…復旧できたとはいえ、メインストレージとして使うのは怖いのでしばらくはバックアップ用の外付け SSDとして使用したいと思います。

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