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2024年5月12日日曜日

掘削作業開始!

 ~思わぬトラブルに見舞われる~



 長芋を植えるためには、1mほどの穴を掘らなければならないそうです。


 わが社のバックホーを使えば何とかなるでしょう。




 ガシガシと粘土質の土を削り、穴を掘り進んでいきます。



 ゴルフのドライバーなら1ヤードでも遠くへ


 畑の畝なら1㎝でも長く…もうあと10㎝…というところで…



 どうやら水脈に突き当たってしまったようですね。

 ダムが決壊したように、勢いよく穴に水が流れてきます。



 ボー然とする越麻呂


 そのうち止まるのでは…と思っていたのですが、勢いが衰える気配がありません。


 まずい!


 慌てて決壊した辺りに土を埋め戻しました。

 何とか止まってほっと一息。


 1m40㎝くらい掘っているので、影響はないでしょう。


 掘った土を埋め戻します。



 せっかく掘ったのに埋め戻すというのは、納得できないところもありますが…

 まぁ土を柔らかくして、長芋が下に伸びていく環境を整えるということで、自分を納得させます。


 完熟牛糞堆肥を山のように投入し、牡蠣殻石灰を撒き、有機肥料を与えて畝を作ります。



 購入した種芋と、農家の方からいただいた種芋でかなりの本数になり、結局二畝作りました。



 種芋を植えて出来上がり。



 やれるだけのことはやったので、これでうまくいかなかったらしょうがないですなぁ。


 堆肥研究家は、去年できなかった食用菊の畝の後片付け。

 去年はクマの出没で作業ができなかったのです。



 すぐ奥がクマの住処なので、一人の時は作業することができないのでね…。

 


 庭にはつつじが咲いていました。





 オオカメノキ


 

 こちらはウワミズザクラ







 いいですね。

 明日からまた本業です。








2024年5月9日木曜日

これと…これ!

 ~長芋の種芋を比べてみた~




 私の秋田での友人知人には、家庭菜園をやっている人が何人かいます。

 でも、長芋を植えてうまく収穫できたという話は聞きません。


 家庭菜園にとって、長芋作りは別格なのです。


 長芋は以前から作りたいと思っていたのですが、難しそうで素人には無理…と、勝手に思い込んでいました。


 でも、どうしても自家製長芋を食べたいのですよ!


 先日、2種類の種芋が届きました。

 どちらも日本を代表する種苗会社の種芋です。



  こちらはやけに細いのですが、自然薯だったっけ?



 それにしても…細い…大丈夫だろうか?


 添付されていた「長芋の作り方」を書いた紙を丁寧に読み、書いてある通りに堆肥研究家が種芋の先端を切りました。


 これで準備OK…と。

 後は穴を掘るだけ…ですか。


 一昨日、事務所に閉じこもって仕事をしていると、堆肥研究家の親戚で男鹿の農家の方が、種芋がたくさん入った段ボール箱を抱えてやってきました。


 これ…全部くれるんですか?

 プロの農家の種芋が、これ。



 大きい!

 大きさが全然違うんだけど…。


 なにしろ、バックホーに長芋専用のバケットを取り付け、深さ1mの穴を長さ100mにわたって掘り、長芋の畝をつくるという長芋のプロの種芋です。


 先程の先端を切った種芋を見つけ


 「なして切ったなや!(注:先端から立派な芽が出るのに、切ってしまったらあかんがね)」


 えっ?えっ?え~~っ!


 どうなるか…両方植えてみましょう。


 プロ農家に長芋の植え方を教えていただきました。


 当初見当もつかなかったのですが、イメージが湧きましたよ。


 今週末に植えることにします。


 任せにゃんこ!





2024年5月6日月曜日

これが……こう!

 ~「これが…こう」が、さらに…こう!~



 連休中越山農園では、乗用草刈機、チェーンソー、ハンディソー、刈払い機、運搬機、バックホーのエンジン音が、毎日心地よく鳴り響いていました。


 私のギターの音も…。


 明日からまた本業に専念しなければならないので、連休中に農作業のめどをつけなければならないのです。


 先日の畑はこれでした。



 これを何とかしなければ、野菜の苗を植えることはできません。

 やるしかないでしょうなぁ。


 で、こうなりました。



 サンカクホウと手では、とてもできそうもなかったので、バックホーの登場です。


 頼もしいです。



 これに堆肥を投入。

 さらに、こうなりました。



 ここの一角には、長芋と自然薯の種芋を植えるので、堆肥は多めに…と。



 レーキで均します。



 ミニトマトの苗128本ほか、いろんな苗を植える準備が、ひとまず整いました。


 ニンニクも順調に育っています。



 果樹を植える穴もいくつか掘り、連休は終了。


 労働のご褒美はこれ。



 孟宗竹のタケノコです。


 一人二人ではクマに襲われるリスクがあるため、とても竹林に入ることはできませんが、チーム元太郎さん達と5人でわいわい言いながら収穫。


 一輪車で二つ採れました。

 みんなで山分けです!


 明日からまた本業で頑張ります!

  


 先日、わが社の営業部長のハナニャン君が話を持ってきてくれた会計監査の仕事。


 秋田県内の大きなプロジェクトの一環として設立された会社のようで、設立時から会社法でいうところの「会計監査人設置会社」としてスタートするようです。


 田舎の里山にひっそりとたたずむ公認会計士事務所ですが…


 任せてくだにゃい!






2024年5月1日水曜日

畑でギターを弾こう

~活動を始めた果樹たち~


 日中ハナタロ畑で、ギターを弾きながら気持ちよさそうに歌っているおっちゃんに出会いました。 


 どうやら越麻呂とかいう、この町に住む公認会計士のようですよ。


 名古屋時代のギター仲間マッシュさんが鶴舞公園で歌っているそうで、それなら自分は畑で…と思ったようです。


 クマ対策にいいんじゃないでしょうか…歌っている間は農作業できないけど…。


 さて越山農園では、多品種果樹園のみんながそれぞれ活動を始めています。


 無花果はようやく目覚めたようですよ。




 ブラックベリー




 ポポーは花が乱舞しています。



 スモモも今年は2年ぶりに爆発しそうですよ。



 プルーンの花もきれいですね。



 こちらはマルベリー

 今年は期待していますよ。



 ブルーベリーも花が咲き始めました。



 花一つに実が8個~10個くらいつくそうです。

 ということは…



 ピンクレモネードの花は、まだこれからのようですね。



 いいシーズンになりました。




2024年4月30日火曜日

128本のミニトマトの苗

 ~植える場所が…~


 ハナタロ畑では、ようやくジャガイモの種芋を植え終わりました。



 植えたのは、トカチゴガネという品種。

 長持ちするし、とてもおいしいです。


 玉ねぎも、いい感じですね。




 世間ではGWですが、堆肥研究家は、ひたすら草むしり。

 ご苦労様です


 土縁では、ミニトマトの苗が順調に育っています。



 今朝数えたら、立派な苗が128本ありました。

 一本一本が、高さ2メートルくらいまで成長します。


 堆肥も届きました。



 ところが…苗を植える場所は…

 一面ハコベを中心とした雑草に覆われています。



 ハコベという雑草がはびこっているところは、土がいいそうですね。


 ハコベに、


 「いやはや…いい土ですな」


 などと褒められても、困るんですけど。


 どうすんの、これ?





2024年4月23日火曜日

諦めの悪い男たち

 ~わしらのことですケン~


 昨年の9月下旬、立派に成長した無花果の成木が7本、クマに引き裂かれていました。


 それから数日後、今度は8年ほどかけて育てた立派な栗の木が、なぎ倒されてぺしゃんこになっていました。


 ブドウは全滅…


 自宅のすぐ裏の、シンボルツリー的な柿の木は、毎年数百個の実をつけるのですが、



  毎夜通ってくるクマに食われ続け、ただの1個も収穫できませんでした。


 ポポーも食べられ放題…。


 原野を開拓して10年。

 やっと成果が現れはじめ、さぁこれからという時でしたがね。


 投下資本は回収できないけれど…10年間十分楽しんだし…


 農業はやめても…まぁいいかぁ……


 と言いたいところですが、


 諦めが悪いのよ、越麻呂は!


 クマに引き裂かれた無花果の成木は、



 地面に落ちてしまったほうを切り落としましたが、片側は残しました。



 



 無花果は樹勢が強いので、また生えてくるでしょう。



 無花果がやられた辺りに生えている、クマの絶好の隠れ場所となっているニセアカシアの木は、申し訳ないけれど切り倒し、見晴らしをよくしました。



 果実はクマに食べられて全滅でしたが、ブドウの木本体はこんなに生長しています。



 元太郎さん達がきれいに剪定してくれました。



 クマの大好物のサルナシも、棚を補強したうえで剪定



 なぎ倒された栗の木だって、まだ生きていましたぜ。



 柿の木のそばの松林やささやぶは、自宅のすぐ近く。


 最もクマと出くわす可能性が高いので、見晴らしよくするために松をチェーンソーで切っていきます。



 


 私は仕事で動けないのですが、チーム元太郎さん達が大活躍。


 後片付けが大変だぁ~

 GWまで待ってね。




 クマに2本引き裂かれた畑区画の無花果の、ほんのすぐ奥で発見された「けもの道」は、私がバックホーで撤去しました。







 

 クマ対策はまだ道半ばですが、自分たちで出来ることからやっていきます。


 自分たちの身を…命を守るために、必要なことなのです。