自傷表現あります。ご注意下さい。

昔から、自分を守る事が苦手だった。
物に当たったり、大量服薬をしたり、
腕切ったり。
理解してもらえない。
何度も手首から肘まで、切っては縫われた。
大量服薬ではあと少し処置が遅ければ、人工透析になるほど重篤なことになったこともあった。
旦那と結婚してしばらくは落ち着いていたけれど、
所詮BPDが簡単に良くなるはずもなく、
自傷行為は続いている。
静脈を切断して血液が噴き出し、布団やら部屋中を血塗れにし、救急車で運ばれ縫合されたものの、
また同じ所を切ってゴミ箱に血を溜めて捨てて、も繰り返した。
自分でも、病気が怖い、死にたくない、と、
何も考えたくない。死にたい。
矛盾した二つの気持ちがぐちゃぐちゃになっていることは理解している。
血を抜くことが自分の中で儀式化したのは、肉腫が血液を養分として育っていくということを知ってからな気がする。
親友をODで失ってからもしばしば自傷行為を繰り返す私に、呆れて離れていった人もいた。
今思えば私のBPDなんかの理解が全くなかったんだろうな、と冷静に思う。

ただ、自分の感情を自傷行為でどうにかしなくては。そんな気持ちなんだと思う。
人が傷ついていくことはわかる。
でも理屈ではない。どうにもならない感情が、自傷を産む。
閉鎖的空間で、ストレスばかり溜まっていく。
ただ、それだけなんだと思う。