てんかんについて  | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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健康であるためには、自然であることが一番です。
そのためにいろいろ試されたりしていると思います。
そのひとつに中国医学の智慧をお届けします。
中国医学は、素晴らしい医学です。その中の生活に密接した部分の智慧をお届けします。

てんかんについて


フーフーです。てんかんについて教えてほしいと依頼が入りました。

てんかんについては、西洋医学と考え方が少し異なります。
西洋医学的にはさまざまな神経系に障害を生じるケースがあり、体が硬直したり、震えや痺れが出たり。意識不明や動悸、吐き気を生じることがあります。
脳の問題や神経疾患のように考えますが、中国医学では、てんかんは気血の疾患で考えます。
身体の硬直の気血が流れすぎて硬直。
気血が流れにくいために痺れ。
流れにくいところに無理に流そうとすると震え。
気血が流れすぎたためにのぼせるような意識不明。
気血が体内に閉じ込められて、心を中心に巡りすぎると動悸。過呼吸、吐き気になります。

その状態の引き金となるのが、人それぞれ違います。
多くはむくみと関係しており、皮膚や下肢のむくみが強くなったり、また、冷えて固くなったりすると、その他の部位に気血が流れすぎて発生します。