4月13日、埼玉県さいたま市桜区の「桜草公園」です

国の特別天然記念物「田島ヶ原サクラソウ自生地」では「サクラソウ」（ニホンサクラソウ）が見頃を迎えていました

 

志木街道・秋ヶ瀬橋の南側、荒川河川敷にある「桜草公園」、約3.4haの広大な「田島ヶ原サクラソウ自生地」第一指定地です

 

サクラソウ自生地のほとんどを覆っている「ノウルシ」はすでに見頃過ぎでした

 

「サクラソウ（桜草）：ニホンサクラソウ」は準絶滅危惧種に指定されています

自生地でのサクラソウの成育数は70万株ほど、例年の開花率はそのうちの2～3割くらいとのこと

実際はもっと少なくなっていそうです

 

ピンクの群落があちこちに見られますが、今年は他の草の成長が早く「サクラソウ」は埋もれてるところが多かったです

 

今年の気候で花はどうかな？と思いましたけど、意外としっかり咲いてくれてました＾＾

 

可憐なピンク色の花、しわしわの葉っぱも特徴です

 

 

白花は咲きはじめでした

 

第二指定地です、ここには大きな群落が見られます

 

その他の花たち
サクラソウ自生地はいろいろな山野草の宝庫でもあります

左）ジロボウエンゴサク（次郎坊延胡索）

右）ヒキノカサ（蛙の傘）

 

左）カントウタンポポ（関東蒲公英）

右）シロバナタンポポ（白花蒲公英）は終わりかけでした

 

ヒロハハナヤスリ（広葉花鑢）はシダ植物、コヒロハハナヤスリ（小広葉花鑢）も見られます

 

左）アマドコロ（甘野老）は咲きはじめ、これからサクラソウ自生地を埋め尽くすくらい咲きます

右）スイバ（酸葉）もたくさん揺れてました

 

公園内では翌日の「桜草祭り」の段取りが進んでいました

 

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