日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

自然は人間を清く強くする

2024年01月25日 | 日記

 

1.令和六年、能登半島地震に遭遇されました皆様の御苦難の報道に日々接し、先ず、お亡くなりになられました方々の御冥福を心よりお祈り申し上げさせていただきます。そして、被災されました皆様の生活が一日でも早く再建され、今日から明日へと力強く踏み出されますことを、心からお祈り申し上げます。

 

2.今回の地震は、奥能登という地理上の位置に加えて、港湾部では湾底が海面上に露出する隆起(4m余)が生じるほどのもので、被害は甚大なものになっています。

 

3.しかし、皆さん、生き抜きましょう。今は、孤独を感じていらっしゃり、明日の生活が見えない状態にあっても、明日の息吹と御自分の明日を信じ、生き抜いてください。このような地震(地殻変動)を起こした自然(地球)は、皆さん(私たち)に再び生きる恵みを与えてくれます。そして、皆さんの故郷であるコミュニティの力を信じましょう。

 

4.そして、このような自然は、人間を清く強くします。自然は、人間にとって、畏怖の対象であり、崇敬の対象であり、実りと海山の恵みを与えてくれる感謝の対象です。そして、人間を清く強くします。

 

5.自然を前に、私たち人間は身を清めます。そして、明日を切り開くための課題に取り組みます。この時、人間は強くなります。この強さを何故かと考えるに、それは、自然を前にして、その人が自分の属するコミュニティに対して持つ献身とか貢献とかの思いの強さが、この強さを生むと考えてよいように思います。この例を数えるにいとまがありません。このような人は、能登半島地震の被災者や被災者を救援する人の中からも、必ず出ます。皆さんも、こうした人になられるように、気持ちを強く持って生き抜いてください。

 

6.そして重ねて、被災されました皆様が力強くそれぞれの生活を再建されますことを信じ、心からお見舞い申し上げます。

 

 

 

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