★新シリーズブログの【その41】です

 アマゾン電子書籍でおなじみの多門院 英蔵こと、ヒデクラです! 皆さん、お待たせしました!!

 前回の【特別番外編】から、今回は、再び「新NISA活用のコツ、その他」として、これまでの新NISA活用のコツ、ノウハウに加えて、本来この第10章で書きたかった投資への重要な話も含めて、お話しします!

(先ほど、ぎりぎり3月6日(水)6:20配信予定【実践留学道場】無料メルマガの配信登録が完了しましたので、誤字脱字の見直しに加えて、少し重要なことを思い出して追記もさせて頂きました!3/5(火)25:00   その後、再度の誤字脱字の修正・追記 3/8(金)12:00) m(_ _)m 

 

 では、早速今回も始めましょう!

 

今回は【その41:第10-3節(新NISA活用のコツ、その他】です!

 

1.第10-3節のイントロ

 このところ、この新たな第10章ブログでは、ほとんど新NISA関連の話ばかりとなってしまいましたが、以前も書きましたように、この第10章では、本来は投資に重要なグローバル関連のお話をする予定でした。

 よって、今回の第10-3節では、一旦ちょっとNISAから離れて、これから投資をされようとしている方に重要なこと(投資への基本、昨今の投資で重要なIT関連株の動きやグローバル関連の話を、先ずお話させて頂きます!

 

・先ず、どうして投資にIT関連の株の動きやグローバル関連の知識が重要なのでしょうか? このあたりから手短に始めます!

 

 特に今回は、あの複眼経済塾の塾頭のエミン・ユルマズさんの講演に先日証券会社からの案内で参加出来て、凄く参考になる話を聴けましたので、その重要な今後の投資戦略にも関連する重要ポイントを、かいつまんでご紹介させて頂きます!

 

 

 では、始めます!

以下は、つい先日参加させて頂きました複眼経済塾塾頭の、エミン・ユルマズさんのセミナーのポイントを纏めたものですが、以下は、私のこれまでの認識及び今後の株投資及び、FX運用でのメキシコペソの投資戦略策方針とも合致しており、凄く参考になりましたので、ユルマズさんの発言=私の今後の投資戦略とも一致すると理解してお読み下さい

去年も12月に、一度、ユルマズさんのセミナー参加後の骨子を書かせて頂きましたが、

まさに今そのようになっています!

よって、その私の過去のブログでのエマルズさんの予想もご覧になられると、より良いと思います!

12月頃の【その37+α】のブログです!

特に、新NISAの投資信託で「S&P500」に投資している方は、先ず必ず【その37+α】をお読み下さい!!!

 

 

★今回のエマルズさんの講演も、私がいつも言っています、グローバルな動きに凄く関連する話となっていました!

 

1.日本はこの株高でも、バブルでは無い!=適正価格!

⇒但し、米国はまさにバブルであるが、これと日本の株価は、世間が言っているような米国のバブルとは余り関係なく、それよりも重要なのは、以下である!

 

(1)バルチック海運指数(BDI;貨物船の運賃)トの関連!

 ⇒過去の統計的に、BDIが急低下する2、3ヶ月後に株価が低下している!

(つまり、船の重要が大きい=景気が良い! 逆に船の需要が減るということは、景気が悪くなっており、その後に株価の低下が少し遅れて現れてくる。)

 

(2)FRBの利下げタイミングは!

 ⇒通常、米国では景気が良いと現役の大統領は再選で続投しているが、今の米国は景気が良いので、いくらトランプが優勢であっても、バイデンが勝つ。

(しかし、高齢その他の影響で誰が勝つかは微妙。前回、トランプはコロナ禍での米国景気低迷でバイデンに負けて再選できなかった、とのこと!)

 よって、「バイデンが再選して勝つ=米国の景気が良い」ということを意味し、現在米国は失業率が3.7%と低下してきており、これは、景気の回復による売り手市場を意味し、雇用拡大、賃金上昇を意味している

 よって、FRBはこのところ、「利下げ傾向」から「据え置き傾向」となっており、利下げ確率は低くなってきている。

 しかしながら、(1)で書いたように、米国の金利と円安とは実は直接の関係はなく、日本の政府が意図的に政策として円安に誘導している!

(これは去年もユルマズさんが言っており、世間がそろそろ円高に戻ると予想していたときに、ユルマズさんは日本政府が意図的に国策で円安に誘導しているので、未だ急に円高にならないと予想しており、まさに今その通りになっています!!急な円安には、政府は、介入や発言で円高誘導のそぶりを見せてはいますが、真意は不明です、、、、。)

 よって米国の異常な株価上昇は、利下げの据え置き(好景気、まさにバブル!)が原因。

【以下、凄く重要です!】

 しかしながら、米国ではFRPの引き締めサイクルの影響で、オフィス需要の減少による、商業不動産価格の低下が進んでいる、という大きな問題があります(これは、不動産価格低下は、地銀のリスク増にもつながります!)

 更に、米国の株価上昇の要因は、ITセクター株の上昇が39%も占めており、本来のバブルの時に上がるべき、電力セクター等の他の10セクターの株価は上がっていないのが問題であり、急なIT不振により株価が大きく急低下する可能性があります!!

 但し、日本は、米国とは違って、PER(以前も解説しましたが、覚えていますか(笑)? これは、Price Earnings Ratioです。つまり「株価収益率」(発行株価が、株式1株あたりの純利益の何倍かを示し、企業の収益率と成長性を示し、一般に低い方が買いやすく、通常、10倍~20倍が目安)がせいぜい今は10倍から高くても30倍程度であり、米国のIT株のように70倍~100倍にも上がっているわけでなく、適正といえます!

 これは、日本の企業が成長(利益増も!)しており、それによって株価も適正な価格にあがっていることを示しており米国の70倍や80倍以上ものPERは、日本の過去のバブルがはじけた時のような高値を呈しています。よって、逆の言い方をすれば、日本は今はまだ割安で買える企業(特に堅実な今後延びる可能性のある割安の中堅企業の株!)が多いと、言うことになります!

(多少の株価の上下はあったとしてしても、将来的にまだまだ上がる可能性を秘めている企業が多いのです。よって、海外の投資家も日本の株に注目しているんだと思われます。)

 

2.短く書くつもりが長くなってきましたが、次に重要なポイントは、「日本経済と日本株の今後の見通し」です!

日本の一番の問題は、企業でなく、個人なのです!

つまり、本来日本は、国内需要主導で、輸出主導ではないのですが、一番の問題は、円安と、物価上昇に伴う賃金上昇がないということが一番の問題です!

よって、企業の株価がいくらあがっても、以前のようなバブル感がないのは、当然なのです。よって、これは米国の状況とは全く異なり、バブルではないのです!!

(と言うことは、急に大きくはじける可能性は低いともいえるでしょう!)

 で、この原因は、何故か分りませんが、政府が国策で円安誘導していることも、その物価高の大きな原因なのです!!

(トヨタのような輸出主体の大企業は円安でも良いと思うのですが、しかし、企業の利益に伴って、もっと従業員の賃金も上げないと、バランスがとれないのです!)

 

3.これまで株関連の話となりましたが、最後に、ユルマズさんも私も重視しています、FXでのメキシコペソに関してです!

重要なのは「実質金利」であり、「見かけ上の金利」では無い!!

 つまり、メキシコは、インフレ率が例え4.8%でも、政府金利が11.3%ほどもあるので、実質金利は6.5%とかなり高く、

米国の実質金利の2.0%や日本のほぼ0%の実質金利と比べてかなり高く、私が以前から言っていますように、FXでの外貨保持によるスワップポイント(毎日貯まる金利!)は、現状10万ペソの保持で、260円/日ほどもたまるのです!!

(と言うことは、FXで10万ペソ(約80万円強/10万ペソですが、FXだとたった10万円ほどもあれば、安心して10万ペソの運用ができます。でそれで、1年経過すると、相場の上昇利益抜きでも、約260円x365日=約9万5千円も貯まるのです!つまり、ほっておくだけで、わずか1年でほぼ倍になるのです!!!

 よって、多少の金利低下があっても、メキシコペソは米ドルよりも安値で買えて、かつ、スワップポイントが高いので、有利なのです。

 でも、メキシコの情勢リスクを懸念する方もおられると思いますので、そこはグローバルな動きを良くウオッチし、リスクオフのみを警戒すれば、あとは実質金利が重要と言うことになります。

(よって、あのユルマズさんも私も、FXでメキシコペソに投資している所以なのです(笑)!)

 

 最後に、以前も書きましたが、投資は自分でグローバルなアンテナを張って正しい情報を入手し、それで自分としての投資計画を明確にして、できる限りリスクを避けた安全な投資をすることが重要です!

 そういった意味では、長期的には、新NISAでの投資も良いのですが、投資銘柄を分散させること、と更に、新NISAではせっかく成長投資枠もあるので「個別株も自分で選んで投資」し、配当金でベースを増やしたり、金やプラチナ等の他の投資銘柄にも計画的に分散投資することが重要です。

 それには、過去の相場の動きや日本以外の他国の事例も良く分析することが重要であることが、今回のユルマズさんの講演から、私も今更ながら、ひしひしと感じました!


 以上、今回は第10-3節として、先ずは米国のバブルによる株高値と日本の株価最高値(高騰で無く、通常の高値?)を例に、グローバルな動きの重要性を、具体的に複眼経済塾塾頭のエミン・ユルマズさんの講演内容をもとに、アドバイスさせて頂きました!

 

  次回のその42】ブログでは、引き続き第10-3節として、新NISA制度下での各種投資運用のコツに加えて、(投資資金が沢山ある裕福な方のために!(笑))、私がこれまで書きました第8章のような新NISA対象外のFX等々の無税でない投資運用での資産増強のコツも含め、初心者に分かりやすく、第10章として引き続き解説させて頂きます!

 更新タイミングは不定期ですので、どうぞフォロワーとして登録の上で、引き続きこのブログをお見逃しなく、お読み下さい!

 

【P.S.】毎回恒例の私のメルマガやサイトの情報です!

★最後に、毎回恒例の、皆さんのお役に立つ私のサイトのご紹介です!

1.先ずは、「使える英語力を身につけたい方の為に」のサイト

アマゾンの書籍や無料コンテンツも、盛りだくさんのサイトです!

http://www.studying-abroad.jpn.org/RealEigo.htm

 

2. 以下は、「Bookcase」で紹介されました私の人気の著書です!

https://my-bookcase.net/entry/2019年多門院英蔵おすすめの本ランキング/

 

3. 以下は、既に30タイトル以上発行済みの、私のアマゾン電子書籍サイトです!

https://www.amazon.co.jp/多門院-英蔵/e/B004LWCM8Q

 

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                       - 以上 -