「令和の米騒動」から考えるお米の大切さ

2025/03/29

日記

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米騒動

この言葉を聞くと、中学生のころ、日本史の授業で習った記憶がよみがえります。

お米は日本人にとってなくてはならない食べ物であり、主なエネルギー源です。
日本人はお米によって育まれてきたといっても過言ではないでしょう。

特に江戸時代には、現在の税金にあたる年貢としてお米が納められていました。
また、栄養価の高い食べ物が少なかった時代、お米は重要な栄養源でした。
さらに、白米が贅沢品とされていた時代もあります。

私はお米が大好きです。
白米が大好きです。
そして、そんなお米を育ててくださっている農家の皆さまに、心から感謝しています。

ところで、毎年11月23日が何の日かご存じでしょうか?

【勤労感謝の日】

多くの人が「働く人へ感謝する日」と認識しているかもしれません。
しかし、実はもう一つ大切な意味があるのです。



新嘗祭とは、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供え、感謝の奉告を行う儀式です。そして、供えられたものを神からの賜りものとして、自らも食されます。
(出典:Wikipedia)
つまり、天皇陛下は毎年、新嘗祭を終えてから新米を召し上がられるのです。

昨年、新米がいつ店頭に並んだか覚えていますか?

8月頃から店頭から米が消え始め、「令和のコメ騒動」と呼ばれる事態が発生しました。
本来、新嘗祭の前後に店頭に並ぶはずのお米が、10月頃からすでに出荷せざるを得なくなったのです。

多くの消費者は、その時に食べるお米を確保しようと、天皇陛下よりも先に、新嘗祭のお供えよりも先に、新米を口にしました。

この影響で、今年のお米も不足が予想されていました。
そして、ようやく店頭に並んだお米は高騰し、今では昨年のほぼ倍の価格にまで上昇しています。

私個人としては、昨年の新米を、新嘗祭の翌日に感謝の気持ちを込めていただきました。

白米は、日本人にとって必要不可欠な主食です。

お米農家の方々は、毎年さまざまな困難を乗り越えながら、お米を作ってくださっています。
その年の天候によって、お米の出来は大きく左右されます。

食卓に並ぶお茶碗一膳のお米に、感謝の気持ちを持ちましょう。

そうすれば、自然と手を合わせたくなるはずです。

「いただきます」と。

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