FXのロスカットの計算 | 接骨院開業!柔道整復師はるの経営・副業ブログ

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みなさん、こんにちはm(_ _ )m








このテーマでは、このブログの『副業について』で書いたFXの重要事項を転載しておこうと思います。




大事なことを書いたんですが、他の記事に埋もれて探せなくなると不便だからです。




FXにおいて、よく解らないまま始めることほど危険なことはありません。





何度も読み返して理解を深めてくださいね(o^-')b










前回はロスカットの計算の項目について解説をしてみました。

業者によって表現の仕方が違うというお話をしましたね。







一応、再掲載しておきます。







①残高(=口座資産、取引証拠金、証拠金預託額)

→確定している口座残高




②損益(=評価損益)

→現在保有中のポジション(未決済のポジション)の損益




③有効証拠金(=口座清算価値、実効証拠金)=①+②

→残高(確定している資金)に損益やスワップ金利等をプラスした金額。現時点で全てのポジションを決済したらいくら手元に残るのか、の目安の金額





④必要証拠金(=維持証拠金、利用証拠金)=前回前々回と解説させてもらいました。基準通貨(通貨ペアのの通貨)の対円レート×取引数量×4%(レバレッジ25倍)でしたね。

→ポジションを維持するために必要な証拠金額





⑤必要証拠金率=④÷③×100

→有効証拠金に対する必要証拠金の割合





⑥余剰証拠金(=余剰金額、超過証拠金額、発注可能金額)=③-④

→新規注文を発注することができる金額、ロスカットまでの取引余力金額




⑦証拠金維持率=③÷④×100

→必要証拠金に対する有効証拠金の割合






⑤と⑦が直接ロスカットに関係する項目です。







ここではカッコ外の表現で説明していきたいと思います。













そもそもFXのロスカットとは、保有しているポジションに一定の含み損が出た場合に、業者がポジションを反対売買により強制的に決済することです。












ロスカットされると損失が確定しますが、それ以上の損失を防ぐことができます。



これがないと損失がさらに膨らんだ場合、預け入れた資金の全てを失いかねないどころか、追加で損金を支払わなければならない事態が生じます。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。












つまりロスカット制度とは投資家とFX業者の両方を守るためのセーフティネットの役割を果たしているわけですね(o^-')b












原則、ロスカットが生じても借金を抱えるということにはなりません。












ただ、相場の動きがあまりにも急激だった場合、ロスカットの決済シグナルが間に合わない場合があり、預け入れた資金 を上回る損失が出る場合も有り得るので注意が必要です。














ロスカットの基準はFX業者により設定がバラバラです。









例えば証拠金維持率が40%を割り込んだ時、50%を割り込んだ時、はたまた必要証拠金率が100%を上回った時などです。












数字がバラバラなのは許せるんですが、判定項目まで違うというのはいかがなものでしょう?







ロスカットの判定基準が異なる2社を比べて、さっそく計算してみましょうφ(.. )







ここではスワップ金利については含んでないのでご了承ください。







その他は読み込めばわかるように記載してみるので、しっかり理解してくださいね(o^-')b













FX業者Aのロスカットルール



・レバレッジ25倍



・ロスカットは証拠金維持率が40%を下回ったとき








FX業者Bのロスカットルール




・レバレッジ25倍



・ロスカットは必要証拠金率が100%を上回ったとき













○入金




入金額は10万円とします。

ポジションはまだ建 てていないので②④⑤⑦は0のままです。

各項目の後ろにそれぞれの計算の仕方を書いておきます。

必要証拠金の計算は、基準通貨(通貨ペアのの通貨)の対円レート×取引数量×4%(レバレッジ25倍)でしたね。






① 残高 100,000円

② 損益 0円 

③ 有効証拠金 
100,000円 ①-②

④ 必要証拠金 0円

⑤ 必要証拠金率 0% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 100,000円 ③-④

証拠金維持率 0% ③÷④×100












 

○USD/JPYを80円で1万通貨買いポジションした時

 (ミラートレーダーなら10Kのlongのポジション、MT4含めその他は0.1lotのlongのポジション)




ポジションを建てたので、必要証拠金率証拠金維持率が発生します。






① 残高 100,000円

② 損益 0円

③ 有効証拠金 100,000円 ①-②

④ 必要証拠金 32,000円

⑤ 必要証拠金率 32% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 68,000円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 312.5% ③÷④×100















○USD/JPYが80円から79円へ円高になり、含み損が発生




含み損が発生して有効証拠金が減り、必要証拠金率が上昇し証拠金維持率が低下。

損益の計算は、値幅×取引数量×相対通貨(通貨ペアのの通貨)の対円レートでしたね。

この場合はドル円なのでクロス円ですから

(79円-80円)×1万通貨=-10,000円

と、なります。






① 残高 100,000円

② 損益 -10,000円

③ 有効証拠金 90,000円 ①-②

④ 必要証拠金 32,000円

⑤ 必要証拠金率 35.56% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 5,8000円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 281.25% ③÷④×100 












FX業者Aのロスカット執行の臨界点は、USD/JPYが71.28円になった時




ここまで円高になると証拠金維持率が40%へ大きく減少します。

よってロスカットは、71.28円を下回った時点で行われることになります。




損益の計算は(71.28-80)×1万通貨=-87,200です。






① 残高 100,000円

② 損益 -87,200円

③ 有効証拠金 12,800円 ①-②

④ 必要証拠金 32,000円

⑤ 必要証拠金率 250% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 -19,200円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 40.00% ③÷④×100












FX業者Aのロスカット臨界点の71.28円で決済した時




有効証拠金の計算は次の通りです。

100,000円-87,200円=12,800円




ポジションを解消したので②④⑤⑦は0になります。






① 残高 12,800円

② 損益 0円

③ 有効証拠金 12,800円 ①-②

④ 必要証拠金 0円

⑤ 必要証拠金率 0% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 12,800円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 0% ③÷④×100












FX業者Aのロスカット執行は71.27円




有効証拠金の計算は次の通りです。



ロスカット執行前は残高100,000のままなので

100,000円-(71.27円-80円)×1万通貨=12,700円




① 残高 12,700円

② 損益 0円

③ 有効証拠金 12,700円 ①-②

④ 必要証拠金 0円

⑤ 必要証拠金率 0% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 12,700円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 0% ③÷④×100












FX業者Bのロスカット執行の臨界点は、USD/JPYが73.20円になった時




ここまで円高になると、必要証拠金率は100%へ上昇




損益は(73.20-80)×1万通貨=-68,000です。




① 残高 100,000円

② 損益 -68,000円

③ 有効証拠金 32,000円 ①-②

④ 必要証拠金 32,000円

⑤ 必要証拠金率 100% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 0円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 100% ③÷④×100












FX業者Bのロスカット臨界点の73.20円で決済した時




有効証拠金の計算は次の通りです。

100,000円-68,000円=32,000円




ポジションを解消したので②④⑤⑦は0になります。




① 残高 32,000円

② 損益 0円

③ 有効証拠金 32,000円 ①-②

④ 必要証拠金 0円

⑤ 必要証拠金率 0% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 32,000円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 0% ③÷④×100













FX業者Bのロスカット執行は73.19円




有効証拠金の計算は次の通りです。




ロスカット執行前は残高100,000のままなので

100,000円-(73.19円-80円)×1万通貨=31,900円










① 残高 31,900円

② 損益 0円

③ 有効証拠金 31,900円 ①-②

④ 必要証拠金 0円

⑤ 必要証拠金率 0% ④÷③×100

⑥ 余剰証拠金 31,900円 ③-④

⑦ 証拠金維持率 0% ③÷④×100
















以上です。










業者Aの方が業者Bより相場の逆行には耐えられるということですが、決してAの方が優れているというわけではありません。










ロスカットされた時の残金はBの方が多いわけですし。










どちらを選ぶかは好みの問題です。










そして何より、自分でロスカットは相場がいくらになった時だなと把握できてることが大事なのです。










あまりギリギリの勝負では資産運用の視点からいかがなものかと思います。










余裕をもったポジション管理が重要だということです。










業者によって表現が異なる場合も多いですが、キチンと把握できるようになってくださいね。



















数回に分けてFXのリスク管理の基本をお話してきましたが、いかがでしたか?










FXを始めるつもりなら、ロスカットの計算の仕方は必修科目です。







みんな、最初にここでつまずくんですよね(^▽^;)








内容には万全を期してますが、誤り等あればご指摘くださいm(_ _ )m













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